感謝
※10月17日付の調査会NEWS 842号に書いたものです。
「感謝」というのも変な話ですが、昨日朝鮮総聯が中心になって都内で行った「6.15共同宣言、10.4宣言固守実践海外同胞大会」は私たちにとって貴重な成果をもたらしました。この集会についての共同声明は家族会、救う会、難民救援基金、NO FENCE、守る会(以上略称50音順)と調査会の連名で行い、合同の抗議活動ができました。
さらに今回は民団も抗議活動を行い、「6者協議に復帰せよ」「6.15共同宣言は無効だ」などのスローガンとともに、「拉致被害者をすべて返せ」というアピールを行ってくれました。私自身は外国人参政権の問題について民団とは立場が正反対なのですが、今回はこの集会のおかげで団結してアピールができました。スローガンを書いた沢山のプラカードや横断幕と日の丸、韓国の太極旗、ブルーの幟旗などバラエティに富んだ抗議でした。
考えてみれば、総聯がこういう集会をやってくれた方が日本の世論喚起にも各団体の連携にもプラスになるかも知れません。会場費も要りませんし、一石二鳥です。
この際朝鮮総聯にはがんばって、「経済制裁に負けない東京集会」とか、「拉致事件の幕引きをめざす全国大会」とか、「帰国者は幸せに暮らしているぞ!大阪集会」とか、「政治犯収容所の拡張を求める海外同胞大会」なんてのをやってもらった方が良いのかも知れません。もっとも、朝鮮高校の生徒まで動員して1000人規模の集会というのは、昔の総聯の組織力から考えれば隔世の感がありますが、とりあえず次の集会を期待しましょう。
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