古藤さん
【調査会NEWS1126】(24.2.1)
■古藤さん
荒木和博
しおかぜネットワークの参加組織である「救う会埼玉東部の会」の代表古藤勝次さんが亡くなりました。
古藤さんは長い間拉致問題に熱心に、かつ地道に取り組んでこられました。救う会の集会や戦略情報研究所の講演会などにも足繁く参加しておられたのですが、12月に集会でお会いしたのが最後になってしまいました。何のお礼もできませんでしたが、心よりご冥福をお祈り申し上げます。葬儀は本日ご家族のみで行われるそうです。
救出運動がはじまって今年で15年にもなります。この間ご家族や全国で一緒に運動をしてきた方々が何人も亡くなっていかれました。もちろん私とて命に限りはあるわけで、このメールニュースをお読みの方も含め、誰でもやがてはこの世を去らなければなりません。
おそらく「家族や支援者がいなくなれば問題はなくなるから、それまで粘り強く」と思っている人間は北朝鮮や、そして日本の中にいるでしょうが、最後までやり遂げることが古藤さんや、全国で解決の日を見ることなく、あるいは再会を果たすことなく旅だって行かれた多くの方々への私たちの責任だと思っている次第です。
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