2021年5月14日

八つの仰天(R3.5.14)

 令和3年5月14日のショートメッセージ(Vol.407)。昨日実施した「仰天集会」で発表した「八つの仰天」についてお話ししました。今日12:0013:00トークライブでもう少し詳しくお話しし、質問もお受けします。そちらもご参加いただければ幸いです。

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2021年5月13日

八つの仰天【調査会NEWS3437】(R3.5.13)

※明日14日正午から今日の特定失踪者問題調査会幹事会で決まったことについて「トークライブ」でご説明しご意見、ご質問をお聞きします。ぜひご参加下さい。

5月14日(金)12:00~13:00

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 

 特定失踪者問題調査会では本日5月13日今後の活動について議論し、夜開催した「5・13仰天集会」で次のように発表しました。

1、しおかぜクラウドファンディング

・クラウドファンディングを5月14日から開始

・クラウド開始記念ステッカー(車両などに)

2、政府に対する訴訟も含めた法的措置の検討

・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長・土田庄一法律家の会事務局長を共同座長とする法的措置検討委員会(仮称)が本日立ち上げられた。

3、事態が変化しないのであればコロナ感染拡大が終息しているという前提で国会前の座り込みを行う。

4、北朝鮮への情報注入

・しおかぜでの北朝鮮の幹部や団体(趙甬元・保衛部など)を指名したメッセージの送信

・FAXプロジェクト(北朝鮮への直接のビラ送信)を秘密拠点から実施

・バルーンプロジェクトの日本海側からの撒布

5、国内外への情報発信

・「その後を考える集い」の再開

  ・国際短波放送の政府による管理を目指して

  ・ー防衛省の情報公開で分かった「不断に検討せず」

  ・日朝国交正常化交渉のウラのウラ

  ・英文での国際的な情報発信を強化

6、国会への要請

・米国頼みではなく日本としてどうするかを明確にするよう要請

・拉致被害者が多数出ているにもかかわらず日本国内での工作員の取締りの法的措置をしないのは国会の不作為であるとして対処を求める

・共産・社民・れいわ新選組への要請(これまでは拉致問題対策本部・対策委員会が設置されていなかったので要請していなかった)

7、国内外の情報収集

・これまで関心を持たれなかった問題に焦点を当てる。

  ・太平洋側の拉致及び工作活動の調査

  ・1960年代以前の拉致及び工作活動の調査

  ・1990年代以後の拉致及び工作活動の調査

  ・実は思った以上に根の深い固定スパイについての調査

・米国政府機関・米軍からの情報収集(情報公開請求を含め)

8、映画「めぐみへの誓い」を北朝鮮の人たちが見られるようにする

 詳しくは冒頭記載のトークライブをご覧下さい(後からもアーカイブでご覧になれます)

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■マスク・ポスターVer. 24と特定失踪者・拉致被害者パンフレット改訂版好評発売中(迷彩マスクは販売終了しました)

・マスク(2枚+マスクケース):1セット2000円

・ポスター(A1版):1枚100円

・パンフレット(A4版20ページ・特定失踪者・政府認定拉致被害者・警察断定拉致被害者・救う会認定拉致被害者の写真と簡単なデータが記載):1冊200円。

 いずれも調査会ホームページからインターネットでご購入いただけます。

https://www.chosa-kai.jp/goods

 

<調査会役員・特定失踪者家族会三役等の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> 

※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 

 

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)

・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長兼調査会副代表がゲスト

https://youtu.be/KmJaSVAb9E8

・増元照明調査会副代表(前家族会事務局長がゲスト)

https://youtu.be/u3OjhdYrb2o

 

★5月22日(土)午前 北九州(加藤久美子さん)現場ライブ

・代表荒木が参加

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 

★5月22日(土)14:00 北朝鮮人権シネマフォーラム in 鳥栖(特定非営利活動法人武闘塾主催)

・鳥栖市民文化ホール

 バス文化会館徒歩1分(鳥栖市宿町807 0942-85-3645)

・調査会代表荒木・幹事石原が参加

 

★5月23日(日)13:30 北朝鮮人権シネマフォーラム in福岡(救う会福岡・調査会主催)

・福岡市健康づくりサポートセンター「あいれふ」

 地下鉄赤坂駅徒歩4分(福岡市中央区鶴舞2-5-1)

・特定失踪者家族会吉見副会長・調査会代表荒木・幹事冨永が参加

・問合せ 救う会福岡(https://sukuukai-fukuoka.jp/mail)

 

★9月11日(土)14:00 熱田神宮文化講座(熱田神宮主催)

・熱田神宮文化殿

 名鉄神宮前徒歩3分(名古屋市熱田区神宮1-1-1)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ 熱田神宮文化殿(052-671-0852)

 

★代表荒木のYouTubeチャンネル

 毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 

 ★FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」 

毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 他

幹事長村尾がパーソナリティー  

現在休止していますがバックナンバーはYouTube Office Movementのチャンネルからはいつでも聴取できます。

https://www.youtube.com/channel/UCTtzOOIcIOa22_gnLubk8Dg

 

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回26分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 

http://ajer.jp 

 

★予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」

・代表荒木がキャスターをつとめています。

https://www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg

----------- 

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 

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北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(令和3年1月22日現在確認分)

http://araki.way-nifty.com/araki/2021/01/post-2e613f.html

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

https://drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing

_________________________________________ 

特定失踪者問題調査会ニュース 

--------------------------------------------------------- 

〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 

Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059 

email:comjansite2003■chosa-kai.jp 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ 

YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A 

発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 

kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

<カンパのご協力をよろしくお願いします> 

■特定失踪者問題調査会■ 

●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 https://www.chosa-kai.jp/net_de_kifu

●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 

●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 

●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

(銀行口座のカンパで領収書のご入用な場合はご連絡下さい) 

■特定失踪者家族会■ 

郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 

銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128(イチニハチ) 口座番号4097270 特定失踪者家族会

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八つの仰天【調査会NEWS3437】(R3.5.13)

※明日14日正午から今日の特定失踪者問題調査会幹事会で決まったことについて「トークライブ」でご説明しご意見、ご質問をお聞きします。ぜひご参加下さい。

5月14日(金)12:00~13:00

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 

 特定失踪者問題調査会では本日5月13日今後の活動について議論し、夜開催した「5・13仰天集会」で次のように発表しました。

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7、国内外の情報収集

・これまで関心を持たれなかった問題に焦点を当てる。

  ・太平洋側の拉致及び工作活動の調査

  ・1960年代以前の拉致及び工作活動の調査

  ・1990年代以後の拉致及び工作活動の調査

  ・実は思った以上に根の深い固定スパイについての調査

・米国政府機関・米軍からの情報収集(情報公開請求を含め)

8、映画「めぐみへの誓い」を北朝鮮の人たちが見られるようにする

 詳しくは冒頭記載のトークライブをご覧下さい(後からもアーカイブでご覧になれます)

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■マスク・ポスターVer. 24と特定失踪者・拉致被害者パンフレット改訂版好評発売中(迷彩マスクは販売終了しました)

・マスク(2枚+マスクケース):1セット2000円

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<調査会役員・特定失踪者家族会三役等の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> 

※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 

 

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・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長兼調査会副代表がゲスト

https://youtu.be/KmJaSVAb9E8

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★5月22日(土)14:00 北朝鮮人権シネマフォーラム in 鳥栖(特定非営利活動法人武闘塾主催)

・鳥栖市民文化ホール

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・熱田神宮文化殿

 名鉄神宮前徒歩3分(名古屋市熱田区神宮1-1-1)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ 熱田神宮文化殿(052-671-0852)

 

★代表荒木のYouTubeチャンネル

 毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 

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毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 他

幹事長村尾がパーソナリティー  

現在休止していますがバックナンバーはYouTube Office Movementのチャンネルからはいつでも聴取できます。

https://www.youtube.com/channel/UCTtzOOIcIOa22_gnLubk8Dg

 

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回26分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 

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★予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」

・代表荒木がキャスターをつとめています。

https://www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg

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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 

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北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(令和3年1月22日現在確認分)

http://araki.way-nifty.com/araki/2021/01/post-2e613f.html

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

https://drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing

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特定失踪者問題調査会ニュース 

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発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 

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●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 https://www.chosa-kai.jp/net_de_kifu

●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 

●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 

●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

(銀行口座のカンパで領収書のご入用な場合はご連絡下さい) 

■特定失踪者家族会■ 

郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 

銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128(イチニハチ) 口座番号4097270 特定失踪者家族会

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拉致被害者が帰ってきたときの対応について(R3.5.13)

 令和3年5月13日木曜日のショートメッセージ(Vol.406)。拉致被害者が帰ってきたときにどうするかというのは「捕らぬタヌキの皮算用」に思われるかもしれませんが、考えておいた方が良いことです。実際に7年前のストックホルム合意のときも色々ありました。このことについては山ほど色々なことがあるのですが、とりあえずさわりの話だけ。

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2021年5月12日

人民艦隊事件(日本における外事事件の歴史8)【調査会NEWS3436】(R3.5.12)

特定失踪者問題調査会特別調査班

 これまで紹介してきた「日本における外事事件の歴史」の内容は主に北朝鮮側によるものでしたが、今回紹介しますのは、当時の日本共産党によって起こされた「人民艦隊事件」と呼ばれる事件です(文中敬称略)。

 昭和25(1950)年にGHQ(日本を占領していた連合国の総司令部 司令官:ダグラス・マッカーサー)の指令によって日本共産党員とその同調者が公職などを追放されたことに起因して、共産党が“主流派”や“国際派”、あるいは“国際主義団”など幾つかに分派した時期があり、当時の主流派が昭和26(1951)年2月に開催した第4回全国協議会(4全協)において軍事方針を含む行動方針が採択され、同年10月に開催された第5回全国協議会(5全協)によって「51年綱領」とされる武装闘争不可避論、武装闘争路線、暴力革命路線と「軍事方針」が採択されたことにより、全国各地で様々な事件が生起しました。

 この流れの中で起きた事件であることから、「当時の日本共産党によって…」と表記したのですが、実はこの事件自体は後に開かれた裁判によって「無罪」の判決がなされた事件です。したがって本来なら事件として扱うのを避けるべきかもしれませんが、戦後に日本国内を舞台とした外事事件、特に北朝鮮関連を追及していく際にどうしても避けて通れない事件であるため、あえて紹介する次第です。

 昭和27(1952)年5月上旬、山口県下関港から中国に向けて密出国をしようとした日本共産党員16名が検挙されるという事件があり、密航に使用する予定だった漁船は逃走しましたがその後の調べで漁船は「第3白山丸」と推定されましたこの第3白山丸は以前に中国側に拿捕された経緯もある漁船でした。

 この事件から5年後の昭和32(1957)年12月2日、「北鮮密航グループ手入れ 17人の逮捕開始 全国37か所を捜索」という報道記事が出ます。内容は、警察庁がかねてから日本と北朝鮮間での密航や密貿易グループの解明を全国の警察に指示していた結果、その一端が明らかになったので海上保安庁とも協力して大阪、京都、新潟、山口、鳥取、島根、兵庫、広島、愛媛などの県警を動員し全国37カ所を出入国管理令、外国為替、外国貿易管理法、関税法などの違反容疑で一斉捜索し逮捕者も12名だったというものです。

 記事によれば警察庁は過去2年間にわたってこのグループを追い続け、11月に山口県警が出入国管理令、船員船舶法違反で検挙した船員の取調べから7月に北朝鮮の新浦から日本共産党の袴田里見常任幹部会員や河田賢治中央委員を兵庫県の香住港に上陸させたことや、漁船10数隻で常習的に日本と北朝鮮の間を往復し、日本共産党の非合法財政組織に一役買い、北朝鮮や中国からの資金や指令の伝達に関係した他、日本共産党の秘密党員や北朝鮮の工作員など3、40人を運んでいたことなどが判明したということでした。また密航だけでなく、密貿易も手掛け、一往復で700~2000万円の荒稼ぎで、総額は数億円にのぼるとも推定されているとのことでした。

 これを機に朝総連内朝鮮劇団事務局長で元日共民族対策部幹部、李太宇こと金忠権(38)と同部員の趙鐘培(29)2人を出入国管理令違反容疑で全国に指名手配していたところ、12月23日に趙が栃木県宇都宮市内で逮捕されます。趙と金は昭和30(1955)年12月に北朝鮮への密航するため日本の漁船で山口県の下関港を出港し、翌昭和31(1956)年1月に愛媛県八幡浜港に密入国していたもので、趙自身は北朝鮮によるスパイ事件にも関連があった人物で対日工作員とみられているとのことでした。

 年が明けた昭和33(1958)年1月30日、海上保安庁は第6海上保安部(広島)を中心として在日朝鮮人を含む日本共産党員の北朝鮮との密輸グループに対する一斉手入れを行い首謀者とみられる日本共産党員・芝村憲三(30)(大阪市西成区津守町)ら党員5人を含む10人を外国為替、外国貿易管理法、関税法、検疫法等違反容疑で逮捕、東京、大阪、下関、門司、厳原、愛媛など20数ヶ所を捜索したと発表しました。

 海上保安庁の調べでは昨年12月2日に検挙された事件と同様、容疑者たちが昭和31(1957)年12月ごろから吉祥丸(51.46トン)、第6金比羅丸(49.3トン)、第8明栄丸(35.56トン)などの小型船を使用して表面は日本と韓国間の合法貿易を装いながら北朝鮮に船を回し密貿易をしていたもので、特に注目されるのは、北朝鮮の対日工作員を日本から脱出させるなどの秘密連絡にあたっていた疑いがあるとのことでした。

 この事件は日本共産党指揮のもとに“海上区常任”として活躍した同党員が主力となってこれらの船に乗組み、北朝鮮の某有力対日工作員の国外脱出にあたっては船長以下の乗組員全部を日共党員で固め、送還したりしていたということで、北朝鮮当局はその役割を高く評価していたというものです。

 この2か月後の3月22日、警視庁公安部は静岡県警、千葉県警の協力を得て日本共産党の海上オルグによる日本と中国間の密航などを内偵していた結果、その一端が判明したとして宮城、栃木、長野、愛媛、神奈川など各県警の応援を得て、同組織の有力船として活躍していた「第1勝漁丸」の元船長はじめ乗組員10人を出入国管理令違反の疑いで一斉検挙するとともに、これらの自宅、アジトなど全国で37カ所を家宅捜索しました。

 このグループは一時潜行していた日共幹部の野坂、志田、紺野らを中共から日本に運んだものとみられ、捜査によって当時の日本共産党の密出入国秘密ルートの全容が明らかになるものとみられるということでした。

 報道によれば、当局の調べで日本共産党は昭和25(1950)年6月、徳田、野坂ら中央委員が追放されたあと、しばらくの間小型漁船などを利用してこれらの幹部を国外へ脱出させ、あるいは中国、北朝鮮などから帰国潜入させていたといわれていますが、「当局の追及が厳しくなったので党専用の海外秘密連絡船が必要となり、この結果“人民艦隊”と呼ぶ小型船数隻を約1000万円で建造、漁船や運搬船にカムフラージュして密出入国に関わっていた」というもので、元全労連幹部・金子健太、元全逓委員長・土橋一吉、日共中央委員・河田賢治らが海外に潜行した密出入国はすべてこれら“人民艦隊”の手によるもので、今度の「第1勝漁丸」はその代表的なものだと当局ではみていました。

 この「第1勝漁丸」は、報道によると「みかけは普通の漁船と変わりないが、漁船にはふさわしくない120馬力という強力なエンジンを持ち、優秀な無線通信機を備えていた」と書かれており、何か北朝鮮の「高速工作船」に通ずるような気もしてきます。この船の乗組員は船長以下15人でみな党員で、「うち数人は他人の名をかたって船員手帳を不正入手していた」ということです。

 同船は昭和30(1955)年春、日本共産党が静岡県伊東港で建造、翌31(1956)年秋ごろまで同港や焼津港を基地として数回、中国との間を往復、日本共産党員などを輸送していたものとみられ、特に昭和30(1955)年8月11日、日本青年館で開かれた日本共産党の政策発表演説会に突然現れた野坂、紺野、志田らはこの第1勝漁丸で中国から日本に運ばれてきたものと当局は見ているとのことでした。

 この検挙の端緒は、警視庁が日本共産党の追放幹部を捜査中、その追放幹部のレポに元船員が多いところから“人民艦隊”の活動と、その乗組員グループの存在をキャッチ、第1勝漁丸が捜査線上に浮かんできたもの。第1勝漁丸は昭和31(1956)年の秋には「任務」を解かれ、乗組員は陸上の党機関に移ったり、一般商社の貨物船に乗り込んでいたということです。

 

 また報道では同22日午後、日本共産党中央委員会常任幹部会は「22日警視庁公安1課は党の幹部が出入国管理令に違反したと称し、多数の善良な市民諸君をほう助罪で逮捕した。これは総選挙を間近に控えて、わが党と人民大衆との間を離間しようとする破壊活動である。わが党は岸反動政府に対し厳重に抗議する」という抗議声明を出した旨も掲載しています。

 この第1勝漁丸に関しては同22日夜には愛知県で元甲板長が逮捕され、翌月の4月3日には福岡県で元甲板員が、4月6日には神奈川県で元機関士が相次いで逮捕され計13名の逮捕者を出しました。この取調べから4月12日、警視庁公安1課は最高責任者とみられる日本共産党中央委員、書記局員・岡田文吉、同元海上オルグ、中国地方委員、海事検定協会横浜支部検定員・谷水清、元日共北九州地区委員長・渡辺武、同長崎県ビューローキャップ、千葉ゴム産業経理部長・古庄邦三の4人を出入国管理令違反の疑いで逮捕するとともに自宅等14カ所を一斉家宅捜索しました。また両国はじめ5カ所の郵便局の関係郵便物を差し押さえています。同日午前、袴田里見、西沢隆二、岩間栄一、青柳盛雄らが警視庁を訪れ、三井公安1課長に対し「今回の手入れは当局のデッチ上げであり、岡田の逮捕は選挙妨害である」など数項目にわたり厳重抗議しました。

 4月12日、警視庁は第1勝漁丸の乗組員を取調べた結果、昭和27(1952)年1月び北海道札幌市内で当時、札幌市警の警備課長だった白鳥一雄警部(当時36)が帰宅途中、後ろから短銃で射殺されたいわゆる「白鳥事件」に関して、事件の関係者として全国指名手配中の日本共産党元札幌中核自衛隊員・佐藤博(34)、同門脇戌(27)、同大林昇(30)、党員・桂川良伸(26)の4人を昭和30(1955)年春と秋の2回にかけて、第1勝漁丸で中国に脱出させた事実を確認したと12日発表しました。

 4月14日、警視庁は日本共産党によるいわゆる「人民艦隊事件」に関して、日本共産党の関係者ばかりでなく、日本に潜入していた北朝鮮の工作員も国外に脱出させていたことを確認した旨の報道記事が出ました。それによると第1勝漁丸の僚船・第8明栄丸(35.5トン)は昭和32(1957)年8月から9月にかけて日本と北朝鮮の間をを往復した際、北朝鮮のスパイ・青木こと李京春(朝鮮人民共和国労働党幹部)を北鮮に脱出させたというもので、第8明栄丸は李京春を脱出させた功績で北朝鮮政府から賞与を受けたとされているといいます。

 また警視庁が昭和28(1953)年に手入れした“北鮮第1次スパイ事件”の大物・朴石鼓少佐を神戸から北鮮へ逃がしたのをはじめ、去る2月20、神奈川県警に捕まった元日共幹部、民対指導部キャップ・李太宇こと金忠権(38)の数回にわたる北鮮密航を助けたのも“人民艦隊”のグループであるとされており、この「人民艦隊」とされる漁船や運搬船、16隻の船名も明らかにしています。

 この年4月19日、日本共産党中央委員、常任幹部会員・紺野与次郎(48)、同西沢隆二(54)の両が「検疫法」違反容疑ならびに「出入国管理令」違反事件の参考人として警視庁公安1課の取調べに任意で応じましたが、終始「黙秘権」を行使しています。4月22日、警視庁公安1課は東京都北区西ヶ原、日本共産党本部家族対策キャップ・杉本ハマ(38)を出入国管理令違反ほう助の疑いで逮捕、同人宅と大田区入新井、中野区立第9中学校教諭・穴沢勝(31)、墨田区吾嬬町、ハマの実兄・臼井麿枝(40)宅の3カ所を家宅捜索しました。

 杉本ハマは前衛画家・杉本博さんの妻で、人民艦隊事件では中国への渡航者のアジト設定、レポ、第1勝漁丸船員の留守家族救援活動を行っており、今度逮捕された容疑は昭和30(1955)年6月、第1勝漁丸の第二回中共渡航の際、“氏名不詳”の日本人夫婦ら数人の渡航準備を手伝ったものとされ、家宅捜索を受けた穴沢、臼井宅は「渡航者の分宿所にあてられていた」とされています。また同日午後、日本共産党中央委員・河田賢治(58)、同常任幹部会員・袴田里見(55)、同調査部員・安斎庫治(52)の3人が検疫法違反の疑い、ならびに出入国管理令違反事件の参考人として警視庁公安1課に任意出頭して取調べを受けましたが3人はいずれも黙秘権を行使しています。

 5月20日、警視庁公安3課は北朝鮮の麻薬密輸団の拠点とされる東京都墨田区大平町の美容室経営者、忠原むめおこと李和恵(40)を麻薬取締法違反の疑いで逮捕し、さらにその調べから韓国系を装った麻薬密売による資金工作に関わっていた密入国北鮮人グループの存在をつかみ、27日早朝、北多摩郡国立町東区、黒住三郎こと朝鮮人、李玩春(33)、東京都渋谷区千駄ヶ谷、野々宮健友こと朱珍基(44)の2人を逮捕、家宅捜索して一味のレポ文書など証拠文書を押収しました。この手入れにより当局は密輸団が北鮮政府派遣の政治工作員と密接な関係を持っていた確証を握ったとしています。

 同課の調べによると忠原は昭和32(1957)年6月から11月まで密輸団の首領、李壮烈(35)に自宅をアジトとして提供し、李はここを密売ルートの根城として「赤ネタ」といわれる未精製ヘロインを都内、横浜、阪神、中国、北九州の各地に売りさばき、同課で判っただけでも2キロ(1グラム約1万円)にのぼる麻薬が美容室に隠匿され、その一部を忠原自身も李○満(既検挙)らを通じ密売していました。

 忠原はこの美容室を昭和28(1953)年7月から経営し、表向きは普通の美容店のように装っていましたが、実態は北朝鮮の対日工作の拠点としていたもので、当局では北鮮スパイ団の大物である元日共幹部、民対指導部キャップ、李太宇こと金忠権(38)と関係の深い北鮮政府派遣の政治工作員・某が同所に出入りしていたことを確認していたといいます。また同じく工作員の高某もここに潜伏し、北朝鮮に脱出するなど、同美容室は北朝鮮の対日工作の拠点となっていました。

 6月18日、警視庁公安3課は山口県下関市と広島県呉市で日本と北朝鮮間の密航などを手伝っていた第2吉栄丸(30トン)を摘発し、同船船主ら船員など4人を関税法違反容疑で逮捕、取調べを行うと同時に、北朝鮮政府が偽造した韓国の出国証明書など連絡文書多数を押収しました。公安3課の調べによると、さきに麻薬取締法違反容疑で逮捕した北鮮の対日工作員・李壮烈(35)の取調べから判ったもので、李は昭和32(1957)年4月23日、第2吉栄丸を船主から20万円でチャーター契約し、同月25日、山口県萩港を出港、北鮮興南港に入港、6月10日に韓国注文津港からのニセ出港証明書をもって同13日、北松浦郡生月港に帰港したもので、この際、李は多量のヘロインを北朝鮮から持ち帰り約2ポンドを東京、横浜方面で密売、対日工作資金の一部にしていたということです。

 また同課ではこの麻薬の密売先として、さきに検挙した前述李和恵(40)の手先である東京都中野区本町通、朝鮮人・徐丙俊(32)、埼玉県北足立郡足立町字志木、同・金徹(44)を逮捕しました。同人らは李和恵から受け取ったヘロイン75グラムを新宿、朝霞などで夜の女たちなど麻薬の末端密売者に流していたということです。

 昭和33(1958)年12月22日、東京地裁で人民艦隊事件の第1勝漁丸関連の裁判が初公判を迎えました。罪状は「白鳥事件」の容疑者、元札幌軍事委・中核自衛隊員・大林昴(30)ら4人を同艦隊の第一勝漁丸(34.6トン)で中共へ密出国させた密出国ほう助罪で、罪状認否では殆どの被告が起訴事実を否認したのに対し1名だけが起訴事実を認め注目されました。

 初公判から約1年3か月後の昭和35(1960)年3月31日、13被告に「無罪」の判決が下されました。無罪の理由は「この事件の本筋である密出国者がはっきりしないのに、その出国を助けた“補助役”だけを処罰するのには証拠が不十分」というもので、要するに白鳥事件の容疑者を中国まで運んだ件について「供述しているのは2名だけで、その供述も疑わしい…」というのが判決の要旨でした。この判決に対して検察側は控訴を検討したものの、結局控訴を断念し最終的に「無罪」が確定しました。

 最初に「この事件は避けて通れない…」と書いたのは裁判の結果がどうあれ、当時の警察による捜査の過程で北朝鮮の工作員も運んでいたという事実や、麻薬などの密輸、新たに建造した船が「漁船にはふさわしくない120馬力…」の性能を持っていたことなどと合わせ、日本国内で摘発された北朝鮮関係の事件のいくつかがこの人民艦隊事件の関係者とも関連性を持つことなどが報道記事を見ていく中で次々と浮上し、終戦間もない時期から北朝鮮側に協力していたということでした。

 過去の事件を掘り返していくと、私たちが想像する以上に北朝鮮による日本への潜入などは日本側の協力によって基盤が作られていたとも思えます。日本人を北朝鮮に連れ出すのも日本側の協力者がいれば簡単だったであろうと推測できます。

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参考記事

◆読売新聞  1952(昭和27)年5月7日 夕刊

追放幹部も関係か - 中共密航 取調べの山本検事発表

【門司発】

 下関の中共向け密出国未遂事件につき山口地検下関支部山本検事は7日朝、次のような見解を発表した。

① 密出国の目的は現在の捜査段階では北京メーデー参加と中共労働運動の視察にあると思われ、とくに重要な使命は持っていないようだ。

② 容疑者はいずれも日共党員で、追放8幹部と接近している者もあると考えられる。

③ 彼らがそれぞれの家を出てから検挙されるまで約半月間を経ているが、なお所持金は多いもので1人40万円も所持している点からみて、中共との連絡による計画的密航と考えられる。

④ 彼らが乗船予定の白山丸は逃走したと思われるが、先に中共側に拿捕された福岡市広田漁業の漁船・第三白山丸ではないかと思われる。

 なお、既報10名中、7日朝までに氏名年齢の確認されたもの次の通り。

 ▽関谷幸雄(20歳位)こと鈴木登・東京都全日本出版労組

 ▽藤川一栄(28歳)会社員 ・ 東京日本映画サークル協会

 ▽和田幸男(40歳位)東京日本映画サークル

 ▽山崎幸夫(25歳)こと渡辺享、狩野隆・国鉄吹田操車場勤務

 また、推定される者に

 ▽大和田三郎(21歳)工員・東京都世田谷区世田谷5-514がある。

 

◆読売新聞 1952(昭和27)年5月8日  朝刊

周到な計画  密航一味自供

【門司発】

 下関市警が逮捕、6日夜11時半、出入国管理法違反容疑で書類送検された日共党員16名の密出国事件について同署では7日も密航の背後関係に重点をおいて追及を続けているが、同日午後、一味のうち高松労組第一渋長・串田花王丸(40)元日共門司地区委員長・長江副誠二(34)は、密航計画の一端を自供した。

 それによると一味は5月3日の博多ドンタク祭りの混雑に紛れて博多港から出港の計画で準備を進めたが、船の都合で延びたらしく、この計画は元日共門司地区委員長・井上誠二を中心に下関日共海上突撃隊によって周到に進められ、密航船も下関―上海、博多―上海、佐世保―鹿児島―沖縄など関門、九州各港のコースが研究討議されたもので問題の白山丸の船長・小緑朝祐(27)は約1ヶ月前から下関市大和町市厚生会館に泊り海上突撃隊と数回にわたって密会し、4月末には江副とも会っている事実が判明した。

 

◆読売新聞  1957(昭和32)年12月2日 夕刊記事

北鮮密航グループ手入れ  17人の逮捕開始  全国37か所を捜索

 

 警察庁ではかねてから日本―北鮮を結ぶ密航、密易グループの究明を全国の警察に指示していたが、このほどその一端をつかんだので2日朝海上保安庁と協力、大阪、京都をはじめ新潟、山口、鳥取、島根、兵庫、広島、愛媛など各県警を動員、各地のアジト37か所を出入国管理令、外国為替および外国貿易管理法、関税法違反の疑いで一斉に捜索、関係者17人の逮捕に乗り出し、正午現在までに12人を逮捕した。

 

“漁船10数隻使う” 日共党員ら30余人運ぶ

 

 同庁はこのグループについては2年間にわたり追及していたが、去る11月14日山口県警が栄漁丸(17.8トン)の船員大津栄三(29)ほか1人を出入国管令、船員船舶法違反で検挙、取調べた結果、

① 大津ら5人は去る2月23日北鮮の新甫から昇運丸(29トン)で島根県に密入国した。

② 大津らは去る7月13日北鮮の新甫から日共の袴田里見常任幹部会員、河田賢治中央委員を栄漁丸で兵庫県

の香住港に上陸させた。

③ 使用した船はいずれも漁船で山口県下の西徳丸、昇運丸、丸美丸、栄漁丸のほか10数隻にのぼっている。

④ この組織は常習的に北鮮―日本間を往復、日共非合法財政組織に一役買い北鮮、中共からの資金、指令の提供に関係し日共秘密党員や北鮮労働党工作員を今まで3、40人運んでいた。

⑤ 密航のほか密易も手がけ、1往復700万―2000万円の荒稼ぎをやり、その総額は数億円にのぼるものと推定されている。

 など事件の輪郭が判明したため、こんどの手入れとなったものである。

主な捜索個所は次の通り。

警察庁関係=

大阪市東成区深江中4-26  「向陽産業」会社、

大阪市生野区生野2-73    西日本民対キャップ 陳東武(32)

大阪市東成区中道広町2-12  朝総連大阪府本部副社会部長 鄭時斗(29)

京都市左京区田中里之内町11-3 「向陽産業」社長  呂祚(36)

海上保安庁関係=

尼崎市広浜町4-13    元「太陽交易」監査役 金海順(41)

神戸市長田区         元会社重役  白石正一(50)

 

“袴田、河田(日共)両氏呼ぶ” 7月に来た鮮から密航の疑い

 

 警視庁公安3課では2日朝、日共幹部袴田里見常任幹部会員、河田賢治中央委員に対して出入国管理令違反事件の参考人として任意出頭を求めた。両氏は午後3時に出頭すると党本部ではいっている。

当局の調べによると既に逮捕された別稿の栄漁丸船員 大津栄三(29)らの自供によるもので、山口県警と警視庁で対策を協議し公安3課が調べることになったもの。

 当局としては両氏の帰国ルートについてはわかったが出入管令は26年10月に施行され、それ以前の占領法規では日本人の密入国について取り締まっていたが同令では日本人の入国については取締りの条項はないので出国の時期が施行後か、それ以前のものか不明のため逮捕状の請求はしていない。

 

◆読売新聞 1957.12.4 

「北鮮密輸の1人逮捕」

 

【門司発】

 門司海上保安部はかねて第5管区海上保安本部(神戸)からの手配で日共の北鮮密輸組織で活躍した1人として捜査中だった下関市大坪町、機帆船・昇運丸の乗組員・川口繁喜(32)を3日夜10時、自宅に帰ったところを関税法、出入国管理令違反容疑で逮捕した。

 川口は日本共産党下関地区海上オルグ・大津幸三(逮捕済み)とともに日共の北鮮ルートに使われた昇運丸に乗り込み、前後数回にわたって日本と北鮮間を往復、日共幹部・袴田、里見氏らを運ぶなど密輸に協力した疑い。

 

◆読売新聞  1957(昭和32)年12月23日 夕刊記事

手配の趙を逮捕  北鮮密航事件を追及

 

 日本―北鮮を結ぶ密航ルートを追及している警察庁、山口、愛媛県警はさる21日、東京都新宿区信濃町25 朝総連内朝鮮劇団事務局長 元日共民族対策部幹部 李太宇こと金忠権(38)と同部員 趙鐘培(29)の2人を出入国管理令違反容疑で全国に指名手配していたが、23日午前9時すぎ趙を宇都宮市江野3112さきで山口、栃木両県警係員が逮捕した。

 調べによると趙はさる30年11月1日北鮮に密航するため鳥取県網代港を出港、同県境港、浜田港などを回航、12月1日 第3大竹丸で金とともに下関港から北鮮へむけ出国、31年1月21日愛媛県八幡浜港に密入国したもの。趙は北鮮スパイ事件にも重要関連のあった人物で、対日工作員と当局ではみている。趙は宇都宮市内に自宅を新築中だった。

 

◆読売新聞 1957(昭和32)年12月23日  夕刊記事

“逃走の元日共委員ら捕わる” 官庁の経済関係スパイ?

 

 警視庁公安1課では23日までに鎌倉市乱橋材木座492 日本興信所代表 汐見石太郎(55)を犯人隠匿容疑で、同人方 元日共関西地方委員、日共党員 山下義雄こと堀江壮一(51)を東京地検の強盗罪による収監状でそれぞれ逮捕した。

 調べによると堀江は25年8月大阪市曽根崎町の大阪出版販売会社、桜橋書店の労働争議の際に両社の帳簿、書籍などを強奪し26年3月大阪地裁から強盗罪で懲役2年半の判決を受け、その後28年2月最高裁で上告棄却となり刑が確定してからも保釈のまま逃走、汐見方に身を寄せていたもので、来年2月5日には時効だった。

 同課では堀江が経済関係の官庁、重要産業の日共オルグと連絡、地下活動をしていたので内偵したところ逃走中の犯人と判明。

 汐見方を家宅捜索したところ官庁の機密書類が多数発見されたのでこれを提供した関係官庁の係官を公務員法違反で捜査している。

 

◆読売新聞  1958(昭和33)年1月30日  夕刊記事

日共の北鮮ルート急襲  20数か所捜索  党員ら10人逮捕

 

 海上保安庁では30日午前7時を期し第6管区海上保安本部を中心とした在日朝鮮人を含む日共党員の北鮮との密輸グループについて一斉手入れを行ったが、同正午 首謀者とみられる日共党員 芝村憲三(30)(大阪市西成区津守町)ら党員5人を含む10人を外国為替、外国貿易管理法、関税法、検疫法等違反容疑で逮捕、東京、大阪、下関、門司、厳原、愛媛など20数ヶ所を捜索したと発表した。

 当局の調べでは、この事件は昨年12月2日検挙した昇運丸、第3大黒丸事件と同様、容疑者たちが31年12月ごろから吉祥丸(51.46トン)、第6金比羅丸(49.3トン)、第8明栄丸(35.56トン)などの小型船を使用、表面は日本と韓国間の合法貿易を装いながら北鮮に船を回し密貿易をしていたもの。特に注目されるのは、北鮮の対日工作員を日本から脱出させるなど秘密連絡にあたっていた疑いがある。この事件は日共指揮のもとに“海上区常任”として活躍した同党員が主力となってこれらの船に乗組み、北鮮の某有力対日工作員の国外脱出にあたっては船長以下の乗組員全部を日共党員でかため、送還したりしていた。このため北鮮当局はその役割を高く評価していたという。

逮捕者は次の通り。

【第8明栄丸】関係

 日共党員・村上義明(28) 愛媛県越智郡下田水3739

 日共党員・神野朝次(29) 愛媛県新居浜市金子乙1378

【吉祥丸】関係

 日共党員・芝村憲三(30) 大阪府大阪市西成区津守町

        金秉洙(38) 山口県下関市彦島

        康巳善(36) 長崎県上県郡上対馬

        梁正吉(38) 長崎県上県郡上対馬

【第6金比羅丸】関係

        平山禎造(53) 山口県下関市竹崎町

        江口亀夫(29) 山口県下関市大和町

  日共党員・頼木 伝(39) 福岡県若松市浜5番町5

  日共党員・武田博文(27) 大阪府大阪市港区八幡屋松野町2-20

 

◆読売新聞 1958.3.22

「日共の“人民艦隊”手入れー元船長ら10人捕るー“赤い密航路”の第1勝漁丸」

 

 警視庁公安部は静岡、千葉両県警と協力、かねてから日本―中共を結ぶ日共の海上オルグ“人民艦隊”の実態について内偵していたが、このほどその一端をつかんだので22日朝宮城、栃木、長野、愛媛、神奈川など各県警の応援を得て、同組織の有力船として活躍していた「第1勝漁丸」の元船長はじめ乗組員10人を出入国管理令違反の疑いで一斉検挙するとともに、これらの自宅、アジトなど全国で37カ所を家宅捜索した。

 このグループは一時潜行していた日共幹部の野坂、志田、紺野氏らを中共から日本に運んだものとみられ、この捜査によって当時の日共の密出入国秘密ルートの全容が明らかになるものとみられる。

 

野坂氏らも運ぶ? 中共へ数回往復の専用船

 当局の調べによると日共は25年6月、徳田、野坂氏ら中央委員が追放されたあと、しばらくの間小型漁船などを利用してこれらの幹部を国外へ脱出させ、あるいは中共、北鮮などから帰国潜入させていたといわれるが、当局の追及が厳しくなったので党専用の海外秘密連絡船が必要となった。この結果“人民艦隊”と呼ぶ小型船数隻を約1000万円で建造、漁船や運搬船にカムフラージュして密出入国に関わっていた。

 元全労連幹部・金子健太、元全逓委員長・土橋一吉、日共中央委員・河田賢治氏らが海外に潜行した密出入国はすべてこれら“人民艦隊”の手によるもので、今度の「第1勝漁丸」はその代表的なものだと当局ではいっている。同船はみかけは普通の漁船と変わりないが、漁船にはふさわしくない120馬力という強力なエンジンを持ち、優秀な無線通信機を備えていた。乗組員は伊藤船長以下15人でみな党員、うち数人は他人の名をかたって船員手帳を不正入手していた。

 同船は30年春、日共が静岡県伊東港で建造、31年秋ごろまで同港や焼津港を基地として数回、中共との間を往復、日共党員、オルグを輸送していたものとみられ、特に30年8月11日、日本青年館で開かれた日共の政策発表演説会に突然現れた野坂、紺野、志田氏らはこの第1勝漁丸で中共から日本に運ばれてきたものと当局は見ている。この手入れの糸口は警視庁が追放幹部を捜査中、その追放幹部のレポに元船員が多いところから“人民艦隊”の活動と、その乗組員グループの存在をキャッチ、第1勝漁丸が捜査線上に浮かんできたものである。

 同船は31年秋、任務を解かれ、乗組員は陸上の党機関に移ったり、一般商社の貨物船に乗り込んでいた。

 この事件に関する検挙者氏名次のとおり。

▽千葉県館山市館山14-3 元第1勝漁丸船主、船長・伊藤勝志(46)

▽神奈川県相模原市清兵衛新田157-3, 元同船甲板員・富樫繁夫(33)

▽東京都北区十条仲原1-7 同日共中央海上オルグ・前谷寅男(31)

▽東京都江東区北砂町5-824 福井荘内 日共中央海上オルグ・冨永慈郎(30)

▽栃木県下都賀郡大平村富田1471 同日共神戸市委員・藤本治郎(33)

▽愛媛県新居浜市金子乙138 同神野朝二(29)

▽長野県松本市上土町7 中信地区委員会内機関員・日共愛知県財政部長・小川原朝次(34)

▽神奈川県川崎市溝ノ口下作延340 無線長・日共宮城県オルグ・遠藤敬吾(37)

▽愛媛県越智郡吉海町名甲3739 機関士・村上義明(27)

▽神奈川県横浜市南区三春台33 甲板長・日共愛知県東三河地区委員・鈴木登(33)

党から家屋提供か 立山の伊藤元船長の家

 

【千葉発】

 第1勝漁丸の船長兼船主の伊藤勝志(46)は宮城県桃生郡生まれ、小学校卒業後すぐ船員となったが昭和16年、船舶兵として応召、17年サイゴンで除隊後輸送船乗組員として終戦まで働いていた。

23年帰国、石巻市の市営住宅に住んだが病弱で一時は民生委員の世話になった。29年末、同市から焼津市小浜に移ったが、このころから日共と関係が出来たものとみられ、31年1月以降館山市に移った。この時には立派な家に住み、捜査本部では同家屋は党から提供を受けたものとみている。

 

日共 抗議声明

 人民艦隊の摘発について日共中央委員会常任幹部会は22日午後、次のような声明を発表した。

 「22日警視庁公安1課は党の幹部が出入国管理令に違反したと称し、多数の善良な市民諸君をほう助罪で逮捕した。これは総選挙を間近に控えて、わが党と人民大衆との間を離間しようとする破壊活動である。わが党は岸反動政府に対し厳重に抗議する」

 

◆読売新聞 1958.3.23 

「さらに1人逮捕、日共の人民艦隊」

 

 日共の人民艦隊摘発に乗り出した警視庁公安部は22日朝の一斉検挙に続き、同夜さらに愛知県警と協力、愛知県西尾道市道光寺天皇下10、元「第1勝漁丸」甲板長・可児登志夫(30)を出入国管理令違反の疑いで逮捕。同事件の逮捕者はこれで11人となった。

 

◆読売新聞 1958.4.4

「さらに元甲板員逮捕-日共の人民艦隊事件」

 

 日共の“人民艦隊”を追及中の警視庁公安部は福岡県警と協力、3日昼、元第1勝漁丸甲板員・宮地哲士郎(29)を出入国管理令違反の疑いで逮捕した。同人は31年秋ごろまで兵庫県海上オルグ、横浜地区海上オルグを経て日共所属の第1勝漁丸に甲板員として乗り込み、中共、日本を往復したもの。その後、国光汽船珠島丸船員として勤務。

 

◆読売新聞 1958.4.6

「さらに元機関士逮捕-日共“人民艦隊”事件」

 

 日共の“人民艦隊”を追及中の警視庁公安部では愛知県警と協力、6日朝、第1勝漁丸機関士・神原秀雄(29、横浜市鶴見区平安町1-9)を出入国管理令違反の疑いで逮捕した。同人はさる30年ごろ日共所属の第1勝漁丸に乗組んでいたもので、現在林兼株式会社所属・第32播州丸2等機関士をつとめ、シンガポール、上海を回り同日朝8時半、名古屋港に入港したところを逮捕されたもの。

 

◆読売新聞 1958.4.12

「日共人民艦隊の指揮者逮捕-岡田中央委員ら4党員-トラック部隊と関連か」

 

 日共“人民艦隊”の摘発に乗り出した経緯士長公安1課は、さきに逮捕した日共の密航専用船、第1勝漁丸(34.6トン)船長・伊藤勝志(46)はじめ乗組員13人の取調べから“人民艦隊”による対外秘密連絡の計画指令系統をつかんだので12日朝、その最高責任者とみられる日共中央委員、書記局員・岡田文吉(56、東京都渋谷区千駄ヶ谷4-823)、日共元海上オルグ、中国地方委員、海事検定協会横浜支部検定員・谷水清(36、大田区新井宿6-655)、元日共北九州地区委員長・渡辺武(43、文京区林町84)、日共長崎県ビューローキャップ、千葉ゴム産業経理部長・古庄邦三(43、中央区日本橋両国38,千葉ゴム産業内)の4人を出入国管理令違反の疑いで逮捕するとともに自宅等14カ所を一斉家宅捜索し、また両国はじめ5カ所の郵便局の関係郵便物を差し押さえた。

 逮捕された岡田文吉は当局が昨年夏以来追及中のトラック部隊のリーダーとみられているだけに人民艦隊、官庁スパイ事件の捜査とともに全国のトラック部隊を指揮していた日共中央部摘発の重要な足掛かりとして追及を進めるものとみられる。

 同課の調べによると岡田は30年春から31年春にかけて日共の対外秘密連絡の最高責任者となり古庄、渡辺はその参謀格だった。3人はしばしば都内で会合を持ち、第1勝漁丸の伊藤船長を招いて党の重要人物の密航について指示を与え、また谷水はこの指令によって密航者を党機関から預かり、勝漁丸が停泊していた静岡県焼津港まで案内した。当局が確認しただけでも30年春から1年間にわたり中共―日本の密航ルートを4回往復、10数人を中共に送り、10人を日本に上陸させている。

 これら密航した人物が誰であるかは当局でもまだつかんでいないが、同船が30年11月中旬、中共の呉淞港に4人を密航させた際は女1人がふくまれていたという。

 岡田中央委員に対する逮捕状は11日夜出され、警視庁公安1課員2人が居宅に張り込んだ。岡田宅は薬局を経営しているが12日午前3時半ごろ岡田が現れ路地に消えると、入れ違いに4人の屈強な男が店に入り、風呂敷包みのようなものを抱いて岡田の後に続いた。張込み員が逮捕しようと追跡したときは岡田らは待たせていた乗用車で逃げてしまった。

 同6時半、当局は家宅捜索だけ行うため、岡田宅に赴いたが、隣家の日共中央委員・松本一三氏や岩田英一、谷村直雄氏らが現れ捜索令状に書かれた岡田宅の番地が「渋谷区千駄ヶ谷4-82」となっており、末尾の「3」の数字が落ちていたのを指摘して抗議、2時間にわたってすったもんだのあげく、結局当局が折れて係官が逮捕令状の書き換えに引揚げた。ところが皮肉にもその直後の同8時半ごろ岡田はタクシーで帰宅した。

 “岡田帰宅”の報告に当局は慌ててとって返し、同9時35分自宅で逮捕状を執行した。岡田は令状の容疑内容を付き添ってきた弁護士・青柳盛雄氏ら党関係者とゆっくり読み下したのち警視庁に連行された。つめかけた報道陣に対し「こんどの検挙は選挙を前にした当局の陰謀だ。逮捕状には30年11月、氏名不詳の男3人、女1人を呉淞に送った密出国容疑とあるが、当時第1勝漁丸は日本海で操業しており、いくらでも反証をあげることができる」と語った。

 

◆読売新聞 1958.4.13

「社会・文化:日共手入れ、人民艦隊・官庁スパイ」

 

 警視庁公安1課は11日、日共の“官庁スパイ事件”で経済企画庁総合計画局計画官・林裕次郎(41)、同局専門調査員・矢島不二男(33)、農林省愛知用水公団監理官補佐・早野正夫(45)、大蔵省管財局管理課・小林昭治(30)の4人を国家公務員法違反の疑いで逮捕、さらに翌12日“人民艦隊”“の最高責任者とみられる日共中央委員、書記局員・岡田文吉(56)、元中国地方委員、同海上オルグ、海事検定協会横浜支部検定員・谷水清(36)、元北九州地区委員長・渡辺武(43)、長崎県ビューローキャップ、千葉ゴム産業経理部長・古庄邦三(43)の4人を出入国管理令違反容疑で逮捕、それぞれ自宅、役所などの関係場所の家宅捜索を行った。

 官庁スパイは昨年暮れ逮捕された元日共関西地方委員・堀江壮一(51)に「公務員として知りえた」秘密情報を流していたもので、とくに林は30年5月、経済産業長の調査官時代、日比賠償のリストなどの外交機密をもらしていたという。また人民艦隊のグループはさきに摘発された非合法資金獲得のトラック部隊ともかんれんがあるものとして追及している。

 

◆読売新聞 1958.4.14

「人民艦隊は16隻-当局、資金面の証拠もつかむ」

 

 人民艦隊の“旗艦”ともいえる第1勝漁丸は当局の捜査によって4回にわたる中共密航で往路、白鳥事件主犯・佐藤博ら9人ないし11人、帰路、野坂氏ら4人の重要人物を運んだことが明らかになったが、当局ではこうした日共の対外秘密連絡の任務をおびた“人民艦隊”は25年ごろから16隻にのぼっているとみている。

 このうち第1勝漁丸グループの最高責任者は岡田中央委員で、資金担当のリーダーは12日の朝、岡田とともに逮捕された日共長崎県ビューローキャップ、千葉ゴム産業会社経理部長・古庄邦三(43)であるとみている。

 古庄は当局が捜査中の日共非合法財政組織“トラック部隊”のメンバーであり、30年10月トラック部隊第2隊長、長橋正太郎(中共へ密出国)が乗っ取った千葉ゴム産業に経理部長として送り込まれ、その収奪資金を“艦隊”の直接の会計責任者・宮地鉄士郎(29、既逮捕)に渡していたという。

 当局では“人民艦隊”の資金面と党中央を結ぶ事実を裏付ける証拠として32年6月、第1勝漁丸操機長・小原茂氏(30)が病死した際、同人の実家に送られてきた党中央委員会名義の見舞金の現金書留封書、香典の包み及び党の「病死をいたずらに任務の過剰という理由にするのは誤りだが、党機関が下部の保健に留意しなかったことは認める」との批判書など多数の有力証拠を押収しているという。

 

野坂氏ら近く喚問-便乗を確認

 

 日共の“人民艦隊”事件を追及中の警視庁公安1課は日共の密航専用船だった第1勝漁丸(34.6トン)を利用して日本―中共間を密出入国した人物の割出しを急いでいたが、13日までに日共第1書記・野坂参三(66)、同中央委員、常任幹部会員・紺野与次郎(48)、同・西沢隆二(54)、同調査部員・安斎庫治(52)の4氏が同船で中共から帰国したことを確認、近く4氏の任意出頭を求め参考人として事情を聞くことになった。またこれまでの乗組員の取調べなどから同船の運営資金面や4回にわたる密航の模様などもほぼ明らかになった。

 同課の調べによると第1勝漁丸は初航の30年4月中旬、白鳥事件の容疑者・佐藤博、門脇成を乗せて静岡県焼津港を出港、1週間後上海呉淞(ウースン)港に入ったが、帰航の際紺野、西沢両氏を乗せて5月中旬焼津港に帰ってきた。両氏はテク組織(党幹部防衛の秘密組織)の出迎えを待ちくたびれて指令を待たず国鉄で東京御徒町駅までゆき姿を消した。(のちに両氏のこの単独行動は人民艦隊の最高責任者である岡田文吉中央委員=12日逮捕=から責められ2人は自己批判したといわれる)

また同年6月から7月下旬にかけての第2航では往路2人あるいは4人(うち1人は軍事委員とみられる)の人物を運び、帰りは同じく呉淞港から野坂、安斎両氏を乗せた。

 2人は船員が宿泊していた上海の宿舎にあらわれて挨拶し、出港の際は中共の警備艇に上海沖の花鳥山灯台まで見送られた。船が静岡県伊東港に着くと両氏は船内で着ていた作業服をぬぎ、中共から持ってきた背広に着替えて上陸、出迎えの高級車に乗り東京方面に向かったという。当局では野坂氏はその直後の7月25日に開かれた6全協に出席したものとみている。

 同年11月初旬から12月初旬にかけての第3航では白鳥事件容疑者・大林昇、桂川良伸のほか男1人、女1人を乗密出国させているが、帰りに人を預かってきたかどうかはいまのところ不明である。

さらに第4航の31年3月から4月にかけては同船運営面の指導部員で、乗組員でもある糸川渉(28)(三重県尾鷲市曽根町56)を上海に残してきた。

 糸川は仲間の乗組員たちに「帰ったらしっかりやれ」と激励していたという。当局では野坂氏らが日本を脱出したのは25年6月のマ司令部追放指令後間もなくのこととみており、当時の密出国取締りのポツダム政令は失効しているため、密出国については刑事責任は不問となるが、検疫法第5条にふれるので、もし参考人としての出頭要求を拒んだ場合は同条を適用する意向のようである。

 

警視庁・三井公安1課長談

 「野坂氏ら4氏はいずれ事件の参考人および検疫法違反の容疑者として事情を聞くつもりだが、いまのところ逮捕状の執行は考えていない」

 

デッチあげだ-紺野氏語る

 “人民艦隊”で当局に名前を挙げられた1人、日共中央委員、常任幹部会員・紺野与次郎氏(48、東京都世田谷区3-2091)は13日の夜自宅で「いっさいは当局のデッチあげだ」と次のように語った。

「第1勝漁丸などという船は見たことも聞いたこともない。国会解散を前に、国民の注意をもっと重要なことからそらすために、一連の反共デモを当局が作り出したとボクは考えている。すべてネツ造ですよ」

 

◆読売新聞 1958(昭和33)年4月15日  朝刊記事

北鮮スパイも運ぶ 人民艦隊

 

 日共の“人民艦隊”事件を追及中の警視庁公安1課は16隻にのぼる“艦隊”の行動を調べていたが、14日これらの密航船が党関係者ばかりでなく、日本に潜入した北鮮の特殊工作員を国外に脱出させていたことを確認、北鮮スパイと“人民艦隊”の結びつきが明らかになった。

 同課の調べによると第1勝漁丸の僚船・第8明栄丸(35.5トン)は昨年8月から9月にかけて北鮮を往復、この際北鮮スパイ・青木こと李京春(朝鮮人民共和国労働党幹部)を北鮮に脱出させた。また警視庁が28年手入れした北鮮第1次スパイの大物・朴石鼓少佐を神戸から北鮮へ逃がしたのをはじめ去る2月20、神奈川県警に捕まった元日共幹部、民対指導部キャップ・李太宇こと金忠権(38)の数回にわたる北鮮密航を助けたのも“人民艦隊”のグループである。ことに第8明栄丸は李京春を脱出させた功績で平壌政府から賞与を受けたといわれている。

 いままで判明した16隻の“艦隊”は

①千代丸

②源丸

③日進丸

④祝丸

⑤第3惣開丸

⑥常晴丸

⑦第3高浜丸

⑧喜九丸

⑨栄漁丸

⑩吉祥丸

⑪琴平丸

⑫第8明栄丸

⑬第6品栄丸

⑭太陽丸

⑮第1勝漁丸

⑯幸福丸

 で、いずれも10トンから35トン程度の漁船または運搬船。千代丸は鹿児島港から元全労連幹部・金子健太氏、日進丸は長崎港から前進座俳優・中村翫右衛門丈、元産別副議長・亀田東伍氏を中共に運び、第3高浜丸は日共“トラック部隊”初代キャップ・大村英之助(52)を中共から、栄漁丸は日共中央委員・袴田里見、同河田賢治の両氏を北鮮から日本に運んだことを確認。

 

◆読売新聞 1958.4.19

「紺野、西沢両氏が出頭-人民艦隊の密入国に黙秘権」

 

 日共中央委員、常任幹部会員・紺野与次郎(48)、同西沢隆二(54)の両氏は19日午前8時半、検疫法違反容疑ならびに出入国管理令違反事件の参考人として警視庁公安1課に任意出頭し渡部係長、三栖警部の取調べを受けた。両氏はいずれも黙秘権を行使し、同11時取調べを終わって引揚げた。

 同課の調べによると両氏は去る30年5月“人民艦隊”の第1勝漁丸で中共から帰国したが、この際、検疫法第5条に違反したという疑いで18日出頭を求められていた。同課では近く同じ容疑で野坂第1書記も参考人として出頭を求める方針だという。

 

紺野与次郎氏談

 「第1勝漁丸の件については何も知らないので供述を拒否した。すべては当局のデッチ上げで、警視庁の係官は上層部のファッショ化の意図も知らずわれわれを弾圧しているのだ」

 

◆読売新聞 1958.4.22

「密航のアジトを作る-人民艦隊 女キャップを逮捕」

 

 日共の“人民艦隊”事件を追及中の警視庁公安1課は22日午前7時、東京都北区西ヶ原1-48、党本部家族対策キャップ・杉本ハマ(38)を出入国管理令違反ほう助の疑いで逮捕、同人宅と大田区入新井4-58、中野区立第9中学校教諭・穴沢勝さん(31)、墨田区吾嬬町1-20、ハマの実兄・臼井麿枝さん(40)宅の3カ所を家宅捜索した。

 当局の調べによるとハマは前衛画家・杉本博さんの妻で、人民艦隊事件では中共への渡航者のアジト設定、レポ、第1勝漁丸船員の留守家族救援活動を行っており、今度逮捕された容疑は30年6月、第1勝漁丸の第二回中共渡航の際、“氏名不詳”の日本人夫婦ら数人の渡航準備を手伝ったもの。

また家宅捜索を受けた穴沢、臼井さん宅は渡航者の分宿所にあてられていた。

 

◆読売新聞 1958.4.23

「河田氏ら3人出頭-“人民艦隊”で密入国の疑い」

 

 日共中央委員・河田賢治(58)、同常任幹部会員・袴田里見(55)、同調査部員・安斎庫治(52)の3氏は22日午後4時、検疫法違反の疑い、ならびに出入国管理令違反事件の参考人として警視庁公安1課に任意出頭し、渡部係長、三栖警部、仲村警部補の取調べを受けた。

3氏はいずれも黙秘権を行使し、同6時すぎ引揚げた。

 同課では河田、袴田両氏は昨年7月13日“人民艦隊”の栄漁丸(17.8トン)で北鮮新甫から兵庫県香住港に、また安斎氏は30年7月下旬、同じく第1勝漁丸(34.6トン)で中共、呉淞から静岡県伊東港にそれぞれ密入国、この際検疫法に違反した疑い。

 

◆読売新聞 1958.5.12

「北鮮麻薬密輸団手入れ-主犯ら10人逮捕-全国で18か所を捜索-対日工作の資金ルート」

 

 北鮮からの大掛かりな麻薬密輸ルートを内偵していた警視庁公安3課はこのほどその実態をつかんだので山口、兵庫各県警の協力のもとに同課・黒沢2係長ら係官70人を動員、12日朝6時を期して首謀者の北鮮人・忠原健こと李壮烈(35、下関市竹崎町282貿易会社・中央公司社長)ら女4人を含む一味10人を麻薬取締法違反容疑並びに同現行犯で一斉検挙するとともに都内はじめ横浜、大阪、神戸、下関など全国18カ所のアジトを家宅捜索、証拠書類多数と麻薬若干を押収した。

 当局ではこの一味の麻薬密売総額は約6キロ(10数ポンド)数千万円にのぼり、その利益の大部分が来た鮮から対日工作任務をおびて潜入してきた在日北鮮諜報組織の活動資金に流されていたものとみており、このp手入れによって事件はさる26年9月の第1次以来2次、3次と検挙し続けている北鮮スパイ団の“第4次”摘発にまではってんするものとみられる。

 

対日工作の資金ルート

 同課の調べによると一味は北鮮系朝鮮人で、その組織は数十人にのぼり27年ごろから、日本―北鮮間をしばしば密航、赤ネタという特殊麻薬(ディ・アセチル・モルヒネ)を密輸入、日本人を手先にして1グラム1万円ぐらいで売りさばき、その利得を北鮮対日工作員の活動資金としていたもの。

 

◆読売新聞  1958(昭和33)年5月27日 夕刊記事

対日工作の拠点つく  北鮮麻薬密輸団 3人逮捕

 

 北鮮麻薬密輸団を追及中の警視庁公安3課はさる20日 密輸団の拠点である東京都墨田区大平町3-5 由枝美容室経営者 忠原むめおこと李和恵(40)を麻薬取締法違反の疑いで逮捕、さらにその調べから韓国系を装った麻薬密売による資金工作におどっていた密入国北鮮人グループの存在をつかみ、27日早朝 北多摩郡国立町東区34 黒住三郎こと朝鮮人 李玩春(33)、東京都渋谷区千駄ヶ谷2-414 野々宮健友こと朱珍基(44)の2人を逮捕、家宅捜索して一味のレポ文書など証拠文書を押収した。この手入れで当局は密輸団が北鮮政府派遣の政治工作員と密接な関係を持っていた確証を握ったと言っている。

 同課の調べによると忠原は昨年6月から11月まで密輸団の首領、李壮烈(35)に自宅をアジトとして提供、李はここを密売ルートの根城としていわゆる“赤ネタ”という未精製ヘロインを都内、横浜、阪神、中国、北九州の各地に売りさばき、同課で判っただけでも2キロ(1グラム約1万円)にのぼる麻薬が同美容室に隠匿され、その一部を忠原自身も李○満(既検挙)らを通じ密売していた。

 忠原はこの美容室を28年7月から経営、表向きは普通の美容店のように装って北鮮の対日工作の拠点としていたもので、当局では北鮮スパイ団の大物である元日共幹部、民対指導部キャップ 李太宇こと金忠権(38)と関係の深い北鮮政府派遣の政治工作員・某が同所に出入りしていたことを確認。また同じく工作員の高 某もここに潜伏し、北鮮に脱出するなど同美容室は北鮮の対日工作の拠点となっていた。

 またこの朝逮捕した李玩春と朱珍基は昨年7、8月ごろ、“赤ネタ”約100グラムを買い入れ密売、その利益を工作資金としていたもので、両人とも北鮮からの密入国者でありながら偽名を使い韓国系の在日居留民団員を装って李壮烈の手先となり資金工作を行っていたと当局ではいっている。 

 

◆読売新聞 1958.6.12

「志田重男氏現る-昭島に-人民艦隊で取調べ」

 

 去る31年1月以来、地下に潜行、“第2共産党”結成の動きなどを見せていた日共中央委員、同常任幹部会員・志田重男氏(46)について治安当局ではその行方をさがしていたが、このほど昭島市中神町1171のアジトに潜んでいることがわかり、12日正午、警視庁公安1課・渡部係長らが急行、とりあえず東京都下青梅線中神駅前の旅館「つたや」に任意出頭を求め“人民艦隊”“トラック部隊”などを指導した疑いで取り調べた。

 

“新党”は無根-公然活動する-記者団と問答

 なお志田氏は取り調べに対し事件の焦点については黙秘した。記者団との一問一答は次の通り

党を除名されたことについてどう思うか

 「ノーコメントだ。しかし明らかに党規約を破って行方を明かせなかったことは認める。なぜ規約を破らなければなかったかは歴史が証明するだろう」

 潜行中、共産党の第二新党を結成することを続けてきたというが。

「事実無根だ」

 最近表面に姿を見せるつもりだったのか。

「党大会前に世間に姿を現すつもりだった。きょうから公然活動を続ける。党を中傷するようなことはしない。

 現在の党のあり方をどう思うか。

「ここで言えない。しかし党を強化することと人民の力を強化することは一つの問題だ。その立場を離れると党は偏向する」

 

昨年から近郊を転々

 当局の調べによる志田氏の潜行後の足取りは次の通り。

 31年7月に山梨県に姿を現し、同8月、静岡県長岡で開かれた古奈会議に出席して“第二共産党”の死だ草案を発表、その後大阪へ向かった。

 32年初めには上京、都内あるいは都心から1時間以内の所にアジトをつくり転々としていた。

 また30年8月11日、野坂、紺野両氏が現れた当時は日本橋の上田旅館にいたのを確認しているが、昨年12月2日、同旅館がトラック部隊事件で手入れを受けた当時は埼玉県南埼玉郡八汐村鶴ケ曽根の農家の一室を借りて転居、元高校教師という名目で住み込んだ。

 頭を刈りこんでチョビ髭をつくり、二色のメガネをたえずかけかえ“トニー谷のオジさん”と近所の子供たちから呼ばれていた。

 最近は都内にいるとの情報を入手、当局は刑事を都内各所に張り込ませたところ、さる10日神田明神境内に現れたところを確認、尾行を続けた結果、昭島市中神町1171のアジトに身を潜めていることが判った。

 

トラック部隊三代目隊長逮捕

日共の秘密財政組織“トラック部隊”を追及中の警視庁公安1課は12日朝、同部隊三代目隊長・一色こと山崎忠男(49、東京都世田谷区下馬町1-104)を特別背任の疑いで逮捕、同人宅、中央区日本橋〇町1-7、メリヤス会館内、日本繊維経済研究所など5カ所を捜索した。

 

◆読売新聞 1958.12.22

「人民艦隊-第一勝漁丸-初公判ひらく 足並乱れた被告-富樫だけ罪状認める」

 

 日共の海外秘密連絡ルート「人民艦隊事件」に関連して「白鳥警部射殺事件」の容疑者、元札幌軍事委・中核自衛隊員・大林昴(30)ら4人を同艦隊の第一勝漁丸(34.6トン)で中共へ密出国させ、密出国ほう助罪で起訴された日共中央委員・岡田文吉(56、東京都渋谷区千駄ヶ谷4-823)、元第一勝漁丸船長・伊藤勝志(46)ら13被告に対する第1回公判は22日午前11時から東京地裁・横川裁判長係で開かれた。殆どの被告が起訴事実を否認したのに対し元同船員・富樫繁夫被告(34)だけが起訴事実を認め注目された。

 この日全被告が出廷、傍聴席には志賀義雄代議士ら約20人が姿をみせた。公判は横川裁判長の人定尋問についで起訴状朗読が行われた後、罪状認否に入ったが、岡田被告らは「この事件は日共を弾圧しようとする政治的な意図をもってでっちあげられたもので、全く事実無根のものである」と全面的に否認したが、富樫被告は「他の被告の事はしらないが、私は起訴状にある4人を運んだことはある」と起訴事実を認めた。

 日共に関連した事件で被告団が公判当初から足並みを乱したケースはめずらしいことで、一瞬法廷を動揺させ、正午休憩に入った。

関係被告はつぎのとおり

▽岡田文吉

▽伊藤勝志

▽愛知県西尾市道光寺町、船員・可児登志夫(31)

▽神奈川県相模原市清兵衛新田、無職・富樫繁夫(34)

▽愛媛県新居浜市金子乙、同・神野朝二(30)

▽東京都北区十条仲原1-7、同・前谷重男(33)

▽川崎市下作延、船員・遠藤敬吾(39)

▽愛媛県越智郡吉海町、無職・村上義明(28)

▽栃木県下都賀郡大平村、製図工・藤本治郎(30)

▽長野県松本市岡ノ宮、無職・小川原今朝次(35)

▽横浜市鶴見区平安町、船員・神原秀雄(30)

▽・・・

 

◆読売新聞 1960.3.31

「人民艦隊に無罪、全員の証拠不十分と-東京地裁判決」

 

 東京地裁刑事8部、横川敏雄裁判長はさる30年11月、札幌市警・白鳥警部射殺事件の容疑者らを中共に運び、出入国管理令違反ほう助罪で起訴された、いわゆる“人民艦隊事件”の日共中央委員・岡田文吉氏(58)ら13被告に対し31日午前10時20分、全員無罪の判決を下した。「この事件の本筋である密出国者がはっきりしないのに、その出国を助けた“補助役”だけを処罰するのには将校が不十分」というのが無罪理由。

 日共の海外秘密連絡ルートとして騒がれたこの事件も結局は“ゆうれい艦隊”と決めつけられたわけである。横川裁判長は同じ密出国ケースの白山丸事件に対しても先月26日、全員に裁判打ち切りの公訴棄却判決を言い渡しており、かさなる黒星に検察側は直ちに検事控訴の検討をはじめた。なお村上被告はこの日欠席したので、あらためて無罪が言い渡される。

被告人氏名は次の通り

▽日共中央委員・岡田文吉(58)

▽第1勝漁丸、元船長・伊藤勝志(48)

▽無職・古庄邦三(45)

▽海事検定協会支部職員・谷水清(37)

▽元船員・可児登志男(32)

(以上いずれも求刑懲役6カ月)

▽無職・富樫繁夫(35)

▽会社員・神野朝二(31)

▽元船員・前谷寅男(33)

▽船員・遠藤敬吾(39)

▽製図工・藤本次郎(34)

▽船員・村上義明(29)

▽団体役員・小川原今朝次(36)

▽船員・神原秀雄(31)

(以上いずれも求刑懲役5カ月)

【判決要旨】

 被告人らの行為は「従犯」として罰せられる事案だから一番重要なのは「本犯」すなわち密出国した乗客の事だ。証拠によると伊藤被告らが30年11月13日ごろから12月上旬まで第1勝漁丸に乗って航海に出ていたことは推定されるが、その際客を乗せて中共に行ったとの証拠は富樫被告の供述と村上被告の検察官調書以外にはない。しかし富樫供述には不審な点が多く架空の物語と思われる部分さえある。しかも富樫には警官から金品を送られ、または報酬を約束されて情報提供者となっていた疑いがある。村上の調書も不審な点が多く新婚の身を拘置され弱い性格から迎合的供述をした疑いがあ・・・

 

野村東京地検検事正の話

 「思想的な事件は団結が固いから、仲間から離れ自白する場合、生命の危険を感じているはずだ。それをある程度警察が保護するのはやむを得ない。今度の場合、多少反故に行き過ぎがあったとしてもそれだけで供述が信用できないというのは心外だ。こういうことではこの種の事件が捜査できなくなるおそれもあり、十分検討して控訴したい」

 

寺本弁護人の話

 「実際に中共に行ってないのだから無罪は当然だ。これで検察当局のデッチあげが証明されたわけだ。横川裁判長はよく真実を見抜いてくれたと思う」

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★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)

・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長兼調査会副代表がゲスト

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・増元照明調査会副代表(前家族会事務局長がゲスト)

https://youtu.be/u3OjhdYrb2o

 

★5月13日(木) 18:30 5.13仰天集会(調査会主催)

・会場が使えなくなったため無観客で実施します

・調査会・特定失踪者家族会役員が参加

YouTubeでライブ中継します

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 

★5月22日(土)午前 北九州(加藤久美子さん)現場ライブ

・代表荒木が参加

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 

★5月22日(土)14:00 北朝鮮人権シネマフォーラム in 鳥栖(特定非営利活動法人武闘塾主催)

・鳥栖市民文化ホール

 バス文化会館徒歩1分(鳥栖市宿町807 0942-85-3645)

・調査会代表荒木・幹事石原が参加

 

★5月23日(日)13:30 北朝鮮人権シネマフォーラム in福岡(救う会福岡・調査会主催)

・福岡市健康づくりサポートセンター「あいれふ」

 地下鉄赤坂駅徒歩4分(福岡市中央区鶴舞2-5-1)

・特定失踪者家族会吉見副会長・調査会代表荒木・幹事冨永が参加

・問合せ 救う会福岡(https://sukuukai-fukuoka.jp/mail)

 

★9月11日(土)14:00 熱田神宮文化講座(熱田神宮主催)

・熱田神宮文化殿

 名鉄神宮前徒歩3分(名古屋市熱田区神宮1-1-1)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ 熱田神宮文化殿(052-671-0852)

 

★代表荒木のYouTubeチャンネル

 毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 

 ★FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」 

毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 他

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現在休止していますがバックナンバーはYouTube Office Movementのチャンネルからはいつでも聴取できます。

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★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回26分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 

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★予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」

・代表荒木がキャスターをつとめています。

https://www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg

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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 

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北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(令和3年1月22日現在確認分)

http://araki.way-nifty.com/araki/2021/01/post-2e613f.html

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

https://drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing

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特定失踪者問題調査会ニュース 

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〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 

Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059 

email:comjansite2003■chosa-kai.jp 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ 

YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A 

発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 

kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

<カンパのご協力をよろしくお願いします> 

■特定失踪者問題調査会■ 

●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 https://www.chosa-kai.jp/net_de_kifu

●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 

●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 

●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

(銀行口座のカンパで領収書のご入用な場合はご連絡下さい) 

■特定失踪者家族会■ 

郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 

銀行口座 ゆうちょ銀行 普通預金 店番128(イチニハチ) 口座番号4097270 特定失踪者家族会

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韓国軍捕虜と拉致被害者の話(R3.5.12)

 令和3年5月12日水曜日のショートメッセージ(Vol.405)。北朝鮮にいる拉致被害者がどんな思いでいるだろうかということで、同様の立場の韓国軍捕虜(朝鮮戦争で捕虜になった韓国の軍人)のことについてお話ししました。北朝鮮で事業をやり、後にスパイとして逮捕されて2018年に解放された金東哲(ドンチョル・キム)博士の体験です。

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2021年5月11日

5月13日「仰天集会」についてのお知らせ

5月13日の「仰天集会」は緊急事態宣言にともない会場が使用できなくなったため無観客でYouTubeライブのみ行います。そちらをご覧下さい。なお、報道関係の方等で当日取材等を希望される場合はご連絡下さい。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 

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しおかぜ応援クラウドファンディング・YouTubeにCM配信【調査会NEWS3435】(R3.5.11)

特定失踪者問題調査会幹事長 村尾建兒

 これまでも多くの皆様に支えられ、北朝鮮当局の妨害電波と闘いながら放送を続けて来た「しおかぜ」は、本年2月より番組内容の改編、放送スケジュールの見直しなど、北朝鮮への更なる情報注入拡大に邁進してまいりましたが、この度、放送基盤の強化と安定した運営確保を図るため、クラウドファンディングを立ち上げます。題して『北朝鮮向けラジオ放送「しおかぜ」応援プロジェクト』。

 具体的には「しおかぜ」1ヶ月分の送信を皆さんの手で北朝鮮に送るために力をお借りします。目標金額は220万円(1ヶ月分送信費用+クラウド会社手数料)、募集期間は58日間、スタート日は2021年5月14日(金)10時から2021年7月11日(日)23時まで。目標額に達した際は、2021年10月分の放送に充填する予定です。

 今回の応援プロジェクトは、YouTubeへ告知CMを2パターン13日昼より配信、幅広い世代への訴求効果を図ります。またリターンには、「しおかぜ」テーマ曲の「しおかぜに乗せて」CDや、支援者の方から熱望されていた屋外仕様「しおかぜステッカー」をクラウド開始記念として用意しました。是非クラウドサイトでご確認下さい。

https://readyfor.jp/projects/61998

 映画「めぐみへの誓い」制作にも多大な反響と募金を集めたクラウドファンディング。この企画を機に、北朝鮮向けラジオ放送の重要性や必要性を知って頂きたいとともに、これまで拉致問題に触れてこなかった皆様へ「しおかぜ」はもとより、拉致の可能性がある「特定失踪者」の存在も周知したいと考えています。そのひとつとしてクラウド開催中に特設サイトを開設。特定失踪者や調査会の活動について見やすく掲載しています。是非、拡散へのご協力をお願い致します。

https://www.shiokaze.work/

 今だから出来ること、今やらなくてはならないこと、今後も被害者救出、問題周知のため行動して参ります。たくさんの皆様のご理解とご支援、ご参加何卒よろしくお願い申し上げます。

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■マスク・ポスターVer. 24と特定失踪者・拉致被害者パンフレット改訂版好評発売中(迷彩マスクは販売終了しました)

・マスク(2枚+マスクケース):1セット2000円

・ポスター(A1版):1枚100円

・パンフレット(A4版20ページ・特定失踪者・政府認定拉致被害者・警察断定拉致被害者・救う会認定拉致被害者の写真と簡単なデータが記載):1冊200円。

 いずれも調査会ホームページからインターネットでご購入いただけます。

https://www.chosa-kai.jp/goods

<調査会役員・特定失踪者家族会三役等の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> 

※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)

・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長兼調査会副代表がゲスト

https://youtu.be/KmJaSVAb9E8

・増元照明調査会副代表(前家族会事務局長がゲスト)

https://youtu.be/u3OjhdYrb2o

★5月13日(木) 18:30 5.13仰天集会(調査会主催)

・会場が使えなくなったため無観客で実施します

・調査会・特定失踪者家族会役員が参加

YouTubeでライブ中継します

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

★5月22日(土)午前 北九州(加藤久美子さん)現場ライブ

・代表荒木が参加

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

★5月22日(土)14:00 北朝鮮人権シネマフォーラム in 鳥栖(特定非営利活動法人武闘塾主催)

・鳥栖市民文化ホール

 バス文化会館徒歩1分(鳥栖市宿町807 0942-85-3645)

・調査会代表荒木・幹事石原が参加

★5月23日(日)13:30 北朝鮮人権シネマフォーラム in福岡(救う会福岡・調査会主催)

・福岡市健康づくりサポートセンター「あいれふ」

 地下鉄赤坂駅徒歩4分(福岡市中央区鶴舞2-5-1)

・特定失踪者家族会吉見副会長・調査会代表荒木・幹事冨永が参加

・問合せ 救う会福岡(https://sukuukai-fukuoka.jp/mail)

★9月11日(土)14:00 熱田神宮文化講座(熱田神宮主催)

・熱田神宮文化殿

 名鉄神宮前徒歩3分(名古屋市熱田区神宮1-1-1)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ 熱田神宮文化殿(052-671-0852)

★代表荒木のYouTubeチャンネル

 毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 ★FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」 

毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 他

幹事長村尾がパーソナリティー  

現在休止していますがバックナンバーはYouTube Office Movementのチャンネルからはいつでも聴取できます。

https://www.youtube.com/channel/UCTtzOOIcIOa22_gnLubk8Dg

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回26分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 

http://ajer.jp 

★予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」

・代表荒木がキャスターをつとめています。

https://www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg

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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 

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北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(令和3年1月22日現在確認分)

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〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 

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※■を半角の@に置き換えて下さい。 

調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ 

YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A 

発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 

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※■を半角の@に置き換えて下さい。 

<カンパのご協力をよろしくお願いします> 

■特定失踪者問題調査会■ 

●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 https://www.chosa-kai.jp/net_de_kifu

●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 

●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 

●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

(銀行口座のカンパで領収書のご入用な場合はご連絡下さい) 

■特定失踪者家族会■ 

郵便振替口座 00290-8-104325 特定失踪者家族会 

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拉致被害者は北朝鮮でどうしているのか(R3.5.11)

 令和3年5月11日火曜日のショートメッセージ(vol.404)。拉致被害者が北朝鮮でどうしているのかについては正直私も断片的な情報しかありませんが、間違いなく言えるのはお花畑で暮らしているわけではないということです。だからこそ一刻も早く取り返さなければなりません。

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2021年5月10日

必要は法律を越える(R3.5.10)

令和3年5月10日月曜日のショートメッセージ(Vol.403)。昨日発信した特定失踪者問題調査会の「調査会NEWS」3434号の内容と重なりますのでそちらも御一読いただければ幸いです。
http://araki.way-nifty.com/araki/2021/05/post-6f590b.html

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2021年5月 9日

必要は法律を越える【調査会NEWS3434】(R3.5.9)

 「必要は法律を越える」という言葉は昨年予備役ブルーリボンの会のシンポジウムで渡辺周・元防衛副大臣が語った言葉です。要は拉致被害者救出が必要であれば自衛隊が使えるということですが、昨晩救う会兵庫の島尾副代表からワクチン接種に関する厚労省の文書を教えてもらってさらにその意を強くしました。

 https://www.mhlw.go.jp/content/000773564.pdf

 これは厚労省から自治体に出された「新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種のための筋肉内注射の歯科医師による実施について」というもので、平たく言えば「歯科医師がワクチン注射をするのは医師法違反だけどこんなご時世だから認めますよ」ということです。もちろん法律を変えるわけではなく、「公衆衛生上の観点からやむを得ないものとして、医師法第17条との関係では違法性が阻却され得るものと考えられる」として単なる事務連絡で片付けてしまっています。

 この状況ですから(ワクチン自体の是非は別として)、その対応自体は別に問題ないと思いますし、この措置に「医師法違反だから反対」という人もいないでしょう。だったら「北朝鮮に拉致された国民を救出するという観点からやむを得ないものとして、憲法及び自衛隊法との関係では違法性が阻却され得るものと考えられる」として片付ければ良いのではないでしょうか。防衛省が厚さ8センチの資料を出そうがなんだろうが、法律が国民の命に優先するはずはありません。

 何かこんなことを考えていくと、結局これまで大きな壁だと思い続けてきた法律が、実は大した壁ではなかったのだなと実感します。これは拉致認定なども同様なのですが。

 政府も「緊急事態」と言っているこの時期ですから、あらためて本当に必要なことは何なのか考えてみるべきではないでしょうか。そして、必要なら「法律を越える」こともしていかなければならないと思う次第です。13日の「仰天集会」ではそのあたりのことも含めて発表をしようと考えています。

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■マスク・ポスターVer. 24と特定失踪者・拉致被害者パンフレット改訂版好評発売中(迷彩マスクは販売終了しました)

・マスク(2枚+マスクケース):1セット2000円

・ポスター(A1版):1枚100円

・パンフレット(A4版20ページ・特定失踪者・政府認定拉致被害者・警察断定拉致被害者・救う会認定拉致被害者の写真と簡単なデータが記載):1冊200円。

 いずれも調査会ホームページからインターネットでご購入いただけます。

https://www.chosa-kai.jp/goods

<調査会役員・特定失踪者家族会三役等の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> 

※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)

・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長兼調査会副代表がゲスト

https://youtu.be/KmJaSVAb9E8

・増元照明調査会副代表(前家族会事務局長がゲスト)

https://youtu.be/u3OjhdYrb2o

★5月13日(木) 18:30 5.13仰天集会(調査会主催)

・小石川運動場会議室(文京区後楽1-8-23 03-3811-4507)

 飯田橋駅下車徒歩3~8分

・調査会・特定失踪者家族会役員が参加

YouTubeでライブ中継します

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

★5月22日(土)午前 北九州(加藤久美子さん)現場ライブ

・代表荒木が参加

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

★5月22日(土)14:00 北朝鮮人権シネマフォーラム in 鳥栖(特定非営利活動法人武闘塾主催)

・鳥栖市民文化ホール

 バス文化会館徒歩1分(鳥栖市宿町807 0942-85-3645)

・調査会代表荒木・幹事石原が参加

★5月23日(日)13:30 北朝鮮人権シネマフォーラム in福岡(救う会福岡・調査会主催)

・福岡市健康づくりサポートセンター「あいれふ」

 地下鉄赤坂駅徒歩4分(福岡市中央区鶴舞2-5-1)

・特定失踪者家族会吉見副会長・調査会代表荒木・幹事冨永が参加

・問合せ 救う会福岡(https://sukuukai-fukuoka.jp/mail)

 

★9月11日(土)14:00 熱田神宮文化講座(熱田神宮主催)

・熱田神宮文化殿

 名鉄神宮前徒歩3分(名古屋市熱田区神宮1-1-1)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ 熱田神宮文化殿(052-671-0852)

★代表荒木のYouTubeチャンネル

 毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 ★FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」 

毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 他

幹事長村尾がパーソナリティー  

現在休止していますがバックナンバーはYouTube Office Movementのチャンネルからはいつでも聴取できます。

https://www.youtube.com/channel/UCTtzOOIcIOa22_gnLubk8Dg

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回26分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 

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★予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」

・代表荒木がキャスターをつとめています。

https://www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg

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北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(令和3年1月22日現在確認分)

http://araki.way-nifty.com/araki/2021/01/post-2e613f.html

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

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発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 

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■特定失踪者問題調査会■ 

●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 https://www.chosa-kai.jp/net_de_kifu

●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 

●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 

●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

(銀行口座のカンパで領収書のご入用な場合はご連絡下さい) 

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カメラの話(R3.5.9)

 令和3年5月9日日曜日のショートメッセージ(Vol.402)。バックは都電荒川線ですが、今日はフィルムカメラを持ってきました。OLYMPUS PEN EEDという半世紀前のカメラです。フィルムなのでデジカメのように撮ってすぐ見ることもできませんし、コストもかかります。その不便さがまた面白い。あくまで個人の感想ですが。

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2021年5月 8日

田口八重子さんについて(R3.5.8)

 令和3年5月8日土曜日のショートメッセージ(Vol.401)。1週間後の5月15日で埼玉県警が田口八重子さんについて発表(報道は匿名を条件)してから30年になります。そのことについてお話ししました

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2021年5月 7日

役所は信じられるのか【調査会NEWS3433】(R03.5.7)

 緊急事態宣言で連休中鉄道会社に本数を減らせとの指示がありました。小学生が考えても本数を減らせば電車が混むのは当たり前です。これ考えたのは相当頭の悪い人だろうと思います。各社適当にごまかしたようですが、こんなことをやっていたら狼少年の話のように、本当の危機のときにお上の言うことを誰も信じなくなるのではないでしょうか。

 そもそも、飲み屋をいくらいじめても入国外国人の待機について管理をいい加減にやっていたら何の意味もありません。それ以外のことを含め、結局締め上げやすいところを締め付けて、面倒なところは放置しているように見えるのです。

 先日の調査会NEWSでも書きましたが、防衛省への情報開示要求で出てきた文書を読んで、どう考えても国民を守る意志は感じられませんでした。私たちは何より拉致被害者を救出しなければならないということを前提に考え、そのために障害になる法的制約をどうやったらクリアできるか考え、発信してきました。しかし文書を読んで思ったのはまず「救わない」というのが前提にあって、その理屈に法律を作っているということでした。

 歴史の教科書によく出てくる言葉ですが大正2年(1913)2月、衆議院本会議で尾崎行雄が桂太郎内閣を批判して言った言葉「玉座(天皇の権威)をもって胸壁となし、詔勅(天皇の意思を表明する文書)をもって弾丸に代え」に例えれば「憲法をもって胸壁となし、法律をもって弾丸に代え」ということです。

 せめてこれが防衛省でも内局の役人だけであれば良いのですが、実際には制服を着ていても役人みたいな人はいます。そうでなくても自衛官は国民を守る前に法律の制約を絶対視する風土の中で暮らしていますから、極論すれば「国民を救わない組織」になっているのではないかとすら思うのです。

 もちろん文字取り粉骨砕身、苦労している公務員も防衛省に限らず各省庁沢山いるわけで、お役所全てを批判するつもりはありません。しかし明らかに間違っていることまで全て認めていたら、そういう真面目な人たちこそが報われなくなります。

 役人は政治家と異なり選挙の洗礼を受けるわけではありません。防衛省の文書はその役人が国民を救うための立法をするなと国会議員に言おうとしていたということです。ならば、国民の側もそれなりの対応をすべきではないでしょうか。13日の「仰天集会」ではそれを含めていくつかの「仰天」を発表する予定です。

 追伸「密を減らすために電車を減らせ」とのアホな指示に真面目に従わなかった鉄道会社に敬意を表したいと思います。

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■マスク・ポスターVer. 24と特定失踪者・拉致被害者パンフレット改訂版好評発売中(迷彩マスクは販売終了しました)

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※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)

・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長兼調査会副代表がゲスト

https://youtu.be/KmJaSVAb9E8

・増元照明調査会副代表(前家族会事務局長がゲスト)

https://youtu.be/u3OjhdYrb2o

★5月13日(木) 18:30 5.13仰天集会(仮称・調査会主催)

・小石川運動場会議室(文京区後楽1-8-23 03-3811-4507)

 飯田橋駅下車徒歩3~8分

・調査会・特定失踪者家族会役員が参加

YouTubeでライブ中継します

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

★5月22日(土)午前 北九州(加藤久美子さん)現場ライブ

・代表荒木が参加

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

★5月22日(土)14:00 北朝鮮人権シネマフォーラム in 鳥栖(特定非営利活動法人武闘塾主催)

・鳥栖市民文化ホール

 バス文化会館徒歩1分(鳥栖市宿町807 0942-85-3645)

・調査会代表荒木・幹事石原が参加

★5月23日(日)13:30 北朝鮮人権シネマフォーラム in福岡(救う会福岡・調査会主催)

・福岡市健康づくりサポートセンター「あいれふ」

 地下鉄赤坂駅徒歩4分(福岡市中央区鶴舞2-5-1)

・特定失踪者家族会吉見副会長・調査会代表荒木・幹事冨永が参加

・問合せ 救う会福岡(https://sukuukai-fukuoka.jp/mail)

★9月11日(土)14:00 熱田神宮文化講座(熱田神宮主催)

・熱田神宮文化殿

 名鉄神宮前徒歩3分(名古屋市熱田区神宮1-1-1)

・調査会代表荒木が参加

・問合せ 熱田神宮文化殿(052-671-0852)

★代表荒木のYouTubeチャンネル

 毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 ★FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」 

毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 他

幹事長村尾がパーソナリティー  

現在休止していますがバックナンバーはYouTube Office Movementのチャンネルからはいつでも聴取できます。

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・代表荒木がキャスターをつとめています。

https://www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg

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北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(令和3年1月22日現在確認分)

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※■を半角の@に置き換えて下さい。 

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北朝鮮軍は南侵するか?という話(Vol.400)

 令和3年5月7日金曜日のショートメッセージ。今日のお話は北朝鮮の人民軍が南侵するかという話。結論から言えばしません。ただし挑発をする可能性はあります。そのからみで見てみていただきたいのがたびたび紹介した韓国映画「ノーザン・リミット・ライン」です。コメントで書いて下さった方がおられて知ったのですが動画配信サイトのGyaOで5月14日まで無料で見られます。これと、可能であれば拙著『靖國の宴』を読んでいただくと私の申し上げたいことは分かるのではないかと思います。拙著はともかくとりあえず映画をご覧いただければ幸いです。
https://gyao.yahoo.co.jp/title/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%80%80%E5%8D%97%E5%8C%97%E6%B5%B7%E6%88%A6/601770c2-32a5-4fbb-9cb7-8081b1e23568


 なお、お陰様で400回になりました(収録してから気付いたので動画の中では言ってません)。この間のご支援にあらためて御礼申し上げます。

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2021年5月 6日

Military Facilities and North Korean Abduction in Japan

Military Facilities and North Korean Abduction in Japan

Shoji Sugino, Deputy Secretary-General of COMJAN

   North Korea has always thought of the U.S as its enemy since the nation was established in 1948.

The U.S has been North Korea’s biggest enemy even though there have been big changes in the situation such as the Cold War in the West and East, the division of the Korean Peninsula and the collapse of the Soviet Union.

   North Korea has seen South Korea as a puppet of the U.S and so has Japan which has been one of the U.S’s allies. Especially Japan has no laws to control foreign agents, and it is difficult for westerners to distinguish Japanese and North Koreans both of whom are Asians on their appearance.

There are many Korean-Japanese agents for North Korea who were born in Japan before the World War II and speak Japanese fluently. They can do espionage activities integrating themselves in the Korean-Japanese community. In a word, convenient conditions exist for North Korean agents.

U.S Military Information Is Crucial for the Very Existence of North Korea

It can be said that the deployment of the U.S military forces, the founding of the Japan Self Defense Forces and military alliance between Japan and the U.S have been crucial for the very existence of North Korea as a member of the Eastern Bloc.

North Korea has penetrated in Japan and conducted espionage activities in the 1940s when the state was established. Most North Korean agents who have been arrested in action in Japan

confessed that they had tried to acquire information on Japanese politics, economy, diplomatic relations with foreign nations and military information of Japan and the U.S.

   For example, Megumi Yao, the spouse of a Yodo-go hijacker, opened a bar in Yokosuka City, Kanagawa Prefecture in 1988 where high ranking officials of the Bureau of National Defense, students of the National Defense Academy visited as customers. It can be said that not only North Korean agents but also Japanese ones have shared a mission to collect information.  

What kind of military strategy do the U.S forces follow against USSR and North Korea? How are they deployed? Do they communicate smoothly with the Japan Self Defense Forces? Do they bring nuclear weapons into Japan? How do they detect the whereabouts of submarines? Will they attack Pyongyang, the capital of North Korea? Although the quality of information is varied, North Korean espionage network continuously collects, organized and analyze the acquired information.

North Korean agents have been incessantly trying collect information: the Defense White Book published by the Ministry of Defense, newspaper and weekly magazine articles as well as those written by experts and transcripts of lectures. They are likely to amass an incredibly large amount of information and carefully analize it.

Missing Japanese Related to Military Facilities

Quite a large number of missing cases has occurred near the facilities of the U.S forces and the Japan Defense Force. Among rougly 470 missing Japanese identified in COMJAN’s lists 100+ disappeared and/or lived near the military facilities including a former member of the Japan Self Defense Force. Another person whose family members have lost contact after he had asked them to send his family register document in order to work for a U.S base. Although we do not assert those missing were all abducted for obtaining military related information, we have to investigate those cases keeping its possibility in mind.

For what purpose have they been implemented if indeed done done by North Korean agents?

(1) In order to know what kind of military strategy the U.S and Japanese forces follow againt the Eastern Bloc and North Korea, the agents approach and abduct in some cases those knowledgeable about the deployment of combat planes and aircraft carriers, the development of new weapons, human resources and security situations at military facilities.

(2) Members of the Japan Self Defense Force have special skills and licenses which are not available for ordinary citizens such as flying fighter jets, sailing warships and controlling wireless transmitters.

The agents try to not only acquire know-how but also abduct those persons themselves in some cases.  

(3) The agents can reasonably guess the deployment of the air force through the observation of departure and arrival of fighter jets and patrol planes if they live near the air base; they can pick the sudden increase of transmission and reception though it is next to impossible to intercept and decipher the encrypted wireless communications by US forces.  The Eastern Bloc and/or North Korea would be able to sabotage US military actions if the antenna had been damaged in the case of emergency.

(4) In order to execute the activities above, the agents need to grasp the security conditions and geographical situations around the military bases and facilities, and have abducted local residents to facilitate their operations.

(5) It is probable that some non-related persons have been “accidentally” abducted because they saw espionage activities. Even those who did not see anything but by whom the agents mistakenly believed to be seen may have been abducted.

North Korea Never Gives up Nuclear Weapons and Missiles

The U.S. is by the most important player and resided in the center stage in the world. Not only North Korea but also any other countries are eager to acquire information on the world strongest military, while the U.S. makes every effort to keep its vital information from outside eyes. Effectively the U.S. has led the world in not just military but economic and societal aspects. Although communism was raging in the 20th century, the Cold War was over by the collapse of the Soviet Union.

However, North Korea has survived the collapse of the Soviet Union. It is true that Chinese and Russian support is one of the reason for North Korea’s existence, but it is far less than in the Cold War years. It may be the case that China and Russia do not want to let North Korea collapse but make it a threat to them. This lukewarm attitude of both countries is one of the factors contributing to North Korea’s unending poverty and famine in the last few decades.

It is better to understand that North Korea is a totalitarian country under the Kim dynasty rather than a communist one. The collapse of the country means that of the regime, consequently the conviction of Kim family. Therefore Kim family and its accomplices are desperate to keep the regime intact and will never give up the development of nuclear weapons and missiles no matter how friendly Kim Jong-Eun makes hugs with former US President Donald Trump or South Korean President Moon Je-In saying “I will give up nuclear weapons.” Upon renouncing nuclear weapons, the Kim dynasty immediately collapse.

Recently North Korea has launched the missiles. Whether military or civilian, information and technology transmitted to North Korea will be utilized for weapon development and espionage activities.

Compared to the previous Nodon and Tepodon missiles, the shooting range and precision of the current ones have been dramatically improved, and the size of nuclear war heads has become more compacts. The highly technical knowledge of abducted Japanese may contribute to such improvement.

 Because we have given the monster named North Korea leeway for years, it has developed missiles reaching the North American Continent and the space.

(Translated by Yuki Yakabe, Executive member of COMJAN, 

Supported by Yoshitaka Fukui, Professor of Aoyama Gakuin University)

 

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英文での情報発信にご協力を【調査会NEWS3432】(R03.5.6)

 以下は副幹事長の杉野が4月6日付3421号に書いた「軍事施設と拉致」を英訳したものです。私は英語は全くだめなので、ご協力いただける方、ぜひ国外への情報発信にご協力お願いします。別途英文のみの投稿をします。

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Military Facilities and North Korean Abduction in Japan

Deputy Secretary-General Shoji Sugino

   North Korea has always thought of the U.S as its enemy since the nation was established in 1948.

The U.S has been North Korea’s biggest enemy even though there have been big changes in the situation such as the Cold War in the West and East, the division of the Korean Peninsula and the collapse of the Soviet Union.

   North Korea has seen South Korea as a puppet of the U.S and so has Japan which has been one of the U.S’s allies. Especially Japan has no laws to control foreign agents, and it is difficult for westerners to distinguish Japanese and North Koreans both of whom are Asians on their appearance.

There are many Korean-Japanese agents for North Korea who were born in Japan before the World War II and speak Japanese fluently. They can do espionage activities integrating themselves in the Korean-Japanese community. In a word, convenient conditions exist for North Korean agents.

 

U.S Military Information Is Crucial for the Very Existence of North Korea

 

It can be said that the deployment of the U.S military forces, the founding of the Japan Self Defense Forces and military alliance between Japan and the U.S have been crucial for the very existence of North Korea as a member of the Eastern Bloc.

North Korea has penetrated in Japan and conducted espionage activities in the 1940s when the state was established. Most North Korean agents who have been arrested in action in Japan

confessed that they had tried to acquire information on Japanese politics, economy, diplomatic relations with foreign nations and military information of Japan and the U.S.

   For example, Megumi Yao, the spouse of a Yodo-go hijacker, opened a bar in Yokosuka City, Kanagawa Prefecture in 1988 where high ranking officials of the Bureau of National Defense, students of the National Defense Academy visited as customers. It can be said that not only North Korean agents but also Japanese ones have shared a mission to collect information.  

What kind of military strategy do the U.S forces follow against USSR and North Korea? How are they deployed? Do they communicate smoothly with the Japan Self Defense Forces? Do they bring nuclear weapons into Japan? How do they detect the whereabouts of submarines? Will they attack Pyongyang, the capital of North Korea? Although the quality of information is varied, North Korean espionage network continuously collects, organized and analyze the acquired information.

North Korean agents have been incessantly trying collect information: the Defense White Book published by the Ministry of Defense, newspaper and weekly magazine articles as well as those written by experts and transcripts of lectures. They are likely to amass an incredibly large amount of information and carefully analize it.

Missing Japanese Related to Military Facilities

Quite a large number of missing cases has occurred near the facilities of the U.S forces and the Japan Defense Force. Among rougly 470 missing Japanese identified in COMJAN’s lists 100+ disappeared and/or lived near the military facilities including a former member of the Japan Self Defense Force. Another person whose family members have lost contact after he had asked them to send his family register document in order to work for a U.S base. Although we do not assert those missing were all abducted for obtaining military related information, we have to investigate those cases keeping its possibility in mind.

For what purpose have they been implemented if indeed done done by North Korean agents?

(1) In order to know what kind of military strategy the U.S and Japanese forces follow againt the Eastern Bloc and North Korea, the agents approach and abduct in some cases those knowledgeable about the deployment of combat planes and aircraft carriers, the development of new weapons, human resources and security situations at military facilities.

(2) Members of the Japan Self Defense Force have special skills and licenses which are not available for ordinary citizens such as flying fighter jets, sailing warships and controlling wireless transmitters.

The agents try to not only acquire know-how but also abduct those persons themselves in some cases.  

(3) The agents can reasonably guess the deployment of the air force through the observation of departure and arrival of fighter jets and patrol planes if they live near the air base; they can pick the sudden increase of transmission and reception though it is next to impossible to intercept and decipher the encrypted wireless communications by US forces.  The Eastern Bloc and/or North Korea would be able to sabotage US military actions if the antenna had been damaged in the case of emergency.

(4) In order to execute the activities above, the agents need to grasp the security conditions and geographical situations around the military bases and facilities, and have abducted local residents to facilitate their operations.

(5) It is probable that some non-related persons have been “accidentally” abducted because they saw espionage activities. Even those who did not see anything but by whom the agents mistakenly believed to be seen may have been abducted.

North Korea Never Gives up Nuclear Weapons and Missiles

   The U.S. is by the most important player and resided in the center stage in the world. Not only North Korea but also any other countries are eager to acquire information on the world strongest military, while the U.S. makes every effort to keep its vital information from outside eyes. Effectively the U.S. has led the world in not just military but economic and societal aspects. Although communism was raging in the 20th century, the Cold War was over by the collapse of the Soviet Union.

However, North Korea has survived the collapse of the Soviet Union. It is true that Chinese and Russian support is one of the reason for North Korea’s existence, but it is far less than in the Cold War years. It may be the case that China and Russia do not want to let North Korea collapse but make it a threat to them. This lukewarm attitude of both countries is one of the factors contributing to North Korea’s unending poverty and famine in the last few decades.

It is better to understand that North Korea is a totalitarian country under the Kim dynasty rather than a communist one. The collapse of the country means that of the regime, consequently the conviction of Kim family. Therefore Kim family and its accomplices are desperate to keep the regime intact and will never give up the development of nuclear weapons and missiles no matter how friendly Kim Jong-Eun makes hugs with former US President Donald Trump or South Korean President Moon Je-In saying “I will give up nuclear weapons.” Upon renouncing nuclear weapons, the Kim dynasty immediately collapse.

Recently North Korea has launched the missiles. Whether military or civilian, information and technology transmitted to North Korea will be utilized for weapon development and espionage activities.

Compared to the previous Nodon and Tepodon missiles, the shooting range and precision of the current ones have been dramatically improved, and the size of nuclear war heads has become more compacts. The highly technical knowledge of abducted Japanese may contribute to such improvement.

 Because we have given the monster named North Korea leeway for years, it has developed missiles reaching the North American Continent and the space.

(Translated by Yuki Yakabe, Executive member of COMJAN, 

Supported by Yoshitaka Fukui, Professor of Aoyama Gakuin University)

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■マスク・ポスターVer. 24と特定失踪者・拉致被害者パンフレット改訂版好評発売中(迷彩マスクは販売終了しました)

・マスク(2枚+マスクケース):1セット2000円

・ポスター(A1版):1枚100円

・パンフレット(A4版20ページ・特定失踪者・政府認定拉致被害者・警察断定拉致被害者・救う会認定拉致被害者の写真と簡単なデータが記載):1冊200円。

 いずれも調査会ホームページからインターネットでご購入いただけます。

https://www.chosa-kai.jp/goods

<調査会役員・特定失踪者家族会三役等の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等> 

※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。 

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)

・竹下珠路特定失踪者家族会事務局長兼調査会副代表がゲスト

https://youtu.be/KmJaSVAb9E8

・増元照明調査会副代表(前家族会事務局長がゲスト)

https://youtu.be/u3OjhdYrb2o

★5月13日(木) 18:30 5.13仰天集会(仮称・調査会主催)

・小石川運動場会議室(文京区後楽1-8-23 03-3811-4507)

 飯田橋駅下車徒歩3~8分

・調査会・特定失踪者家族会役員が参加

★5月22日(土)午前 北九州(加藤久美子さん)現場ライブ

・代表荒木が参加

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

★5月22日(土)14:00 北朝鮮人権シネマフォーラム in 鳥栖(特定非営利活動法人武闘塾主催)

・鳥栖市民文化ホール

 バス文化会館徒歩1分(鳥栖市宿町807 0942-85-3645)

・調査会代表荒木・幹事石原が参加

★5月23日(日)13:30 北朝鮮人権シネマフォーラム in福岡(救う会福岡・調査会主催)

・福岡市健康づくりサポートセンター「あいれふ」

 地下鉄赤坂駅徒歩4分(福岡市中央区鶴舞2-5-1)

・特定失踪者家族会吉見副会長・調査会代表荒木・幹事冨永が参加

・問合せ 救う会福岡(https://sukuukai-fukuoka.jp/mail)

 

★代表荒木のYouTubeチャンネル

 毎日5~10分配信しています。RadioTalk・GooglePodcastなどでは音声配信で聞くことができます。

https://www.youtube.com/channel/UCSa3H61PRYDyRy4aHvF_VSA

 

 ★FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」 

毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌) 他

幹事長村尾がパーソナリティー  

現在休止していますがバックナンバーはYouTube Office Movementのチャンネルからはいつでも聴取できます。

https://www.youtube.com/channel/UCTtzOOIcIOa22_gnLubk8Dg

 

★インターネット放送 channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回26分の番組の前半は無料で視聴していただけます。 

http://ajer.jp 

 

★予備役ブルーリボンの会の動画配信「レブラ君とあやしい仲間たち」

・代表荒木がキャスターをつとめています。

https://www.youtube.com/channel/UCPrqeCO5CGlj9Imyzz1_XTg

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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。 

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北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(令和3年1月22日現在確認分)

http://araki.way-nifty.com/araki/2021/01/post-2e613f.html

着岸漂流一覧と失踪関連地点マップ

https://drive.google.com/open?id=1Nsd5Xf9dqDa6AsYv5_4VspEFmeNh95qS&usp=sharing

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特定失踪者問題調査会ニュース 

--------------------------------------------------------- 

〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301 

Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059 

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※■を半角の@に置き換えて下さい。 

調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/ 

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発行責任者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は 

kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい) 

※■を半角の@に置き換えて下さい。 

<カンパのご協力をよろしくお願いします> 

■特定失踪者問題調査会■ 

●クレジットカードでのカンパが可能です。ホームページから入って手続きできます。 https://www.chosa-kai.jp/net_de_kifu

●郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会 

●銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会 

●労金口座 中央労働金庫 本郷支店 144093 名義 特定失踪者問題調査会代表 荒木和博 

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周囲が拉致の話を聞いてくれないときどうするかという話(R3.5.6)

 令和3年5月6日木曜日のショートメッセージ(Vol.399)。いただいたコメントで「周りの人が拉致問題についての話を聞いてくれない」というのがありました。答えにはなってませんがそれについてお話ししました。

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2021年5月 5日

分断固定化の話(R3.5.5)

 令和3年5月5日水曜日のショートメッセージ(Vol.398)。昨日の続きのような話で、朝鮮半島における二つの国家の対峙と、そこからおきる様々なトラブルを解消するにはどうすべきかというお話しです。現実にはできるとは思えないのですが、一方で本当にトラブルを解消したいならこれしかないと思います。

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2021年5月 3日

憲法と拉致(R3.5.3)

 令和3年5月3日月曜日のショートメッセージ(Vol.396)。憲法記念日なので憲法にちなんだ話を。まあ個人の感想?ですが。

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