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2014年1月31日

加藤義美さん失踪についての疑問

【調査会NEWS1472】(26.1.31)
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 昨日、1万キロ現地調査の最後は屋久島宮之浦港、加藤義美さん(平成7年2月15日失踪)についての調査でした。時間的なこともあり、まだ調査し残した部分はあるのですが、現場を見ながら皆で議論していて共通の疑問が一つ持ち上がりました。

 それは、なぜ警察はこれを事件ととらえなかったのだろうかということです。加藤さんは泊まっていた作業台船から宮之浦の市街に同僚と飲みに行き、その後途中で別れてタクシーで港に戻ったのは確認されているものの、朝8時に同僚が気付いたときには船にいなかったということでした。船の居室には財布の入ったジャンパーと靴が残されていたと言います。

 いないことが分かった3時間後には奥さんの名前で屋久島警察に捜索願が出されており、その後警察・消防団・潜水作業員などによる捜索が行われています。現場に行くと分かりますが、ここで誤って足を滑らせておぼれたとしても、外海にでることはほとんど考えられません。海は澄んでおり、遺体でもあれば直ぐに見つかると思いますが、捜索では遺留品一つ見つかっていません。

 しかもジャンパーと靴だけが船内にあったということですから、船に戻ったと偽装した線も考えられます。加藤さんは酒が強く、周りを引き留めても飲むようなタイプだったとのこと。その加藤さんが自分から先に戻るというのも不思議です。当然事件という可能性は考慮されてしかるべき(北朝鮮による拉致でなかったとしても)なのですがなぜそうなっていないのか不思議です。

 海に落ちたのでないとすると加藤さんはどこに行ったのか、今回の調査でもまだこれから調べなければならないことがいくつも出てきています。

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2014年1月30日

種子島・屋久島の調査ご協力ありがとうございました

【調査会NEWS1471】(26.1.30)
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 現在このメールは屋久島宮之浦港から鹿児島港に向かう高速船の中で書いています。夕刻鹿児島市内で報告会がありますので日程はまだ終わっていませんが、とりあえずご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。

 今回の現地調査で調査した非公開の方、日高満男さん、羽生弘行さん、加藤義美さんと、それぞれに新たな情報が得られ、また調べなければならない宿題が増えました。羽生さんの失踪は昭和30年(1955)であり、60年近く前のことですが、今日ご自宅にお邪魔してご家族に色々とお聞きすることができました。93歳になる奥様もしっかりしており色々なことが明らかになりました。非公開の方の聞き取りでは周辺海域で北朝鮮工作船と思われる船が何度も目撃されていることが分かりました。日高さん、羽生さんについてはご家族の「しおかぜ」メッセージ収録もさせていただきました。

 結果については後日正式に報告しますが、現場に行ってみてあらためて隠されていることがいかに多いか実感しました。種子島では地元の皆様のご協力で初めての集会を持つことができ、数日前に急遽開催を決めたにもかかわらず熱心にお話しを聞いていただけました。この成果を多方面の調査にも活用して参ります。今後ともよろしくお願い申しあげます。

(写真は加藤義美さんの最終失踪関連地点、屋久島宮之浦港の作業台船があった場所)

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種子島での現地調査

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 昨日は種子島の現地調査でした。写真は島の北端に近い西之表市国上地区の湊漁港。非公開の方ですが平成8年2月に漁船でこの港を出た男性が失踪し、後に船だけが見つかっています。話を聞いていくとこの地域では工作船と思われる船があちこちで目撃されているとのこと。色々な話が聞けました。やはり現場に行ってみるものだと思いました。
 なお、今回の調査には浄土真宗本願寺派の現地のお坊さんたちが事前の準備も含め大変ご協力して下さっています。感謝合掌。

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2014年1月28日

籾井NHK会長の発言について

 NHKの籾井会長の発言は根本的な問題として何が悪いのか全く分かりません。逆にこういうことを今まで避けていたから日韓関係がこじれたのだと思います。

 1980年代韓国が経済発展していたとき、私たち朝鮮屋の多くは「これでゆとりが出ればややこしいことは言わなくなるだろう」と思いました。そして多少理に合わないことを言われても「やがて分かってくれるだろうから、黙っておこう。恥をかくのは向こうだし」と考えて積極的な反論をしてきませんでした。

 その挙げ句の果てが現在の状況です。黙っていれば認めることになるのは国際常識。いわんや謝罪すればなおさらです。目先の摩擦を恐れず毅然とした姿勢を保つことこそお互いの理解を深めると思います。

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現地調査中種子島で集会・鹿児島報告会では新情報も

【調査会NEWS1470】(26.1.28)

◎明日29日、30日に実施される1万キロ現地調査第19回は、既にお知らせしている通り29日に種子島、30日に屋久島の調査を行いますが、この機会に29日夜、種子島で集会(報告会兼拉致問題を考える懇談会)を行うことになりました。

 記録があるわけではないので分かりませんが、種子島での拉致問題の集会は初めてではないかと思います。基本的に調査会が集会を主催することはないので(普段やっているのは戦略情報研究所主催)今回は珍しいケースになりますが、種子島では準備段階から地元の方々の多大なご協力をいただいており、これを期に少しでも拉致問題への理解が高まり、情報収集などが可能になればと考えています。種子島にお知り合いの方がおられましたらお知らせいただければ幸いです。

日時 1月29日(水) 19:00〜21:00 

場所 西之表市民会館(0997-22-1116)

参加者 現地調査参加者

◎30日夜は既にお知らせしているとおり、鹿児島市内で報告会を行います。このときには昨年から引き続き収集されている新たな情報で、まだ発表されていないものについての発表も合わせて行う予定です。

日時 1月30日(木)18:30〜20:30
 ※屋久島からの船の到着時刻によって若干遅れる可能性がありますのでご了承下さい。

場所 『サンプラザ天文館』(鹿児島市東千石町2-30 099-224-6639)

参加者 現地調査参加者・家族

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2014年1月24日

1万キロ現地調査第19回(鹿児島県 種子島・屋久島)概要

【調査会NEWS1469】(26.1.24)

 既にお知らせしていますが来週下記の通り第19回の現地調査を行います。関係者の皆様には何卒ご協力賜りますようお願い申しあげます。

●目的
(1) 現地調査により個々の事件及び北朝鮮による拉致・工作活動への認識を深める。
(2) 広報啓発活動を通し今後の工作活動を抑止する。
(3) 現地で特定失踪者家族・政府認定者家族他関係者から北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」のメッセージを収録する。

●参加予定者
調査会:荒木・岡田・村尾・杉野・曽田・武藤・森山計6名
特定失踪者家族:加藤義美さん・日高満男さん・非公開失踪者のご家族
家族会:増元照明氏
調査会を支援する会:梅原克彦氏
その他:地元支援者のみなさん

●日程(細部は変更の可能性があります)
平成26年1月29日(水)〜1月30日(木)

■1月29日(水)
〇07:25 鹿児島高速フェリー埠頭集合
〇07:30 鹿児島高速フェリー埠頭発 111便で種子島に移動
〇09:05種子島・西之表港着
○西之表港でレンタカー借用後現地支援者と合流、国上・湊地区に移動、非公開Aさん関連調査
○称念寺(西之表市国上2410)で現地支援者との情報交換懇談
〇日高満男さん関連調査
〇西之表地域見学後終了
◎宿泊『ニュー種子島』(西之表市東町10  ℡0997-23-4567)

■1月30日(木)
〇09:15 西之表港高速フェリー埠頭集合
〇09:20 西之表港発 111便で屋久島に移動
〇10:10 屋久島・宮之浦港着
〇レンタカー借用後、宮之浦地区で加藤義美さん関連調査
〇栗生地区で羽生弘行さん関連調査
○16:00 宮之浦港発  18:00 鹿児島本港埠頭着。
○『サンプラザ天文館』(鹿児島市東千石町2-30℡099-224-6639)へ移動。
○18:30 『サンプラザ天文館』3階にて報告会及び家族懇談会。
○家族懇談会終了後、解散

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田母神さんから呉克烈へのメッセージ

http://www.tamogami-toshio.jp/page/supporter

 田母神さんの賛同者に名前を入れさせていただきました。私にとっては空幕長時代に幕長室でお会いしており、その後解任されたのを良いことに(?)予備役ブルーリボンの会の顧問になっていただきました。北朝鮮向け短波放送「しおかぜ」では北朝鮮空軍の大物呉克烈に以下のようなメッセージを送っておられます。

呉克烈大将へ

  呉克烈大将へ、田母神元航空幕僚長(予備役ブルーリボンの会顧問)からのメッセージ

  私は元航空幕僚長の田母神俊雄と申します。呉克烈空軍大将に一言申し上げる。

  私たちは北朝鮮に拉致されている何百人もの日本人を救出するための、元自衛官及び予備自衛官で構成する予備役ブルーリボンの会です。

  2001年の小泉総理大臣の訪朝で5名の日本人拉致被害者が日本に帰国することが出来ましたが、その後1名も帰国することが出来ず、10年の歳月が流れました。

  拉致された人たちは今なお祖国日本の土を踏むことが出来ないでいます。私たちはこのような状況を放置することが出来ません。何とかして拉致被害者を救い出したいと行動しています。日本政府に対し拉致被害者の救出に最善の努力をすることを申し入れると共に、我々自身が救出に向けて決起していこうと考えています。

  北朝鮮のやった他国の国民を暴力的に拘束し行動の自由を奪うという、このようなことは許されることではないと思います。日本国民は北朝鮮のこのような行動に対して心の底から怒っています。今のままでは日朝関係の険悪な状態は継続し北朝鮮国民も日本の経済支援を受けることはできません。今の北朝鮮人民の極貧の生活は改善することがないでしょう。

  あなたは、呉克烈大将は、軍の高官として快適な生活が保障されているかも知れません。しかし極貧の生活を送る一般の北朝鮮の人々に対し、あなたはなんら心の痛みを感じないでしょうか。私は、あなたはそういう人ではないと思っています。

  私は元日本国航空自衛隊の航空幕僚長として日本の空軍を率いた経験を持っています。呉克烈大将ももかつて北朝鮮の空軍を率いた経験を持つので、我々はお互いに空の勇士であると思います。

  我々は軍人同士であり、軍人は何が正義であるかはお互いに理解しあえる関係であると思います。呉克烈大将にどうか二歩hんじん拉致被害者を救うために、そして北朝鮮人民を救うために行動を開始していただきたいのです。

  拉致問題がこれ以上長引くようであれば、日本政府もより一層北朝鮮に対し厳しい対応をすることになるでしょう。それは我々が望むことではないはずです。拉致問題を解決し、拉致被害者を日本に返すために呉克烈大将の力強い行動を、私は期待しております。

  呉克烈大将の今後の行動に我々は十分注目し、あなたの行動に期待しています。よろしくお願いしたいと思います。

     2012年1月10日
日本国航空自衛隊元航空幕僚長 田母神俊雄

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2014年1月22日

「認定の有無にかかわらず」から1年

【調査会NEWS1468】(26.1.22)

 本日以下の声明文を発表しました。内容については18:30から行われる戦略情報研究所「Sセミナー」で詳しくご説明しますが、関係各位のご協力をよろしくお願い申しあげます。なお、(株)NetLiveのご厚意により18:30からの講演部分約1時間をインターネットで中継します。遠方の方等ご参加いただけない方はぜひご覧下さい。

http://www.netlive.ne.jp/archive/SII/index.html

     「認定の有無にかかわらず」から1年を迎えるにあたって

 平成25(2013)年1月25日、安倍政権は新たな拉致問題対策本部を設置、その日行われた第1回会合で「拉致被害者としての認定の有無にかかわらず、すべての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くす」という方針を決めた。それから間もなく1年が経過しようとしている。「自らの政権で拉致問題を解決する」との総理の決意にもかかわらず、この1年間拉致問題に関する特段の進展はない。

 私たちも安倍政権で拉致問題を進展させてもらいたいと思うが、現状でそうなっていないのはシステムに欠陥があるからである。北朝鮮との交渉はもちろん相手の状況を勘案しなければならないが、それ以外の、例えば国内における拉致実行犯・協力者の摘発はかなりの部分がわが国の主体的努力で可能と思われるからだ。

 しかし現状ではこのシステムを政府が自ら変えるとは思えないし、私たちにはそれを坐視していることは許されない。拉致被害者に対して国内の事情は何の言い訳にもならないのであり、官と民とにかかわらず少しでも事態を動かしていかなければならない。以下、あらためて各方面にご協力をお願いする次第である。

              記

1、国民の皆様へ

 あらためて拉致問題に関わる可能性のある情報を調査会にお寄せいただきたい。特に街頭署名活動や集会の折に寄せられた情報、知友人から聞かれた情報はその信頼性について判断せず、調査会に挙げていただきたい。調査会ではそのためのシートを作成して必要なところに配布する。

2、情報にかかわる公的機関の現役及びOBの皆様へ

 警察・海上保安庁・公安調査庁・自衛隊・内閣調査室など、公的機関に関係する皆様にも同様情報収集へのご協力をお願いしたい。調査を続ける中で私たちは様々な情報が公的機関の中で死蔵、あるいは隠蔽され、拉致問題解決に使われていないことを痛感してきた。血のにじむような活動が救出に活用されず、せいぜい記録として留められて終わりという現状を変えることが必要である。法律に縛られる公的機関より自由に行動できる民間の方が情報を有効に活用していくことができる場合があることを、私たちは11年間の経験の中で確信している。ぜひご協力をお願いしたい。

3、報道関係の皆様へ

 メディアにはこれまでも情報収集や発信について大変お世話になっているが、近年拉致問題の報道は単に量だけでなく質的にも低下し、多くの報道が「昔起きた可哀想な家族と被害者の物語」になってしまっている。未認定の拉致被害者に関する報道も極めて僅かである。最大の問題は今も帰国を果たしていない多数の拉致被害者が北朝鮮にいることであり、それをわが国がなぜ取り返せないのかということである。特定機密保護法が話題を呼んでいる今こそ、報道関係の皆さんは一層本質を突いた報道をしていただきたい。

       平成26年1月22日 
特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

※調査会の活動は皆様のご支援によって支えられています。カンパ及び「特定失踪者問題調査会を支援する会」を通じてのご支援をよろしくお願い申しあげます。

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2014年1月21日

申東赫氏のこと

 ご存じの方も多いと思いますが、申東赫(シン・ドンヒョク)氏は北朝鮮の政治犯収容所で生まれ育った人で、一番厳しい人権弾圧が行われている「完全統制区域」から唯一脱出してその状況を世界に伝えています。ブレイン ハーデン著『北朝鮮 14号管理所からの脱出』は彼のインタビューを元に書かれたものですが、「地上の楽園」の本質を描き出しています。神経の弱い方にはあまりお勧めできないような内容です。

 申東赫の話を直接聞いたとき印象に残っているのは味覚という感覚がないという話でした。彼の暮らしてきた世界は私たちの住む世界とあまりにも違いが大きすぎて比較のしようもありませんが、少しでも共感する努力は必要だと思います。今でもこの人権抑圧は続いていること、その同じ時期に私たちは平和で豊かな国で暮らしていることを忘れないようにしなければ。

 以下、ドイツの監督による申ドンヒョク氏の映画の先行上映会のお知らせです。当日私は川口での集会に参加するため出られませんが、ご関心のある方は参加いただければ幸いです。
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《映画『北朝鮮強制収容所に生まれて』トーク付特別先行上映会》

・日時:1月26日(日)14:00~ (上映終了後にトーク)
・会場:明治大学 お茶の水キャンパス 
    リバティ・アカデミー1F 1011号室
・料金:一律1500円
・トーク登壇予定者:
   申東赫氏
   土井香苗氏(国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表・弁護士)
   川島高峰氏(明治大学コミュニケーション学部准教授)

 ※参加ご希望の方は、配給会社のパンドラ(下記アドレス)までお申し込みください。
(お名前とお申し込みの枚数をお知らせください)

   pandora@pan-dora.co.jp

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2014年1月15日

高齢化

【調査会NEWS1467】(26.1.15)

 松木薫さんのお母さんの逝去についてはすでに報道されています。救う会のメールニュースには告別式での斉藤文代さん(松木薫さんのお姉さん)のご挨拶が流れていましたが、非常に胸を打つものでした。

 松木さんのお母さんには一度もお会いしていませんが、斉藤文代さんや弟さんの松木信宏さんと集会でご一緒する度にお母さんのお話は聞いていました。また、待っている人が一人いなくなったという思いです。

 今日のNHK「ニュース9」ではご家族の高齢化について報じるそうで、「しおかぜ」についても流れるとのこと。まあNHKですから特定失踪者のことは報じないでしょうが、同じ思いを持っている、あるいは同じ思いを持ちながら他界された特定失踪者家族が多数おられることをぜひ思い起こしていただきたいと思います。

 ポスターを作るのもコンサートをやるのも結構ですが、それがメインであるならば、要は政府は何もせずに被害者や家族が死んでしまうのを待っているのではないかという思いがこみ上げてきます。「自分の内閣で拉致問題を解決する」と言っている安倍政権がそうであるならば罪はこれまでのないかく以上に重いと言わざるを得ません。

 私たちも具体的なことを何とか進めなければなりません。22日の戦略情報研究所Sセミナーではそれについてもお話ししますが、何より政府は1年経っても何も進んでいないことに責任を痛感してもらいたいと思います。

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海外事情26年1月号

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拓殖大学海外事情研究所の「海外事情」1月号が発行されました。今回は朝鮮半島特集です。私は「北朝鮮における権力闘争の意味」と題して寄稿しています。手前味噌ですがご覧のように多彩な筆者が揃っています。ぜひご一読下さい。購入等のお問い合わせは拓殖大学研究支援課(直通 03-3947-7597)まで御連絡願います。

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2014年1月14日

Sセミナー「認定の有無にかかわらず」から1年

1月22日(水)の戦略情報研究所「Sセミナー」は(株)NetLiveのご厚意により前半部分をインターネットで中継します。遠方等で出席できない方はぜひご覧下さい。

http://www.netlive.ne.jp/archive/SII/index.html

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羽生弘行さんに関わる情報について

【調査会NEWS1466】(26.1.14)

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特定失踪者羽生弘行さんの情報に関し、月末の現地調査の準備過程で訂正されるべき箇所が出てきましたのでお知らせします。

失踪日(誤)昭和31(1956)年10月23日→(正)昭和30(1955)年10月23日
※ポスターは次回作成のものから変更します。

 なお、羽生さんの乗船した「なには丸」には羽生さん以外に乗組員3人と便乗者3人が乗っていました。このため他のケースと同様この6人についても非公開扱いでリストに登録することになりました。独自リストの人数及び警察の公開リストから調査会非公開リストに繰り入れた総数はこの間所在の確認された方もおられるのでそのまま「約470人」、「約700人」にしておきますのでご了承下さい。

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2014年1月10日

「認定の有無にかかわらず」から1年(戦略情報研究所Sセミナー第9回)

【調査会NEWS1465】(26.1.10)

 昨年1月25日、安倍政権は新たな拉致問題対策本部を設置、その日行われた第1回会合で「拉致被害者としての認定の有無にかかわらず、すべての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くす」という方針を決めました。

 それから間もなく1年が経過しますが、拉致問題に進展はありません。総理自らが「自分の内閣で拉致問題を解決する」という意志を明らかにしている安倍政権で拉致問題が動かないなら何を信じれば良いのか、家族にも懸念の声が高まっています。今回は最近の動きなども含めて拉致問題にかかわる安倍政権の1年をどう評価するのか、賛否を含め、参加者の皆さんからと共に、これからどうしなければならないのかについて考えたいと思います。奮ってご参加下さい。

日時:1月22日(水) 18:30〜20:30

会場 UAゼンセン会館2階会議室
(東京都千代田区九段南4-8-16 Tel03-3288-3549)
 ※JR・地下鉄市ケ谷駅下車3分 日本棋院斜向い http://www.uazensen.jp/about/

テーマ 「認定の有無にかかわらず」から1年ーーなぜ拉致問題は動かないのかーー

講師 調査会代表・戦情研代表荒木他調査会役員

参加費 1000円(戦略情報研究所会員は無料)

※翌週実施する特定失踪者問題調査会1万キロ現地調査第19回(種子島・屋久島)についての詳細を発表します。

※まもなく行われる圭運丸事件(昭和42年、北海道)の告訴(札幌地検の意向により、当初の告発をより強い意味を持つ告訴に切り替えます)に関する報告も行います。

※張成沢粛清当時異常が見られた「しおかぜ」に対する北朝鮮の妨害電波の状況についても説明します。

※事前の参加申し込みは不要です。

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2014年1月 9日

しおかぜ近況報告

【調査会NEWS1464】(26.1.9)

            しおかぜ担当 専務理事 村尾建兒

 「しおかぜ」が放送を開始して丸8年、その内の7年半は北朝鮮当局による妨害電波との闘いを続けて来ましたが、昨年12月4日に周波数変更を実施して以来、12月18日まで、北朝鮮による妨害電波追従が全くないという異変が起きました。今回の妨害電波異変については、一連の張成沢一派粛清及び処刑のニュースの流れの中でマスコミも関心を持ち、昨年12月17日のフジテレビ「スーパーニュース」で報道もされるなど、多くの皆さんから関心が寄せられる事態となっています。これまでの妨害電波状況から判断し、北朝鮮内部に大きな混乱が起きたと見ています。

 2013(平成25)年10月27日、国際的な電波改変により周波数変更を行い、さらに2005(平成17)年の12月から行って来た、朝の時間帯の放送枠を深夜へと同時に変更し、夜10:30〜11:30と深夜1:00〜2:00の新たな編成で放送を初めた翌日、まさかの妨害電波追従という非常に敏感な反応を北朝鮮当局は見せていました。また、金日恩体制になってからラジオ等の取り締まりが厳しくなったとの情報も複数あり、ここ数ヶ月間の妨害追従は2〜3日程度が続いていた事から、体制固めに外部情報の遮断は継続されていると判断していました。その中での翌日追従ですから、外部情報遮断の指令はさらに厳しくなり、これも次への変化ではないかと捉えていました。

 ところが12月4日以降、18日になっても変更後の周波数に妨害の追従は全く無く、変更前の周波数への妨害が続きました。この7年半、妨害電波との闘いの中で北朝鮮の電力事情(特に冬期)と思われる以外に妨害電波が止まった事はありません。

 ポイントは妨害が変更前の周波数に発射し続けられている事です。これまでも同様に妨害電波が垂れ流しされたケースや、追従までに1週間程度かかった事は確認されています。しかし、今回の張成沢粛清、処刑のタイミングを考えると、内部の指揮命令系統に大きな混乱が起きているとしか思えません。過去においてここまで時間が掛かった事は無く、朝鮮労働党で勤務した経験のある脱北者からも「張成沢の党の機関に於けるパワーは凄かった。北朝鮮は党が国家と軍を指導しているシステムだ、北朝鮮による電波妨害が止まった事は裏では混乱状態かも知れない」という見解を示しています。

 北朝鮮で現場の判断により勝手に対応をするという事は考えられません。すなわち上部からの命令が来ていないと考えるのが妥当でしょう。しかし、12月19日、2週間というタイムラグを経て、北朝鮮当局による妨害電波追従が確認され、「しおかぜ」は状況把握と聴取環境確保のために12月26日夜より周波数変更を実施し、この事態に対応しました。すると北朝鮮当局は、変更後3日目、12月29日から妨害電波追従を開始。この展開はここ数ヶ月間続いて来た北朝鮮当局の対応に戻ったという事になります。

 この事が何を意味するのか今後の情報分析も必要ですが、少なくとも張成沢一派の粛清や処刑により、北朝鮮内部の指揮命令系統に大きな混乱が一時的に発生した結果、妨害電波追従の遅れに繋がったと見てもなんら不思議ではありません。現在、1月中旬を目処に周波数変更の準備をしています。

 2014年は「しおかぜ」放送開始から9年目に突入しました。妨害電波との闘いは、直接的に北朝鮮の状態を把握する情報の一つになります。北朝鮮内部に混乱が起き、不安定状態にある今が最大の好機である事は間違いありません。そして、さらに外部からの情報注入を一層強化するために中波放送実現も含め、拉致被害者救出に向けあらゆる手段を講じて参ります。

▲現在の「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです

夜 22:30〜23:30 5910kHz 深夜 1:00〜2:00 5975kHz

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2014年1月 4日

あらためて情報提供のお願い

【調査会NEWS1463】(26.1.4)

 三が日から各地で街頭に立って署名活動をしていただいた皆様、ご苦労様でした。三が日に限らずこの寒い中街頭での活動は本当に大変です。参加いただいている皆様に心より敬意を表します。

 ところでそれらの活動等に関してお願いです。街頭活動や集会の折、色々な情報が寄せられることがあります。現在特定失踪者リストに入っている方でもそのような活動をご家族が見かけて声をかけてこられた方もおられます。未遂や、不審情報などもあります。活動の折、何か情報が寄せられたら、調査会までお送りいただければ幸いです。

 調査会にも色々な形で情報の提供はありますが、私どもに直接の連絡をされるというのはやはりハードルが高いはずです。街頭でちょっと話してみようかと思った情報に大事なものがある可能性は決して少なくありません。

 もちろん、その中には誤認や、あえて混乱させるための偽情報もあると思いますが、その場で真偽の判断をされずに調査会までお送り下さい。そういうものを振り分けていくためにも情報の量が必要です。何でもないと思った情報が他の地域の情報と重ねると何か出てくる可能性はあります。各地でご活動の皆様はぜひそのような意味も含めて街頭活動をしていただけると幸いです。

 なお、現在調査会で作成しているビラにも情報収拾のお願いは記載しています。活動の折必要であればいつでもお送りしますのでご連絡下さい。

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2014年1月 2日

第19回現地調査報告会

【調査会NEWS1462】(26.1.2)

 既にお知らせしていますが、1月29日、30日に行われる1万キロ現地調査第19回(種子島・屋久島)について、以下の通り報告会(兼家族懇談会)を行います。報道関係の方々等関係者の皆様のご協力をよろしくお願い申しあげます。

日時:1月30日(木) 19:00〜(屋久島からの船の到着が18:00の予定です。到着時間によって若干遅れる可能性があります)

会場:サンプラザ天文館(鹿児島市東千石町2-30 TEL099-224-6639)

参加者:調査会役員・家族

内容:第19回現地調査報告
   鹿児島関連の新情報に関する報告
   その他

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2014年1月 1日

本年もよろしくお願い申しあげます

【調査会NEWS1461】(26.1.3)

 旧年中は大変お世話になりました。

 調査会も10日で設立11周年になります。横田めぐみさんのことが明らかになり、平成9年に救出運動が始まってから小泉訪朝で金正日が拉致を認め、5人が帰国するまでが5年半余りでした。その倍の日にちがすでに経っていることを考えると本当に現状の深刻さを痛感せざるを得ません。

 3年前からスタートした1万キロ現地調査では、日本国内の問題が改めて浮き彫りにされており、構造的な大変革が必要であることを痛感しています。今年は第1四半期に山本美保さんに関わるDNAデータ偽造事件について日弁連人権救済申立の結果も出る予定です。安倍政権の「拉致認定の有無にかかわらず」という方針によって警察にも様々な動きがあるようです。どういう形であれ前に進めば良いのであって、自分たちの面子にとらわれず、しかし一方で根本的な問題にメスを入れていかなければならないと思っております。

 一方北朝鮮も昨年の張成沢処刑以来、内部に様々な動揺があります。ただしこちらも傍観していればこの20年間と同じように、周辺国のどこかが手をさしのべて、延命させてしまう可能性もあり、それは許してはなりません。日本が先頭に立ってこの地域の新しい秩序を作っていく、その中で拉致被害者の救出もあり、北朝鮮の人権状況の改善もあるのだと思います。これについても政府に任せるだけでなく、民間の立場でも可能なことを模索し、取り組んで参ります。

 なにより私たち自身が常に覚悟をもっていなければならないと肝に銘じがんばります。本年もよろしくお願い申しあげます。

     平成26年元旦

                  特定失踪者問題調査会代表 荒木和博

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