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2011年3月17日

希望

 別に何かのきっかけがあったわけではないのですが、何時の頃からか「人間には最後まで希望を持ち続ける権利がある」と思うようになりました。時には授業中学生に話したりもするのですが、今回もし災害派遣で現地に行けるようであれば、もっとそれを実感できるのではないかと思います。

 戦後初の予備役(予備自衛官)投入は、少なくとも最初のうちは試行錯誤の連続だと思います。現役の皆さんからすれば、特に私たち公募予備自に対しては「ろくに訓練もしていないのに足手まといになるだけではないか」とも見られるでしょう。でも、地方議員をやっている予備自衛官の友人たちは、直前に自分の選挙が迫っていても「行きます」と答えています。私も招集されたら、どんな持ち場であれともかく足手まといにならないように頑張ります。今の子供達に「あのときの世代がこの国を守ってくれた」と言ってもらえるように。

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