衆院拉致特で参考人質疑
【調査会NEWS1195】(24.5.28)
6月1日金曜午前、衆議院の拉致特(北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)で参考人質疑が行われます。調査会関係では特定失踪者古川了子さんのお姉さんである竹下珠路さんと調査会代表荒木が陳述の予定です。
竹下さんは特定失踪者家族を代表する形で亡くなられたお母さんとともに原告となって行った了子さんの拉致認定訴訟の経緯とその後の状況などについて話されます。この訴訟は平成17年4月13日に提訴され、19年4月26日に政府が表明書を発表して今後の対応を約束したことで和解成立になりましたが、その後も特定失踪者家族に対する事情聴取や目撃証言についての確認等、実質的なことに関してはほとんど変化がありません。また、9・17で曽我さん母子・石岡さん・松木さんの認定がなされた後の認定・警察断定(田中実さん・松本京子さん・高姉弟)はすべて古川訴訟の期間中であり、和解後の5年間には1人も認定されていません。
荒木は山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件を中心に日本国内の構造的問題について陳述する予定です。ちょうどこの日は渡辺義彦議員の提出した第3回質問主意書への答弁書が送付される予定であり、参考人質疑には警察庁からも担当者が出席しますのでどのような発言があるか注目されます。
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