別に新しいものではありません。現在横浜の海上保安庁の施設に展示してある北朝鮮工作船の自爆スイッチ。例の奄美沖で海保の巡視船と銃撃戦をやって沈んだ工作船です。これは工作母船ではなく、母船に積まれていた子船のものだそうですが、おそらく母船も同じものが付いており、それを使って自沈したのだと思います。二つのボタンを同時に押すと仕掛けられた爆薬が爆発して船に穴が開き沈没するのでしょう。
自分が死ぬことを覚悟してやってくる人間は、他人を殺すことも何とも思わないはずです。安明進氏はこの工作船の事件の後、「工作船がこうなったのだから、こんどは絶対に潜水艦を使うはずです」と言っていましたが…。