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2013年3月10日

訃報(山田ゆり様)

【調査会NEWS1313】(25.3.10)

 特定失踪者山田建治さんのお母様である山田ゆり様が9日逝去されました。88歳でした。8日食事を喉に詰まらせて病院に搬送され、一旦は回復したものの、その後体調が急変して亡くなられたとのことです。お通夜・葬儀の予定等は以下の通りです。

お通夜 3月10日(日) 19:00から

葬儀・告別式 11日(月)12:00から

式場はどちらも「いなば葬祭センターたんぽぽ」(富山県小矢部市赤倉97 0120-57-8940)にて執り行われます。喪主は山田久直様。

 山田建治さんは昭和54(1979)年12月18日に出勤途中行方不明になりました。その後JR(当時国鉄)氷見線越中国分駅の裏に本人の乗用車が置かれているのが見つかっています。越中国分駅では1年4か月後の昭和56(1981)年3月31日、北朝鮮工作員が警察官の職質を受け、高岡駅前のホテルに移送されたところ、翌31日北朝鮮に対する忠誠を叫びながら飛降り自殺するという事件(通称伏木国分事件)が起きています。また、山田建治さん失踪の前年である昭和53(1978)年8月15日には次の雨晴駅とその次の島尾駅の間の海岸でアベックの拉致未遂が起きています。

 「1万キロ現地調査」の第1回目(当時は「1000キロ現地調査」)は一昨年、平成23(2011)年6月10日、高岡駅前からスタートし、アベック拉致未遂現場の後山田建治さんの車が置いてあった越中国分駅に行きました。このときはお母さんは出てこられませんでしたが、現地調査の状況とかつてお会いしたときのことがオーバーラップします。あの現地調査からも既に2年経っており、時間の「重さ」を実感しています。

 以上取り急ぎお知らせ申し上げ、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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