衆院拉致特/正義感
【調査会NEWS981】(22.11.3)
■衆議院拉致特委で陳述
明日11月4日15:00から開かれる衆議院拉致特委(北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会・奥村展三委員長)で家族会飯塚代表・横田前代表・増元事務局長・救う会西岡会長とともに調査会代表荒木が参考人として陳述します。
時間は18:00までの3時間で、冒頭参考人からの意見聴取が1人7分、その後各党20分の決められた質疑者による参考人への質疑、最後に参考人に対する自由質疑の予定です。
荒木の陳述は主に10・23集会の折述べた国内問題としての拉致問題という視点からのものになる予定です。
■正義感
荒木和博
昨日テレビ朝日系の「スーパーJチャンネル」で「山本美保さんに関するDNAデータ偽造疑惑事件」を取り上げていました。著名な鑑定医の上野正彦先生が先月14日の記者会見で発表した山形の身元不明遺体の鑑定署を見て「山本美保さんとは別人」と断定していたのは印象的でしたが、取材に対して山梨県警の書面による回答は「(山形の遺体が山本美保さんであることに)矛盾はない」とするものでした。
こういう回答を県警が独自でするはずはなく、当然警察庁の判断を仰いでいるのでしょうが、すでに素人が見ても矛盾が明らかなのに、法秩序を守るのが仕事である警察が臆面もなく発表するとことに、悲しささえ感じました。
このメールをご覧の方にも多くの警察官僚・警察官・OBがおられます。大部分の方は日本の社会を守ろうという正義感・使命感をもって職業として選択したはずです。このようなことを警察がやっていることに、個人として憤りを感じないのだろうかと思います。あるいはこのようなことは氷山の一角だったから問題にすること自体がおかしいとでも言うのでしょうか。
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