2・26
【調査会NEWS1484】(26.2.26)
そういえば今日は2月26日でした。
別にクーデターを起こそうという訳ではありません(2・26事件の青年将校も皇室を倒そうとしたわけではありませんからクーデターとは言えないでしょうが)。
しかし現状を見ていると何かこれまでの枠組みを超えた力をかけないと事態は進展しないように思えてならないのです。政府は何らかの形で金正恩政権と話し合いをし、何人か取り返そうと思っているようですが、それはもし実現したとしてもあくまで「進展」であり「解決」ではありません。あの体制を変えるということが目的としてなければ(さらに言えば東アジアの秩序を日本が作るという覚悟がなければ)うまくいくはずはありません。中途半端でごまかそうということであれば「自分の代で拉致問題を解決する」と明言した安倍政権が国民に対してとてつもない公約違反をしたことになります。
情報収集についてお願いをしていく中で、既に様々な情報が寄せられています。例えば警察関係の方から、ご自身の管轄ではないが日本海側のどこかの港町で子供が外国人に拉致されそうになり、地域で夜間外出を控えるように指示され、事件後学校では集団下校となったという情報があるとのメールをいただきました。
また、福岡県の芦屋の海岸で不審な男女や灯火を見たという話もありました。芦屋は非公開の失踪者のいるところで、近くには航空自衛隊の芦屋基地もあります。
それぞれ北朝鮮の拉致や工作活動に関わるのかは不明です。しかしこのような情報がかなり眠っていることは間違いありません。拉致と思われる失踪でも地方では近所のことを慮って警察にすら届けていないケースが相当あることは昔から聞いていました。
既に多数の情報が届いており、今事務所の中で掘り返している情報も相当な量があります。私たちの能力でそれらの情報をすべて整理できるかどうかは分かりません。しかしできるかどうかなど考えていたらそもそも特定失踪者問題調査会という組織自体が成り立たないわけで、やるしかありません。今はともかく情報が必要です。
2・26の青年将校もその是非はともかく、日本を思うからこそ立ち上がったのだと思います。情報の集積は法律に何も違反することはありません。ひょっとしたら集まってきた情報が日本を変えるかも知れません。一つでも多く、情報をお送りいただくよう心からお願いする次第です。
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