前のめり
【調査会NEWS1565】(26.6.3)
いつ頃からか、「北朝鮮が日朝交渉に前のめりになっている」という報道がされるようになりました。確かに昔と違って拉致問題を日本側が出しても北朝鮮が席を立ったりすることはなくなっています。
しかしこのところの報道には何か「臭い」と感じてきました。今回の日朝協議での発表文を見ると、前のめりなのは北朝鮮ではなく日本側、まあはっきり言えば外務省ではないかという懸念を覚えます。実は「北朝鮮が前のめり」というのは外務省がマスコミに意図的に流しているのではないかと。
本当は外務省には北朝鮮を欺いてでも被害者を取り返す交渉をしてもらいたいのですが、見ている限りでは欺いているのは総理や官房長官、そして国民のような気がします。相当注意しないと、期待感だけが先行して気がついたら何もなしということになるかも知れません。今まで6者協議での核問題の合意など北朝鮮との約束事は常に反故にされてきています。
関心が高まることは政府の背中を押すことになりますから、期待感を高める努力は必要ですが、同時にその期待感をバックにいい加減な交渉でごまかされないよう国民がより強い監視の目を光らせていかなければなりません。
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