「調査会認定拉致疑惑失踪者」全員が警察の捜査対象
昨年警察の発表した拉致の疑いで警察が捜査・調査しているリスト868人(その後4人が国内で所在確認され現在864人)について、先日来古屋拉致問題担当大臣に調査会のリストとの照合をお願いしていました。衆議院予算委員会でも三宅博議員が質問していましたが、一昨日(26日)古屋大臣から連絡があり、公開されている270名(調査会委認定拉致疑惑失踪者、これまで1000番代リスト及び0番代リストと言ってきた失踪者)は全員が864人の中に含まれているとのことでした。
また、確認を依頼した非公開の特定失踪者129人のリストについては7人が入っていないがそれ以外の122人は入っているとのことでした。確認を依頼したのはご家族に直接コンタクトしている事例のみで、残りの約70人については独自に情報を収集し、ご家族との接触がなされていないケースです。
拉致認定自体はこの10年で2人しかされていませんが、これは警察の捜査によって認定をするという根本的な問題点によるもので、拉致の疑いがあって警察が調べているという意味で言えば調査会認定の失踪者は全て入ります。政府の方針にも「認定未認定にかかわらず」となっており、今後政府認定を飛び越して救出へと進むことが早急に実現されなければなりません。
(ポスターには270人全員と政府認定者・救う会認定者も掲載されています)
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