調査会は10年を迎えます
【調査会NEWS1286】(24.12.31)
1月10日で特定失踪者問題調査会は設立10年を迎えます。救出運動が始まったのがその6年前ですが、設立当時まさか10年も続けることになるとは思っていませんでした。この間誰も取り返せなかったこと、お詫び申し上げます。
最近同じ会場で何年かぶりにお話しをする機会がたびたびあり、講演しているときはもちろん一所懸命話すのですが、終わってから「前に来たときと何も変わっていない」という虚脱感にとらわれます。毎年、年の初めには「今年こそは」と言いながら年末を迎えてしまう、来年もそうならないだろうかという恐怖感のようなものすら感じます。
10年を迎える1月10日には一つのけじめとして記者会見等を行う予定ですが、これは10年間結果を出せなかったことの反省に立ってのものです。年明けできるだけ早くに総理・担当大臣と特定失踪者家族の面会を申し入れ、また警察による捜査→内閣による認定→外務省による交渉という現在の構造を変えるように努力してまいります。もともと嫌われてはいますが、さらに嫌われても来年の年末に同じ思いをしなくてすむように頑張ります。あらためてよろしくお願い申しあげます。
本年1年お世話になりましたことを御礼申し上げます。皆様良いお年をお迎え下さい。
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