地震への対応について
【調査会NEWS1024】(23.3.14)
■地震への対応について
荒木和博
昨日木村かほるさんのお姉さんで八戸にお住まいの天内みどりさんと連絡がとれました。ご自宅は海岸から遠いところなので大丈夫とのこと。安心しましたが岩手、福島などまだ連絡のつかないご家族がおられます。
しおかぜネットワークのメーリングリストには調査会理事である齋藤純一・救う会山形代表からのメールが流れました。このメーリングリストは本来非公開ですが、事情が事情ですので以下公開します。
「救う会宮城・安藤哲夫さんは元気で、東京に帰る人を連れられ、山形からのルートを探り、今日山形の小生宅に午後7時に見えました。仙台は停電が続いており津波の映像は全く観ておられず、TVの映像に驚いて居られました。他の宮城救う会の方々の消息は不明ですが、無事であることを祈ります」
東京は今日から輪番停電で、大部分の鉄道が運休ないし間引き運転になっています。今後調査会の活動にもかなり支障を来すものと思われますが、この危機を何とかチャンスへと転換するようにがんばります。
これは強がりではなく、東京の街中でも人の顔つきが心なしかこれまでと違うように思われるからです。70代以上の方々は日本中が爆撃で焦土化された瓦礫の中から今日の日本を作りました。戦後世代の私たちにもそれができないはずはなく、しかも西日本はほとんど無傷です。
私自身にも昨日予備自衛官としての災害派遣の打診がありました。実際に使ってもらえるかどうか分かりませんが、いずれにしても被災地であるとないとにかかわらず、皆が気持ちを一つにして困難を乗り切らなければなりません。そして今回の大災害でその力が発揮されれば拉致被害者の救出も一気に近づくのではないかと思っている次第です。
重ねてまだ救助を待っている被災者の方々が一刻も早く救われるよう祈りつつ。
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