金剛山電鉄
1月10日付「労働新聞」2面に掲載された写真。「祖国の二本の鉄路の上に刻まれている白頭山偉人(金日成のこと。金正日も入っているかも知れない)の高潔な足跡を胸の奥に刻み込んでいるー鉄道省革命史跡館にてー 本社記者 林ハクラク撮影」とあります。
白頭山偉人には申し訳ないのですが、この電車は白頭山ではなく金剛山を走っていた電車です。日本時代の私鉄、金剛山電鉄の車両で当時としては非常に高性能な車両でした。ちょっと近鉄の2200とか新京阪(阪急京都線)のデイ100と似ています。
それにしても、若いころ「こういう電車が見られますよ。ただ、北朝鮮は国交がないのでちょっと特別な行き方をしなければなりませんが…」とか言われたらついていってしまったかも知れません。そうであれば今は特定失踪者としてポスターに載っていたかも。
早いところまともな国になってもらって(こっちもそのための努力をしなければなりませんが)、正面から入ってこの電車にもご対面したいと思います。
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