人情の海
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このファイルは寺越武志さんの著書『人情の海』を家内が翻訳したものです。前にも公開したことがあるものですが、ブログに載せておくのも意味があると思いますのでアップロードしました。まるまる本一冊ですので、読むのも大変ですが、参考になれば幸いです。
この本はもちろん、寺越武志さんが自分の意志で書いたものではありません。北朝鮮で自分の意志で本を出版できるのは金正日だけでしょう。これは北朝鮮のプロパガンダです。それにしても『人情の海』とは、よくもこんなタイトルをつけたものだと思います。
この本の中で、どう考えても日本人が書いたものにしては不自然な話がいくつもあります。例えば武志さんの中学の担任の先生、本の中では「ニシ・アズマ先生」となっているのですが、これは実は「西東(さいとう)先生」のことです。西東というのは能登にある名字だそうですが、少なくとも自分の担任の名前をこういう間違え方はしないでしょう。結局、武志さんの話を元に当局が書いた本ということです。あるいは武志さんは、この部分をあえて直さないで、自分の本意ではないということを知らせているのかも知れません。
なお、この本は9.17の前に出たため、当時の北朝鮮の宣伝そのままに、「拉致はでっち上げ」と言っています。ここら辺も逆に興味のあるところです。
北朝鮮の公文書を読むときの原則は「全て嘘だと思って読む。そして、『北朝鮮はなぜこんな嘘をつくのだろう』と考える」ということです。なぜ嘘をつくのか、裏を考えれば、意外と簡単に真実が分かります。興味のある方はその練習問題のつもりで読んでみて下さい。
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