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2013年7月17日

衆院拉致特委員長への意見

219p188

【調査会NEWS1379】(25.7.17)

 前号でお知らせしたように7月26日金曜、9:30〜12:00、衆議院の拉致特委で参考人質疑が行われます。

 参加者については前にお知らせしたものに一部誤りがあり、飯塚繁雄家族会代表は参加されず、藤田隆司さん(川口で失踪した藤田進さんの弟さん)が参加します。

 この委員会では決議を行うことを検討しているとのことで、意見があれば提出して欲しいとの連絡がありました。私からは以下の意見書を提出しています。決議が行われるかどうかも決まっていないので何とも言えませんが、当日は圭運丸事件のこと及びこの意見書の内容について陳述する予定です。

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    平成25年7月16日

衆議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会委員長 山本 拓 様

特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

 平素の拉致問題解決のためのご尽力に心より敬意を表します。

 さて、先日委員部よりご連絡あり委員会決議に関する意見があれば送られたいとのことでした。以下要点のみお知らせしますので、意のあるところをお酌みとりいただければ幸いです。

(1)警察・自衛隊・公調・海保・入管等関連情報機関の具体的な連携を実現していただきたい。単に「連携してやります」というのではなく、具体的にどのように機構を変えて対応するのか明らかにされるよう求めていただきたい。

(2)北朝鮮は自決を覚悟して工作員を送り込んでおり、その工作員が拉致を行っているのだから、単なる話し合いや経済制裁だけで全員の救出は不可能である。政府に対しこちらの犠牲も覚悟して救出を実現する覚悟を固めるよう求めていただきたい。

(3)救出が実現しない場合、政府がその責を問われることを明確に伝えていただきたい。

(4)「山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件」のようなこれまでの政府の不作為及び拉致隠蔽に関わる事案の真相究明を行うよう求めていただきたい。

(5)警察が昨年868人について発表したことは評価できるが、現在各県警のホームページに掲載された失踪者情報はおよそ情報を求めるためとは言い難い内容である。警察庁及び拉致問題対策本部において一括したホームページを作成し、より情報が集まりやすくするための努力をしていただきたい。

(6)特定失踪者問題調査会が行っている北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」の中波放送の実現について協力を求めていただきたい。

 以上です。26日にも同様のことを陳述するつもりでおります。何卒よろしくお願い申しあげます。
             以上
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 委員会の模様はインターネットで中継されます。ぜひご覧下さい。

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=HM

(写真は宮内和也さん。義兄の澤さんが参考人で陳述の予定です)

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