苦労を厭わない国
最近ふと思ったのですが、北朝鮮というのは「楽をしてもうけるためにはどんな苦労も厭わない国」ではないでしょうか。
工作活動に使うヒト、モノ、カネ、どれもまともに使えば北朝鮮はこんなにひどい状態になってはいないはずです。もちろん、どんな国でも工作活動はしないわけにはいきませんが、バランスを崩すとかならず一般社会にしわ寄せが来ます。しかし、硬直した共産主義国家ではその方針を変えることはできません。
中国も膨大な人的物的資源を工作活動に使っている国ですし、秘密結社の類が非常に好きなお国柄です。それでも中国というのは近代以後、外国との戦争に勝ったことはありません(だから今「今度は勝つぞ」と思っているのかも知れませんが)。北朝鮮にはそのいびつさがある意味喜劇的に現れているように思えます。
まあ、そういってしまうと国民にろくに飯もくに食わせられない小国の工作活動に翻弄されている私たちの方も情けなくなってはくるのですが。
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