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2011年9月 2日

山岡担当大臣

【調査会NEWS1074】(23.9.2)

 野田内閣の閣僚が決まり発表になりました。

 誰が拉致担当大臣になるのかと思っていたら、山岡賢次氏とのこと。驚き、呆然としたというのが正直なところです。山岡議員はこれまで拉致問題に関わった話を聞いたこともありませんし、それ以前に関心がありそうにも思えない人物です。また、拉致問題以外のことでも民主党の他の議員を含め評価する声を聞いたことがありません。小沢グループを押さえ込むためにこのポストに当てたとでも考えるしか理由が思いつかない人事でした。

 人事にはトップの姿勢が反映されますからこれもそういうことなのでしょう。あるいは野田総理は、「拉致問題を政府に任せては解決しない。国民が『自分たちでやらなければ』という意思を持つことが肝心だから、あえてこのような人事にした」という、高度な政治判断をしたのかもしれません。

 いずれにしても、こちらとしてはやりやすくなったとも言えますが。

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