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2006年9月26日

拉致担当大臣

 もう誰にするかは決っているのだろうが、安倍政権では拉致担当大臣、ないしそれに次ぐポストができるという。拉致問題重視という意味では画期的なことだが、無任所大臣で担当しても手足がないのだから、そのままでは「拉致担当大臣」ではなく「家族担当大臣」になってしまうのではないか。もし、私が自民党の役員で拉致問題の解決に熱心でないか、あるいは北朝鮮と裏取引をしようとしているとすれば、人当りの良い、家族に信頼されそうな人材を大臣に任命し家族会を慰撫しておいて、表面上はやっているポーズを見せ、裏で別の動きをすると思う。
 そうしないためには全ての拉致被害者を救出すること、日本主導で帰国者やその日本人妻問題を含むすべての北朝鮮人権問題の解決を進めることを、世論の側が常に政府に対して言い続け、風を起こしていくことが必要である。それが安倍さんへの応援にもなるはずだ。
 本当なら拉致問題の担当大臣は防衛庁長官との兼務が最も望ましいと思うのだが。

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