« 倍返し | トップページ | 終戦 »

2013年8月12日

3箇所同時

【調査会NEWS1389】(25.8.12)

 35年前の今日は鹿児島で市川修一さん・増元るみ子さん、佐渡で曽我ミヨシさん・ひとみさんの拉致が行われた日です。都内での署名活動など、各地で催しも予定されていますが、この3日後には富山県高岡市での拉致未遂も起きており、少なくとも同時期3箇所で拉致を実行できる状態にあったということです。このことはもう少し深刻に考えられても良いものと思います。

 市川さん・増元さんの拉致についてはこのところ新たな証言がいくつも寄せられています。現在情報の整理を行っていますが、もう一度拉致の仕方などについて見直しを行う必要があるかも知れません。私たちは拉致を行うにあたって周到な準備が行われてきたと考えています。その基本は変わらないのですが、新証言から推測されるのはより突発的な、暴力的な拉致、かつて「マグチャビ」(手当たり次第に捕まえること)と言われたやり方です。

 そうだったとすればなぜこんな拉致が防げなかったのかということになります。乱暴にやれば当然失敗もしやすいはずで(実際いくつも未遂や目撃証言が出ているわけですから)、初動の段階でもっと対処ができたのではないかと思います。

 この当時関係機関で担当していた人は大部分現役を退いているわけですし、今更責任が問えるわけでもありませんが、あのとき何があったのかはもう一度検証してみる必要があると思います。いずれにしてもこんなにやり放題やられていたということを思い起こす必要があることは間違いありません。

|

« 倍返し | トップページ | 終戦 »