御礼とご報告
【調査会NEWS1023】(23.3.12)
■御礼とご報告
荒木和博
昨日から今朝にかけてご心配いただいた皆様に心より御礼申し上げます。簡単に調査会事務所の状況を報告します。
昨日11日夜の時点で事務所には私と専務理事村尾・常務理事曽田・理事矢可部と、事務所3階で19:00より開催予定だった予備役ブルーリボンの会の講習会に参加するため早めにやってきていた同会のK会員、午後たまたま都内にいて事務所に避難してきた私の家内がいました。交通機関は全面ストップだったのでそのまま待機しながら北陸での現地調査や予備役ブルーリボンの会講習会の延期を連絡し、8時過ぎ、曽田・矢可部は歩いてそれぞれの自宅に帰りました。矢可部は3時間位、自宅が千葉の曽田は朝までかかって帰宅しました。
曽田のところからさらに奥で、歩いては帰れないKさんにはそのまま事務所3階に泊まって貰いましたが帰宅したのは今日の午後になったようです。村尾と私、家内は21時頃から少しずつ電車が動き始めたのでしばらく様子を見て23時半頃事務所を出て帰宅。地下鉄は1駅ごとに10分位停まっている状態でしたが、何とか午前2時過ぎに家には着きました。
色々ご心配おかけしてすみませんでしたが、事務所は私の机まわりが一番ひどく(整理をしていない証拠)足の踏み場もない状況で、建物にも多少ひびが入り一部内壁がはがれたりしたものの全体としては大丈夫です。風が吹いても揺れるようなビルなのですが、意外と持ちました。隣のビルは最初の揺れで入口のガラス扉が割れて飛び散っていました。東京でも凄まじい揺れでしたが、いくつか火災は起きたものの、それほどの被害はありません。ライフラインも無事です。甚大な被害を受けられた地域の皆さん大丈夫でしょうか。
まだ余震も続いていますし、震源地も甲信越まで広がっています。現在テレビなどで伝えられる映像には呆然とするばかりで、落ち着けばさらに被害状況が分かってくると思います。被災された方には心よりお見舞いを申し上げます。予備自衛官はこれまで災害派遣招集をされたことはないのですが、何人かの友人のところには打診が来ているようで、足りなくなれば私も招集されるかも知れません。
まだ生命の危険にさらされている人が多数いる状態で悠長なことをいっていてはいけませんが、文字通りの「激動」です。しかし日本人にとってはこういうことがあった方がしゃきっとするようにも思います。これを拉致問題も含め日本にとって文字通り起死回生のチャンスとするようにがんばりましょう。
亡くなられた方のご冥福と被災された方のご無事を心から祈りつつ。
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