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2014年3月 7日

DNAデータ偽造事件に関する情報(2)

【調査会NEWS1489】(26.3.7)

 前回情報の続きです。山形県遊佐町の海岸に身元不明女性の遺体が漂着したのは昭和59年6月21日、山本美保さんの失踪から17日後です。したがってもし遺体が美保さんなら死後最大17日間経過したことになります。それについての記載です。なお、文面は原文を若干修正してあります。
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 本屍の死後経過時間について、山形大の鑑定書では比較的古いことを指摘し、各種気象条件等を考慮して「大約3週間から3か月位」と推定している。つまり屍体の状況から最短でも腐敗や屍蝋化が進んだ場合3週間以上としている。他の法医学者にあっても、鑑定書記載の屍蝋化の状況から、最短期間でも1か月を経ているとの見解が提示されている。

 山本美保さん失踪から本屍発見までは17日間であり、本屍のような外部所見が顕著になるとした警察発表には説得力がなく、説得すべき関係資料も存在しておらず、到底信ずるに値しない。一般的な法医学的所見でない場合であるなら、特殊な事情が存することを積極的に究明・説明すべきである。「あり得る」では説明として認められるものではない。

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