失踪者家族からの手紙の代読
※以下は昨日10月14日付の調査会NEWS 675に書いたものです。一部修正してあります。
今日「しおかぜ」の収録の中で大沢孝司さんのお兄さんの茂樹さん、山本美保さんのお母さんの文子さんからのお手紙の代読をしました(これは今調査会ニュースにて連載でお送りしている平沼拉致議連会長への手紙ではなく、しおかぜを通じて北朝鮮に送るご家族からのメッセージです)。
最近は手紙の代読は予備役ブルーリボンの会の一員でもある葛城奈美さんが主にやってくださっているので、自分で読むのは久し振りでした。あらためてやってみて、「しおかぜ」をスタートした当時のことがいろいろ思い出されました。「初心に返る」とはこういうことか、とも感じました。
「しおかぜ」も無我夢中でスタートして、まもなく3年になります。政府の放送に比べれば10分の1程度のコストで、人員も収録から編集、作成と、村尾理事1人でやっている状態ですが、ともかく3年間続けてこれたのはご支援いただいた皆様のおかげです。あらためて感謝申し上げます。
お手紙を読んでいるとあらためて解決できない悔しさや自らの非力の情けなさも混じった複雑な思いになります。本当はもっと早くに放送を「緊急放送」に切り替え、直接の救出に使えるようにしたかったのですが。
いずれにせよ、愚痴をこぼしていてもはじまりません。米国のテロ支援国家指定解除という、プラスにとらえれば日本がフリーハンドを持った「好機」を活かすべくやってまいります。「しおかぜ」へも一層のご支援をお願いします。
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