新ポスター・ビラ27日お目見え
新しい調査会ポスター・ビラの製作が進められており、27日午前の中央メーデー会場での出店、午後の日比谷公会堂での国民大集会でお目見えします。ポスターの画像は代表荒木のブログ(このブログ)に掲載してありますのでご覧下さい。今回は写真の並び方を変え、「拉致濃厚」(1000番代)、「拉致疑惑」(0番代)、「政府拉致認定」、「警察拉致断定」「救う会認定」の順にしてあります。この写真の掲載されているすべてをまとめて「調査会認定拉致疑惑失踪者」ということになります。
http://araki.way-nifty.com/araki/2013/04/27-f178.html
チラシは片面がこのポスターを縮小したもので、もう片面の中には「しおかぜプロジェクト」の説明と「しおかぜ」に寄せられた家族メッセージの抜粋が入っています。
ところで、チラシ作成のためにメッセージを抜粋するのは正直なところしんどい作業でした。実際には僅かしかビラには掲載できませんので、途中まで絞り込んだものを下に載せておきます。これはそれぞれのご家族のメッセージですが、ある意味全てのご家族のメッセージでもあります。一度お読みいただけると幸いです。
<「しおかぜ」に寄せられたご家族のメッセージから>
●今こちらは桜の頃が過ぎ、つつじ、あやめ、花見月の美しい花が満開です。置いていったビデオテープ、カセットテープ、レコード等、預かっています。早く帰ってきて、手入れをしてください。こちらもいろいろありますが、みな健康でゆっくり静かに生活しています。いないのはあなただけです。
●私はお姉ちゃんが大好きでした。そして今はお姉ちゃんとの再会の日を待ちわびています。お姉ちゃん信じて下さい。こちらには、お姉ちゃんたちを助けようと力を尽くしてくださる方々がたくさん居ます。きっと会える日が来ます。
●お母さんは昨年天国に召されてしまいました。どんなに再会を待ち望んでいたか知れないのに、この世に引き止められずゴメンナサイ。
●帰ってきたら秋田へ行って、父(オド)のお墓参りに行こうね。
●お前は四才の時にお母さんを病気で亡くした。今でも母さんは天国から父さん以上に心配しているぞ。また姉ちゃんも失踪してからは、一日たりともたった一人の弟を忘れたことはないぞ
●あなたが高校三年の時抱いてくれた私の赤ん坊は、もう三十三歳の母親となり、既に十一歳の娘の九歳の息子がいます。
●姉ちゃん 会いたいです。一緒にご飯食べたり、買い物に行きたいです。お風呂にも入りたいです。父ちゃんも母ちゃんも亡くなりました。姉ちゃんのこと、とても心配しながら 生きていると信じながら
●あなたが居なくなって今年の九月で十五年になります。十八歳で居なくなって今、満三十二歳ですね。この年月は娘として女として、かわいくて、きれいで、はつらつとした青春をおくれているはずの期間ですがあなたは今、どこで何をしているのでしょうか?
●あの日、四歳の時に突然いなくなって、それから今までみんなで一生懸命探しています。まだ見つけてあげられなくてごめんね。お姉ちゃんも弟も帰りを待っています。妹もいるんだよ。
●今でも高等学校から同窓会の案内が届きますよ。帰ってきてクラスメートと語り合うのもすばらしいと思います。その日が早く来るように祈っています。
●家族で佐渡にいったとき、育てたミニトマトは毎年同じように真っ赤な身を付けて待ってるよ。
●昨年の八月十五日に元気でいるもうすぐ帰れそうだからとはっきり言ったよね。夢で会ったときの言葉だがお母さんは信じているし、本当だと思って待っていますよ。
●元気でいますか。二十四年前、私に「アパートを引き払い実家に移る」「もう少し残る」とただそれだけ電話で言い残したまま、私の前から突然姿を消してしまいました。以後夜も眠れない日々が続いています。
●そちらでは、どんな生活をしているの、結婚して子供は何人いるの、自分の好きな美容師はやっているの、お母さんは大変心配だし、知りたいし会いたいし、声も聞きたいし、孫にも会いたいです。
●兄さんが家を出てからの母は、仕事しごとでつらさを忘れようとしていました。母の人生は兄さんの帰りを待つだけの悲しい人生だったと思います。兄さんと会った時、父や母の話、いっぱい話します。早く会える日を楽しみに待っています。
●居なくなる五日前に電話で「今度のお正月は帰れないので、五月の連休には帰ります」と言ってましたね。まさかそれが最後の声になるなんて未だに信じられません。あれから一日たりとも忘れた事はありません。
●お父さんだよ。急にいなくなってびっくりしています。もう二十年になりますね。
お母さんも始めは何があったのかと放心状態でしたが、いまは何とか元気で私と一緒に貴女といつ会えるかと首を長くして待っています。早く貴女のコーヒーを飲みたい。
●あなたの好きな煮しめやバラズシなどをあなたがいなくなった十七日には毎日作って待ってます。いつでも帰って来てください。
●子供たち五人もそれぞれ元気で、優しかったお父さんお母さんが心配しないように、一生懸命頑張っていますよ。そしてお父さんお母さんが待ち望んでいた孫も九人もいますよ。いまではひ孫も五人、大家族になって、お父さんお母さんの帰りを待っています。
●幼心に母さんが寝ずに電気もつけず電話の前で泣きながら姉ちゃんからの連絡を待っている姿がいまでも鮮明に頭に残っています。父さんも仕事が終わってからも、車を走らせ捜していました。でも姉ちゃんは見つかりませんでした。
●つらいこと一杯あっても、負けずに頑張って。帰ってきた時 全部聞くから。絶対に、聞いてあげるから。約束しよう。母さんは、人々のやさしさ、思いやりを話してあげるから。軽はずみな行動はしないでよ
●私らは死んだとは思わない。会社にも慣れ、仕事が面白くなったというものが、自ら死を考えるということはない。
●がんばってね。元気でいてくださいよ。お願いします。
●あなたが北朝鮮にいるということがわかって、みんなで救出のための運動をしていますが、まだあなたを助けることができません。ごめんね。でもきっと必ず日本に帰れる日が来るから、希望を捨てずに、ガンバレ!
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