圭運丸事件で3庁に告訴状提出
【調査会NEWS1508】(26.3.26)
お知らせしたとおり、圭運丸事件(昭和42年・雄武町沖)について昨日(25日)告訴人北越優子さん(紙谷慶五郎さん三女)と代理人藤野義昭弁護士(前救う会北海道代表)が札幌地方検察庁を訪れ地検・北海道警・第1管区海上保安本部の各担当者に告訴状を提出しました。
調査会が関与した告訴・告発ではこれまで対象は警察のみで、検察・海保への告訴も初めてですし3庁同時告訴を行うことももちろん初めてです。その意味で今回のケースは非常に注目されます。なお、北越さんから受理について質したところ、今回はあくまで提出だが、既に内容については確認済みなので、速やかに受理するとの回答があったそうです。なお文面自体は昨年12月に提出した告発状とほとんど同じです。
今後検察・警察・海保が連携をとって捜査を進めるとのことですが、これまで機関の縦割りが拉致問題解決のネックになってきました。圭運丸事件の捜査が契機になって連携が進めば他の事件についても進展が期待されます。
調査会では6月に雄武町も含めた道北地域の現地調査を行う予定で、さらに進展に向けて努力していきたいと思います。
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