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2012年8月 6日

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【調査会NEWS1220】(24.8.6)

 日本橋の高島屋で開催されている横田滋さんの写真展を見てきました。私の前に藤田隆司さん(川口で失踪した藤田進さんの弟さん)が来たそうですが、主催している「あさがおの会」の方によれば1日2500人以上の人が来場しているそうです。写真を見ていくとあらためて申し訳ないという思いがこみ上げてきます。拉致されてから北朝鮮にいると分かるまで20年、分かってから今日まで15年で大差なくなってしまいました。その15年間に関わっているものとしては複雑な思いです。

 ところで、展示されている写真の中に北朝鮮が出してきためぐみさんの写真と拉致される前の写真を並べて立ち方がそっくりというものがありました。右足をやや前に出して立っている立ち方は確かによく似ていました。それを見て思い出したのですが、平壌の凱旋門の前で金英男氏と並んでいる写真の胴体は明らかに別人です。左足が前に出ています。警察の鑑識におられた方によれば女性の場合写真に写るときどちらの足を前に出すかは決まっているそうで、凱旋門の写真は首だけ貼り付けたものだそうです。それ以外の部分も影などにおかしな部分があり、あちこち貼り付けたものとのこと。これから写真展に行かれる方はぜひ注意して見て下さい。

 なお、この写真のことは、政府は当然写真の入手当初から分かっていたはずですが、横田さんご夫妻には全く伝えられていませんでした。昨年ご存じなかったことを知って、その警察OBの方に説明してもらいましたが、話していないのは未認定の家族だけかと思ったら認定した家族にも何も言っていなかったのかと、呆れて物が言えませんでした。

Imgres


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