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2008年10月27日

若狭の海岸で思ったこと。

 25、26日と福井(若狭地方)の調査及び集会参加をしてきました。小浜から越前海岸にかけては風光明媚な海岸が続きますが、それは同時に工作員が容易に侵入できるということでもあります。原発も密集しており、麻生幾氏の小説「宣戦布告」(映画は石侍露堂監督作品)の舞台になったのもここです。

 今月はこの地域を2度訪れたのですが、海岸に立って「どうやったら守れるだろうか」と考えると背筋に寒気を感じます。日本の法律ではゲリラ侵入の通報があればまず警察が出るわけですが、相手が機関銃を持っていようとRPG-7を持っていようと警察は相手が撃たない限り発砲できません。幸か不幸か自衛隊は全く手遅れになってから大仰な決断の上に出ていくのでしょうが、福井にあるのは鯖江の施設部隊だけです。

 つまり警官が何の手出しもできずに何人も射殺されあるいは爆殺され、多数の住民が殺害されてしまうということです。政府は後で、「いかに迅速かつ適切な対処をしたか」という作文を作り、「二度とこのようなことが繰り返されないように」と盛大な慰霊祭でもやるのでしょう。

 今回、さまざまなことが分かりました。現在整理中です。木曜の記者会見までにまとめたいと思います。

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