併合百周年の首相談話
私自身は韓国に併合を感謝せよと言うつもりはない。もちろん当時大韓帝国の中にも日韓併合を求める声はあったが、基本的には日本の安全保障上必要だったということである。今、1億3千万国民の中で極左から極右まで、もう一度日韓併合をしようという人間はほとんどいないだろう。その意味では国論は統一されている。
日韓併合の35年はすでに歴史であり、消せるものではない。だからいつまで続けられるか分からない総理の談話でどうなるものでもないが、「サハリン韓国人支援」まで持ち出して既成事実を作ろうという意図は許せない。もし、総理がお詫びをするなら、言葉ではなく、当時よりもっと酷い状況にある北朝鮮を日本の手で解放し、拉致被害者救出のみならず北朝鮮の2千万国民を救うべきなのではないか。それこそが「未来志向」だと思うのだが。
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