メーデー
※5月1日付調査会NEWS 774号に書いたものを多少直しました。
4月29日に東京・代々木公園で開催された連合主催のメーデーに特定失踪者問題調査会として出店しました。この模様は戦略情報研究所のホームページにある「しおかぜだより」に報じられています。
http://senryaku-jouhou.jp/tayori.html
ご協力いただいたUIゼンセン同盟ヤングリーブスの皆さん、ブースを訪ねて下さった皆さん、ありがとうございました。当日はカンパ8,536円、グッズ売り上げ37,000円あわせて45,536円になりました。ご支援に心より御礼申しあげます。
ところで、そのメーデーの最中、ふとタイトルのようなことが頭に浮かびました。もともと真鍋副代表が「政府にも『良い政府』と『悪い政府』がある。もっと『良い政府』が動きやすいようにしないと」と言ったことにヒントを得たものですが、「良い政府」も「悪い政府」も一部で、大部分は「どうでもいい政府」なのではないでしょうか。もちろん、そんな名前の政府があるわけではなく、政府の中は良い人も悪い人も一部、あとはどうでもいい、まあ仕事は増やしてほしくないという人だということです。
「悪い政府」ならやっつければ良いわけですが、「どうでもいい政府」というのは本人たちが悪いことをしているという自覚もなく、かといって「何とかしたい」という意識を持っているわけでもないので、ある意味一番始末に困ります。
もっとも、こんな状態は昔からあまり変わっていないのでしょうから、それを前提にやるしかありません。上が明確な指示を降ろせばお役所は動くわけで、その決断を政治がするかどうかだろうと思います。その政治を動かすのは世論です。
私たちの政府とのスタンスは常に「建設的緊張関係」を基本にしていますが、その中では様々な政府関係者の皆さんと連携し、協力もし、私たちに対しても協力してもらっています。別に反政府運動でやっているわけではないので、これは当然のことだと思います。一方で、拉致問題が解決しない理由の大きなものは何十年も積もり積もってきた政府による隠蔽であり、その部分はどうしても打破していかなければなりません。これからもっと厳しく闘わなければならない局面も出てくることは間違いありませんが、「良い政府」の皆さん、共にがんばりましょう。
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