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2013年6月11日

松本京子さん・市川修一さん・斎藤裕さんに関わる情報について

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【調査会NEWS1356】(25.6.11)

 本日発行の週刊誌「フラッシュ」6月25日号に拉致被害者の居住地を特定したとする記事が掲載されました。辺真一・コリアレポート編集長の寄稿したものですが、平城(ピョンソン)と清津(チョンジン)の当該施設の衛星写真も付いています。

 ちなみに記事にある緯度経度は間違いがあり、正確には下記のところになります。Google Earthなどでご覧になれる方は見てみてください。

清津  41°46'35.58"N 129°34'47.54"E
平城  39°14'30.65"N 125°55'3.07"E

 記事の中には斎藤裕さんについて「彼は'05年に日本のラジオ放送を聴くことに成功し、ある日、自分の名前が連呼されていたのを聴いたという。そのため、人民軍少佐にまでなったのに退役させられ、平安南道の成川に写され、'8年にここに連れてこられたという」と書かれています。「しおかぜ」のスタートは2005(平成17)年10月31日深夜(実際は11月1日0時半)からなので、これが事実とすれば「しおかぜ」スタート直後に斎藤裕さんは聴いていたということになります。退役させられたという点は心配ですが、今も健在であるということを考えれば、私たちにとっては非常に心強い情報でもあります。

 今様々なところから情報が出てきており、もちろん偽情報などにも気をつけなければなりませんが、この流れを何とか進展に結びつけるべく引き続き努力を続けます。今後ともよろしくお願いします。
(写真は斉藤裕さん)

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