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2011年5月31日

6月3日金曜予備役ブルーリボンの会の講習会です

※昨日タイトルで「明日」と書いてしまいましたが金曜の間違いです。失礼しました。

高部正樹さんの「日本人かく戦えり~元傭兵高部正樹のミャンマー体験談」
ぜひお誘い合わせの上ご参加下さい。
http://yobieki-br.sblo.jp/article/45236434.html

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2011年5月29日

「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造疑惑事件」について

【調査会NEWS1047】(23.5.29)

■「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造疑惑事件」について

  明日(5月30日月曜)1時30分より甲府市丸ノ内の「ココリ」8階・県宝石専門学校会議室にて山梨県情報公開審査会が開催されます。審査会では先日不開示との通知がなされた「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造疑惑事件」のDNA鑑定書の開示を求め、双子の妹である森本美砂さんが陳述を行い、さらに小笠原弁護士(法律家の会)、山下滋夫山梨大教授(調査会理事)、内田健前県議、井上泉「美保さんの家族を支援する会」事務局長も補佐人として陳述します。これによってDNA鑑定自体の矛盾、またそのDNA鑑定結果を明らかにしないことの問題点が明らかにされる予定です。

 審査会終了後(概ね16時頃)、県庁ロビーでぶら下がり取材対応を行います(若干変更可能性あり)。

 また、6月1日水曜には13時30分から調査会代表荒木、理事山下と地元支援者が山梨県警を訪れ事情を聴取します。聴取する内容は先日丸山潤・元同県警警備1課長(現バンコクの日本大使館勤務)に荒木及び「支援する会」清水会長の名前で送った質問への回答です。バンコクに送った質問の回答を甲府で聞くというのも変な話ですが、丸山元課長から連絡を受けた警察庁が荒木に「山梨県警から文書で回答させる」旨伝えてきたため、文書では仕方ないので直接聞きに行くことにしたものです。終了後15時より県庁記者クラブで会見を行います。会見には森本美砂さんも参加の予定です。

 なお、丸山元課長に送った質問の内容は以下の通りです。

1、山形の身元不明遺体とのDNA鑑定について、実際には家族に一言の説明もなかったのに4回も説明したとしているのはなぜですか。

2、県警科捜研でDNA鑑定を行わず科警研、名大と外部で2度の鑑定を行い、名大での鑑定中に初めて遺留品について家族に問い合わせ、しかもその遺留品は家族が見たこともないものだったのに矛盾点を無視したのはなぜですか。

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「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造疑惑事件」について

【調査会NEWS1047】(23.5.29)

■「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造疑惑事件」について

  明日(5月30日月曜)1時30分より甲府市丸ノ内の「ココリ」8階・県宝石専門学校会議室にて山梨県情報公開審査会が開催されます。審査会では先日不開示との通知がなされた「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造疑惑事件」のDNA鑑定書の開示を求め、双子の妹である森本美砂さんが陳述を行い、さらに小笠原弁護士(法律家の会)、山下滋夫山梨大教授(調査会理事)、内田健前県議、井上泉「美保さんの家族を支援する会」事務局長も補佐人として陳述します。これによってDNA鑑定自体の矛盾、またそのDNA鑑定結果を明らかにしないことの問題点が明らかにされる予定です。

 審査会終了後(概ね16時頃)、県庁ロビーでぶら下がり取材対応を行います(若干変更可能性あり)。

 また、6月1日水曜には13時30分から調査会代表荒木、理事山下と地元支援者が山梨県警を訪れ事情を聴取します。聴取する内容は先日丸山潤・元同県警警備1課長(現バンコクの日本大使館勤務)に荒木及び「支援する会」清水会長の名前で送った質問への回答です。バンコクに送った質問の回答を甲府で聞くというのも変な話ですが、丸山元課長から連絡を受けた警察庁が荒木に「山梨県警から文書で回答させる」旨伝えてきたため、文書では仕方ないので直接聞きに行くことにしたものです。終了後15時より県庁記者クラブで会見を行います。会見には森本美砂さんも参加の予定です。

 なお、丸山元課長に送った質問の内容は以下の通りです。

1、山形の身元不明遺体とのDNA鑑定について、実際には家族に一言の説明もなかったのに4回も説明したとしているのはなぜですか。

2、県警科捜研でDNA鑑定を行わず科警研、名大と外部で2度の鑑定を行い、名大での鑑定中に初めて遺留品について家族に問い合わせ、しかもその遺留品は家族が見たこともないものだったのに矛盾点を無視したのはなぜですか。

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本当に原発は危険なのか

 「メルトダウンだ」「内部被曝だ」とおどろおどろしい言葉が飛び交っていますが、そんなに騒ぐならウイグルでの中国の地表核実験に知らん顔していたのはなんだったんだと思えてなりません。高田純先生の推定で19万人の死者がでているのです。「原爆」ではなく「原発」が、チェルノブイリのように炉が爆発したわけでもなく、線量率からしても原発の中はともかく周辺まで含めて福島県の大部分は問題ないのではないかと思います。このときばかりと大騒ぎするのはどう考えてもおかしい。

 癌になる可能性が云々というなら、間違いなくその可能性が高まる受動喫煙をしなくてすむように、煙草も全面禁止にした方が良い。車がある限り日本だけで年間70万人が事故に遭い5000人死ぬのですから車もやめたらどうでしょう。酒もそうか。しかし私は煙草は吸わないけれど車は乗るし酒は飲む。結局必要なものは危険性があっても使うしかないのでは。原子力も同様で、これだけが危険だということはないでしょう。もちろん電気を作るのに原子力でなければならないという理由はありませんが、風力発電のプラントなど家の近くに作られたらうるさくてしかたないし、クリーンエネルギーといっても一筋縄にはいかないはずです。要は全体を見て何を選ぶかだと思います。

 福島には近いうちにまた何度も行ってみようと思っています。

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2011年5月26日

国際講座

 大学の公開講座でお話しします。ご都合のつく方はおいでいただけると幸いです。

http://www.takushoku-u.ac.jp/extension/intl_situation/index.html

日時:5月28日(土)10:30~12:00

於:拓殖大学文京キャンパスC館201教室

テーマ:「北朝鮮とは何だったのか-その本質を問う」

参加費:1000円

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2011年5月20日

ダブルスタンダード

【調査会NEWS1045】(23.5.20)

■ダブルスタンダード

    荒木和博

 ひと月ほど前、西村眞悟・前拉致議連幹事長のメルマガに次のような一節がありました。
-----------------------------------------
 福島原発周辺で自活している馬・牛・犬・猫・カナリヤ・文鳥は、立派ではないか。何故、この度は樺太犬の太郎と次郎のように「生きていてよかった、これからは生かしてやろう」とならないのか。

 平素は、土管に犬が詰まったり、煙突の上に猫が乗って降りられなくなったりしたとき、消防隊が出動してその猫犬を助ける場面がニュースになったりする。

 どうして、この度は、そうならず、殺すのか。
------------------------------------------
 福島第1原発周辺の警戒区域における動物の殺処分を批判したものですが、確かにことの本質を考えると、煙突の上の猫を助けるヒューマニズムと警戒区域の動物を無意味に殺処分にしようとすることのダブルスタンダードが限りなく偽善に見えてきます。

 原発と言えば、中国は1964年から1996年までに、延べ46回の核実験をウイグルにあるロプノール実験場で行いました。うち、最も危険な地表核爆発が1980年までに21回、札幌医大の高田純教授によれば核実験が直接の原因で死亡した人は推定19万人に上るとのことです。中国の核実験は北京に風が向いていないときに行っていますから、逆に言えば反対側のウルムチやトルファンでは核災害が起きることが分かった上で行ったことは明らかです。大量虐殺と言っても過言ではありません。

 今、マスコミでは福島の原発被災について大騒ぎをしていますが、冷静に見ていけば福島の原発はチェルノブイリのように格納容器自体が爆発した訳でもなく、メルトダウンと言っても高線量の放射線が広範囲に拡散するわけではありません。一方でマスコミや原発問題で叫んでいる人たち、そして現総理は中国の核実験当時本気で抗議したのでしょうか。これは自分の国だから、あれは昔のことだからというだけでは言い訳にはならないと思います。

 このことを考えていて思ったのが拉致問題との共通性です。5人が帰国したときは、「蓮池さんがどこに行った」「地村さん夫妻が何を食べた」などというニュースばかりが報道されて、肝心の帰ってきていない人の報道は僅かでした。そして、今、認定未認定を問わずまだ帰っていない人が多数おり、政府がほとんど動いていない、場合によっては隠蔽しようとすらしているのにほとんど誰も問題にしない。国会の議論を聞いてもニュースを見ても、どうでも良いようなことを延々と議論し、報道している。「優先順位が違うんじゃないか」と思うばかりです。

 「震災後の日本人の秩序正しい姿が賞賛されている」とか、外国からの誉め言葉に自らを慰めていますが、それより私たちは自分自身のダブルスタンダード、醜い面にもっと向き合うべきではないかと思います。

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2011年5月18日

勝手に応援する会 署名者83人に

<飯舘村を勝手に応援する会>23.5.18-2

■署名者83人に

                   荒木和博

「飯舘村を勝手に応援する会」の署名者が83人になりました。ありがとうございます。

 今回追加した方のお一人は大森勝久さんといい、お名前を覚えている方もあるかも知れませんが、昭和51(1976)年に起きた北海道庁爆破事件の犯人として逮捕され、死刑判決を受けた人です。現在は札幌拘置所にいて再審請求をしています。

 大森さんは獄中で転向し、今は反共親米の立場で、ホームページなどを通じて評論活動をしています。私はその論文を見て交流するようになり、また罪状自体は明らかに冤罪であると思われるためささやかな支援をしています。

 ちょうど送ってきた論文(下記アドレス)に「応援する会」と同趣旨のことが書かれていたので署名の呼びかけをしたところ、ぜひということで返事がありましたので掲載させていただきました。獄中で高田純先生の著書を読んでいるとのことでした。

http://1st.geocities.jp/anpo1945/higashinihondaishinsai.html

(署名者 
相澤宏明(展転社会長)
荒木和博(拓殖大学教授)
家村和幸(日本兵法研究会会長)
生島馨子(特定失踪者家族)
伊藤田雄三(救う会大分代表)
稲信子(栃木県護国神社宮司夫人)
稲寿(栃木県護国神社宮司)
稲恭宏(東京大学医学博士病因・病理学/免疫学)
稲川和男(映像教育研究会代表)
井上寶護(国柱会講師)
上岡利正
梅原克彦(前仙台市長)
大内保治(きまぐれ書房店主)
大久保通禮(福島を人道科学で支援する会東京本部事務局)
大西宣也(町田市議)
大野トシ江(群馬ボランティアの会(横田ご夫妻ら拉致被害者家族を支援する群馬ボランティアの会)代表)
大野敏雄(群馬ボランティアの会事務局長)
大森勝久(評論家)
小田嶋匡
甲斐直樹
鍛冶俊樹(軍事ジャーナリスト)
加藤哲史(展伝社営業部)
金子宗徳(里見日本文化学研究所主任研究員)
上條義昭(弁護士)
川崎正風(救う会山口幹事)
川添友幸(国境なき記者団日本)

北田 徹
窪田 哲夫(元鉄道労働組合中央執行委員)
小林秀英(雪蔵山十善院住職)
斎藤吉久 (宗教ジャーナリスト)

佐藤正行(地球2001事務局長)
佐藤守(軍事評論家・元空将)
白石念舟(結草居代表)
陶久敏郎(救う会徳島会長)
鈴木信行(維新政党・新風代表)
須田政男(須田商事代表取締役社長)
関谷悦史(日本兵法研究会事務局長)
曽田英雄(特定失踪者問題調査会常務理事)
高澤 一基(前板橋区議会議員)
高田純(札幌医科大学教授/放射線防護学)
高森公嗣( 財団法人海洋バイオマス推進機構東北事務局)
竹田光江
田母神俊雄(元航空幕僚長)
柘植裕子(CHOSUNBANDRESEARCH代表)
角田晶生(フリージャーナリスト)
中尾新也(画家)
中曽千鶴子(日本シルクロード科学倶楽部副会長)
中野隆男(シーメット医総研代表取締役)
西尾友子(ユウプロモーション代表取締役社長)
西村幸祐(評論家・ジャーナリスト)
西村眞悟(前衆議院議員)
野伏翔(演出家・映画監督)
馬場秀一(BarOffRoad店主)
日垣隆(作家・ジャーナリスト)
平野隆之(Eヤク代表)
深田匠(政治学者)
福井 義高(青山学院大学教授)
福島央之
藤岡信勝(拓殖大学客員教授)
藤永剛志(救う会宮城幹事)
藤野義昭(弁護士)
藤本隆之(展転社代表取締役)
舛谷政雄(秋田市民)
町田皇介(上尾市議会議員)
松尾和幸
三浦小太郎(評論家)
三井勝生(元靖国神社権宮司)
南木隆治(元大阪府立高校教諭)
三宅博(前八尾市議会議員)
武藤政春(上尾市議会議員)
村尾建兒(戦略情報研究所取締役)
茂木勝彦(元民社党群馬県連委員長)
茂木弘道(世界出版代表取締役)
本山貴春(NPO法人ディベイトジャパン専務理事)
森田佐和子
山際澄夫(ジャーナリスト)
山本和幸(NPO法人ディベイトジャパン事務局長)
横島章(宇都宮大学名誉教授)
吉田好克 (宮崎大学准教授)
和田知文
渡邊裕一(写真家)
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※このメールは「飯舘村を勝手に応援する会」に署名された方及び報道関係、議員など関係者の方々に署名者の一人である荒木和博よりお送りしています。お問い合せ等ありましたらご連絡下さい(090-8517-9601 kumoha351@nifty.com)

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2011年5月13日

手袋の握手

<飯舘村を勝手に応援する会>23.5.13

■国連の報告書
                 福井義高(青山学院大教授)

 放射線の人体への影響に関する最新の国連報告

http://www.unscear.org/docs/reports/2008/09-86753_Report_2008_GA_Report_corr2.pdf

の4頁を見ると、内部・外部被曝による年間自然放射線量の世界平均は2.4ミリシーベルト、通常の範囲(typical range)として1~13ミリシーベルト、かなり多くの地域(sizable
population groups)で10~20ミリシーベルトとあります。当たり前ながら、自然放射線量の多い地域(先進国も含む)で、放射線による健康への悪影響があるということはありません。実際、20ミリシーベルトが上限というわけではなく、他の学術論文等を読むと、年間自然放射線量が数十ミリシーベルトを超えている地域もかなりあるようです(イラン、インド、ブラジル、フランスの一部など。特に多いところでは百ミリシーベルト超)。こうした高放射線量地域ですら、放射線の健康への悪影響は報告されていません。

 6頁の図1を見ると、世界有数の長寿国フィンランドの飲用水に含まれるウラン含有量は、場所によってインドの十万倍(十倍ではありません)に達するとあります(独仏にも千倍に達する地域あり)。15~17頁にはチェルノブイリ事故に関する記述があり、被害の総括である17頁(76‐e,f,g及び78項)を見ると、数十万に上る除染作業者(4頁図1に平均で150ミリシーベルト浴びたとある)ですら、一部の高い放射線を浴びた人たち(少なくとも数百ミリシーベルト以上と思われる)を除き、放射線による健康被害は20年以上経った今もないとあります。もちろん、事故直後の高濃度汚染ミルク摂取等で甲状腺癌になった子供を除き、周辺住民に健康被害はありません(同条件で被曝しなかった人たちと比べて、死亡率等に差なし)。結論は「深刻な健康への影響を恐れて生活する必要なし」(need not live in fear of serious health consequences)となっています。

 今回の原発事故で放射線量が増えているといっても、その周辺地域ですら一部を除いて、世界レベルで見れば自然にその程度の放射線を毎年浴びている(内部被曝を含む)地域と同レベルです。なお、この国連報告には日本の研究者も多数関与しています(19頁にリストあり)。

■手袋の握手

      荒木和博(拓殖大学教授)

 5月8日に飯舘村や警戒区域を訪れた民主党の岡田幹事長は警戒区域内の工場を視察した折、完全武装の防護服姿で、応対した工場長(普通の作業服姿)に手袋の上から握手をしていました。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/505983/slideshow/409836/

 これを見ただけで私は「この人は政治家失格だな」と思いました。最低限フードを外して手袋くらい取ることはできなかったのか。百歩譲って放射能が危険だったとしても58歳で何程影響があるというのでしょう。この人が国民のために命を張るはずがないということをはしなくも証明してしまいました。

 何年かたったらこのシーンはひとつのコメディーとして記録されるかも知れません。しかし手袋で握手された工場長さんはどんな思いだったでしょう。

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2011年5月 6日

「勝手に飯舘村を応援する会」署名者(5月6日16:00現在)

各界の多数の方の署名に感謝申しあげます。
<5月6日16:00現在>

相澤宏明(展転社会長 )
荒木和博(拓殖大学教授)
家村和幸(日本兵法研究会会長 )
生島馨子(特定失踪者家族)
伊藤田雄三(救う会大分代表)
稲信子(栃木県護国神社宮司夫人)
稲寿(栃木県護国神社宮司)
稲恭宏(東京大学医学博士 病因・病理学/免疫学)
稲井愁子
稲井敏郎
稲川和男(映像教育研究会代表)
井上寶護(国柱会講師)
上岡利正
梅原克彦(前仙台市長)
大内保治(きまぐれ書房店主)
大西宣也(町田市議)
大野トシ江(群馬ボランティアの会(横田ご夫妻ら拉致被害者家族を支援する群馬ボランティアの会)代表)
大野敏雄(群馬ボランティアの会事務局長)
甲斐直樹
鍛冶俊樹(軍事ジャーナリスト)
上條義昭(弁護士)
川崎正風(救う会山口幹事 )
川添友幸(国境なき記者団 日本)
窪田 哲夫(元鉄道労働組合中央執行委員)
小林秀英(雪蔵山十善院住職)
斎藤吉久 (宗教ジャーナリスト)
佐藤正行(地球2001事務局長)
佐藤守(軍事評論家・元空将)
陶久敏郎(救う会徳島会長)
須田政男(須田商事代表取締役社長)
曽田英雄(特定失踪者問題調査会常務理事)
高田純(札幌医科大学教授)
竹田光江
田母神俊雄(元航空幕僚長)
柘植裕子(CHOSUN BAND RESEARCH代表)
中曽千鶴子(日本シルクロード科学倶楽部副会長  )
西尾友子(ユウプロモーション代表取締役社長)
西村幸祐(評論家・ジャーナリスト)
西村眞悟(前衆議院議員)
野伏翔(演出家・映画監督)
馬場秀一(Bar Off Road店主)
日垣隆(作家・ジャーナリスト)
深田匠(政治学者)
福井義高(青山学院大学教授)
藤岡信勝(拓殖大学客員教授)
藤永剛志(救う会宮城幹事)
藤野義昭(弁護士)
藤本隆之(展転社代表取締役)
町田皇介(上尾市議会議員)
松尾和幸
三浦小太郎(評論家)
三井勝生(元靖国神社権宮司)
南木隆治(元大阪府立高校教諭)
三宅博(前八尾市議会議員)
武藤政春(上尾市議会議員)
村尾建兒(戦略情報研究所取締役)
茂木勝彦(元民社党群馬県連委員長)
茂木弘道(世界出版 代表取締役)
森田佐和子
山際澄夫(ジャーナリスト)
横島章(宇都宮大学名誉教授)
吉田好克(宮崎大学准教授)
渡邊裕一(写真家)

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2011年5月 4日

権力

【調査会NEWS1042】(23.5.4)

■権力

 荒木和博

 先日来福島の原発被災に関わる放射線の問題に首を突っ込んでいます。本先日飯舘村に行ったとき、その美しい風景と、全村避難させろという政府からの指示のギャップに少しぞっとしました。私は福島の原発敷地外における放射線は基本的に心配ないという立場ですが、害があるとしても、残りたい人まで避難させる必要があるのか、極めて疑問です。避難所で体調を崩す人が出ることは明らかで、少なくとも村民すべてを強制的に立ち退かせる必要はないと思うと同時に、そういう決定のできる国家権力というものの恐ろしさを感じた次第です。ただ、この件は本題とは異なるので関心のある方は私のブログでもご覧いただけると幸いです。

http://araki.way-nifty.com/araki/

 ところで、前号で丸山潤・元山梨県警警備1課長からの手紙を紹介しましたが、先日その手紙への返事を書きました。かいつまんで書くと次のような内容です。
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 お手紙の内容は納得のできるものではありませんでした。丸山さんが山本美保さんのご家族にDNA鑑定のことを伝えていないのは常識に照らしてみれば明らかであり、そもそも、遺留品の確認をする前にDNA鑑定を行うなどということがあり得ないのは中学生でも分かることです。

 本件についてはDNA鑑定のことであれ遺体の相違点であれ、利害のかかわらない警察の関係者であれば誰でも「あり得ない」と言っています。後日県警には伺うつもりですが、私が聞きたいのは(というより、この問題に関心を持つ人全てが聞きたいのは)信頼できない書類に基づいた官僚答弁ではなく、その書類を作成した本人の言葉です。

 バンコクに伺う機会があれば大使館にも立ち寄るつもりですがぜひとも丸山さんの方から進んで証言していただきたい。既に山形の身元不明遺体が山本美保さんでないことは誰でも(もちろん警察庁の幹部も)分かっていることであり、現在の関心はさらになぜ警察庁のキャリアが9.17の直前に山梨県警の警備1課長になったのかということなどにまで進んでいます。この問題は2人の女性の命を警察のエリートがどう考えているのかという問題に留まらず、警察自体が拉致問題をどのように取り扱ってきたのかを問われる重大な問題であることをぜひご理解戴きたく思う次第です。
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 先日参議院拉致特委での山谷えり子議員の質問に対し、警察庁の西村泰彦警備局長は「血液型、性別、推定年齢、推定身長に関する事項やDNA型鑑定結果などを踏まえて」山形の身元不明遺体が山本美保さんであると判断したと答弁しています。西村局長も本気でそんなことを思っているはずはなく、要はこの事件が警察庁ぐるみで行っている拉致問題の隠蔽だということです。そしてその警察が国内における拉致問題の中心となっているというのが現実です。

 国家権力というのはそれ自体良くも悪くもないもので、原子力が爆弾にも発電にも使えるように、巨大な力だけがそこにあるということです。それを国民がしっかりとコントロールできなければ、国民の命すらも奪われるということを認識しなければならないと思います。

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2011年5月 2日

勝手に飯舘村を応援する会

 拉致のことではないのですが、縁あって昨今話題の福島県飯舘村に2度程訪れることとなりました。その間全く専門外の放射線のことについて、詳しい方々から色々教えていただくことがあり、現状で原発の敷地外であればほとんど危険はなく、恐怖感ばかり煽り立てて住民を立ち退かせる今の政府の対応はどう考えてもおかしいと思うようになりました。

 去る4月30日に有志で飯舘村を訪れたときには役場で菅野典雄村長にお会いすることができました。お話しを聞いて自分たちにも何か力になれないかと考え、参加者で相談して別紙のような形で微力ながら世論形成をしていくことになりました。今後この人数を少しでも増やし、多くの方に理解していただこうと思います。なお、本件に関し、村長をはじめ村の誰からも依頼を受けたものでもなく、また了承を戴いたものでもありません。全くの勝手連ですのでご了解下さい。

 各位にもぜひ内容についてご理解賜りますとともに、御賛同戴ける方はお名前を連ねていただければ幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
草々
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    勝手に飯舘村を応援する会

 4月22日、政府は福島県飯舘村全域を計画的避難区域にしたことを発表しました。もともとこれはIAEA(国際原子力機関)の発表に端を発するものですが、現在の飯舘村の放射線線量率(時間当たり線量)は人体にとって全くと言ってよいほど問題のないレベルです。

 下にいくつかの外国で発表された論文等を挙げましたが、ICRP(国際放射線防護委員会)が認めた緊急時の一般国民上限が年間100 ミリシーベルト(1時間に約11.4マイクロシーベルト)であることを考えれば、現在の飯舘村で、強制的に住民を避難させる必要は全くありません。さらに震災以降線量率は低下し続けており、今頃になって飯舘村全域を計画的避難地域に指定する必要のないことは明らかです。全体的な状況も、原発の周囲を含め、福島県全域で住民を「強制的に」避難させるべきところは全くありません。
 「山美わしく 水清らかな その名も飯舘 わがふるさとよ」と村民歌にうたわれる美しい飯舘村に立ち、実際に放射線の線量率を調べるとき、この地から住民を避難させることがいかに暴挙であるかを実感します。しかも政府は計画的避難地域の決定をしただけで、実際の対応は自治体に押しつけ、何のビジョンも示していません。

 政府が行うべきは正確な情報の開示と、避難を希望する住民については責任をもって避難させることであり、現場を無視した決定で避難したくない住民まで強制的に立ち退かせることではありません。このままでは避難によってむしろ住民の健康に重大な被害がもたらされ、村全体に計り知れないダメージを与えることは明らかです。
 この間のリーダーシップもビジョンもない「政治主導」は飯舘村に限らず福島県、そして被災地全域に重大な「人災」をもたらしています。「天災」は防げなくても「人災」は防げます。政府はその責任を自覚し、飯舘村に対する計画的避難区域の指定を直ちに解除するとともに、すでに決定した他地域の計画的避難区域、警戒区域指定を全面的に見直すよう求めるものです。

  平成23年5月
<5月2日16:05現在の署名者(アイウエオ順)>
荒木和博(拓殖大学教授)・稲寿(栃木県護国神社宮司)・稲信子(栃木県護国神社宮司夫人)・稲恭宏(東京大学医学博士 病因・病理学/免疫学)・上條義昭(弁護士)・窪田哲夫(元鉄道労働組合中央執行委員・新幹線地本委員長)・佐藤正行(地球2001事務局長)・曽田英雄(特定失踪者問題調査会常務理事)・田母神俊雄(元航空幕僚長)・西尾友子(ユウプロモーション代表取締役社長)・西村眞悟(前衆議院議員)・福井義高(青山学院大学教授)・三浦小太郎(評論家)<アイウエオ順>
(参考文献)
Académie des Sciences, and Académie Nationale de Médecine. 2005. Dose-Effect Relationships and Estimation of the Carcinogenic Effects of Low Doses of Ionizing Radiation.
Cohen, B. L. 2007. The Cancer Risk from Low-Level Radiation. In Radiation Dose from Adult and Pediatric Multidetector Computed Tomography, edited by D. Tack, and P. A. Gevenois. Berlin, Germany: Springer.
Feinendegen, L. E., A. L. Brooks, and W. F. Morgan. 2011. Biological Consequences and Health Risks of Low-Level Exposure to Ionizing Radiation: Commentary on the Workshop. Health Physics 100 (3): 247-259.
Tubiana, M., L. E. Feinendegen, C. Yang and J. M. Kaminski. 2009. The Linear No-Threshold Relationship Is Inconsistent with Radiation Biologic and Experimental Data. Radiology 251 (1): 13-22.
United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation (UNSCEAR). 2010. Sources and Effects of Ionizing Radiation: UNSCEAR 2008 Report to the General Assembly with Scientific Annexes.

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