加瀬テル子さんと写真の女性は別人?
【調査会NEWS1448】(25.12.16)
先程加瀬テル子さん(昭和37年千葉県で失踪)の親戚である仲條富夫さんが旭警察署に赴き、県警の関係者から「警察庁の人間が最近北朝鮮から出てきた写真の女性に直接会い、『自分は加瀬テル子ではない。脱北者でもない』との話を聞いた」と伝えられました。
旭警察署には調査会曽田常務理事も赴きましたが、曽田常務理事の同席は拒否されました。面会終了後、仲條さんの話では警察庁関係者が会った女性は顔写真もパラソルを持った全身の写真も自分であるが、自分は加瀬テル子でも脱北者でもないと言ったとのこと。いつ、どこで警察庁の関係者が会って、その女性の国籍がどこなのかについては知らされなかったそうです。基本的には警察庁から伝えられた情報で、県警でもほとんど詳しいことは知らされていないようですが、県警としてはとりあえず写真の女性を加瀬テル子さんではないと結論づけたとのこと。面会した担当者は「写真が別人であったとしてもそれとは関係なく、拉致の可能性からの捜査は今後も続けていく」と話したそうです。
もともと顔写真については刻印が押されており、これは北朝鮮から出たことが確認されていると聞いていました。そうすると脱北者でもないと言っているその女性は何者なのか、疑問が膨らみます。近々警察の発表もあると思いますが、可能な限りの情報を公開し、とりわけご家族に対しては詳細を伝えるよう希望する次第です。
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