KDDI八俣送信所見学
昨日「しおかぜ」の送信をしているKDDI八俣送信所(茨城県古河市)を見学してきました。調査会役員の他予備役ブルーリボンの会役員、拉致問題対策本部スタッフも一緒でした。八俣送信所の皆さんは所長以下半日おつきあいして下さり、丁寧に説明していただきました。
送信所の局舎(写真)は昭和15年八俣送信所開設のときに建てられたもの。なかなか風格があります。敷地は33万6千坪で東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを足したくらいあるそうです。立っている赤白の鉄塔は高さ70メートル。敷地の中には神社もあります。
送信施設は300キロワットの送信機が5台、100キロワットの送信機が2台あります。送信機などの施設を見せていただき、ここから北朝鮮に送られているのだと思うと感慨もひとしおでした。KDDIの皆さんは文字通り「匠の技」でこの施設を維持管理しておられますが、その姿を見てますますがんばらなければと思った次第です。
それにしても、短波は世界中に届きますし、インターネットなどのインフラもいらないわけで、費用から言えば海外への情報伝達の手段としてはおろそかにできないものがあります。もっと政府が積極的に利用していくべきではないかと考えた次第です。
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