本会議
新テロ特措法の本会議再議決で小沢一郎、民主党代表が本会議を欠席し大阪府知事選の応援に行ったというのは今日になって知りました。私は昨日は夕方、西村真悟衆議院議員のご子息のお通夜が同じ大阪の堺であり、そこに行って、帰りは飛行機が遅れたため帰宅したのが午前2時でした。朝起きてから聞いて驚いた次第です。
その西村議員は本会議に参加したため、お通夜の式場に着いたのは始まる直前。私の方が先に着いていました。再議決の結果は分かっているのですから、無所属である西村議員が欠席してご子息との別れに行かれても誰も文句は言わなかったと思います。しかし、それでも本会議に参加した西村議員と、テロ特措法反対で国政をかき回しておきながら、最後になって欠席した小沢代表を比べたとき、何とも言えない思いでした。お1人は無所属議員、もう1人は野党第1党の党首です。
私は反対の立場を100%否定するものではなく、それによって起こりうる不利益を理解した上でなら、様々な選択はあって良いと思います。しかし、これでは最初から党利党略でゴネただけと言われても仕方ないでしょう。もともと国民が小沢一郎に期待したのはそういうことに超越した気骨あるリーダーだったと思うのですが。外野から言うのは無責任かも知れませんが、民主党の中の良識的な人たちはもっと声をあげてもらいたいと切に思います。
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