DNA鑑定
【調査会NEWS1304】(25.2.8)
今日の閣議後の記者会見で、古屋圭司拉致問題担当大臣は「これまで60名の特定失踪者についてDNA鑑定のための試料採取を行っている」と発表しました。これについて若干情報が錯綜しており、これまで告訴・告発が行われた人に限るという話と限らないという話の両方があるようです。
実際にはこれまで私たちが把握している告訴・告発を行ったケースは以下の32名です。この告訴・告発は法律家の会の方々が手弁当で分担してやって下さったものです。おそらくご家族が単独で北朝鮮による拉致であるとして被疑者不詳の告訴・告発をしたケースはないと思いますので、告訴・告発をしていなくても行ったケースがあと30件くらいあることになります。
前向きのことであればどんなことでも良いと思います。合意されたご家族には調査会のリストに載っているかどうか、あるいは868名(現在は866名と聞いていますが)の警察のリストに載っているかどうかにかかわらず拉致が疑われる場合はぜひデータをとっておいてもらいたいと思う次第です。
そして、それをただとっておくのではなく、何に使うのかが問題です(少なくとも偽造されてはかないませんが)。ぜひ北朝鮮内部からの積極的な情報収集とあわせて活用していただきたいと切に期待します。
(以下順不同)
▲第1次一斉告発前に告訴・告発を行ったケース 3名
高敬美・剛
秋田美輪
▲第1次一斉告発(平成16年1月)13名
加藤久美子
古川了子
金田龍光
松本京子
大屋敷正行
大澤孝司
国広富子
新木章
山本美保
水島慎一
斉藤裕
今井裕
佐々木悦子
▲第2次一斉告発(平成16年9月-加瀬テル子さんのみ12月)16名
前上昌輝
河嶋功一
徳永陽一郎
加瀬テル子
屋木しのぶ
園田一・トシ子
遠山文子
清崎公正
山田建治
辻輿一
林田幸男
木村かほる
坂本とし子
生島孝子
藤田進
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