議連役員と特定失踪者家族の懇談
【調査会NEWS1413】(25.9.16)
昨日は1万キロ現地調査の第17回が南房総で行われました。台風が接近しており、予定通りの実施が危ぶまれました。宇澤幹夫さんの失踪した御宿町の民宿いしい荘の中でご家族と状況確認をしていたときは暴風雨だったのですが、外に出ると雨は上がっており、その後は快晴になり、全ての日程を予定通り実施できました。報告は後日流しますが、ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
さて、本日開催された国民大集会はさらに台風が接近する中で行われましたが、幸い多数の参加者に恵まれました。そちらに関しては救う会からの報告があると思いますが、集会終了後平沼会長以下拉致議連役員と特定失踪者家族の懇談が行われました。
台風直撃のため、交通が寸断され特定失踪者家族も残念ながら地方からの方々の欠席が相次ぎ、懇談に参加できたのは生島孝子さんの姉・馨子さんと藤田進さん(川口)の弟・隆司さんの2人でした。議連は平沼会長・山谷事務局長・松原元拉致担当大臣・河村副会長・衛藤副会長・渡辺副会長・上田副会長・中山副会長ら役員の方々が出席されました。
今回天候の影響でご家族の参加が少なかったのは残念ですが、生島さんからは新人議員にもこの問題を理解していただくようお願いしたい旨要請があり、藤田さんからも高校などで話をしても特定失踪者についてはまだほとんど知らないので多くの人に周知されるようにしていただきたいなどの話がありました。
また、ちょうどお二人が先日の第二次人権救済申立の対象であり、荒木から日弁連の報告書をお渡ししてこの日弁連の報告について政府としての位置づけを明確にしてくれるよう要請しました。
会場の都合もあり短い時間でしたが、有意義な話ができました。今回の懇談のもともとの提唱者である福井の澤香苗さん(宮内和也さんの義兄)も参加できなかったのは残念ですが、特定失踪者全体の問題についての理解は進んだものと思います。
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