スイッチ
【調査会NEWS1784】(27.2.11)
ISILの人質殺害事件の余波で、シリアに取材に行こうとしたジャーナリストが旅券返納命令を受けたことについて、菅義偉官房長官は2月9日の記者会見で「憲法が保障する報道、取材、移動の自由は最大限尊重されると考えるが、邦人の安全確保も極めて重要な責務だ」と語っています。「生命に直ちに危険が及ぶ可能性が高いと判断した」とのこと。
どうしても分からないのですが、自分から行く人を止めてまで「邦人の安全確保」をしようとするなら北朝鮮に連れて行かれ、あるいは騙されて入って戻れない「邦人の安全確保」はなぜしないのでしょうか。これは単なる怠慢ではなく、何か構造的な間違いのように思えてなりません。拉致問題とISILの問題での政府の対応の違いに怒っているご家族は多いのですが、私はそれを通り越して(傍観者的と言われるかも知れませんが)変に冷静になってしまっています。
この極端なダブルスタンダードには拉致問題の解決できない本質が現れているのではないか。それが具体的に何なのか、簡単に結論を出さない方が良いと思いますが、答えは霧の向こうに見えてきているように思えます。
今の政府のやり方では絶対に救出はできず、せいぜい「解決」という名の棚上げが関の山です。しかし一方で、スイッチが入って何十年も続いてきた構造が崩れれば政府・国会がこのままでも事態は急展開するはずです。スイッチがどこにあるのか、遙か遠くのようにも、目の前のようにも感じられるのですが、あと少し、と思って頑張るしかありません。
▲現在「しおかぜ」放送時間と周波数は以下の通りです
夜 22:30〜23:30 5910kHz、5985kHz、6135kHz のいずれか
深夜 1:00〜2:00 5910kHz、5955kHz、6110kHz のいずれか
■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等
★「正論」2月号
●代表荒木がシンポジウムのパネラーとして「自衛隊特殊部隊の元リーダーが語る拉致の解決策」の中で発言。
★「WiLL」2月号
●代表荒木が「北朝鮮に誠意は通じない」と題して寄稿
★2月11日(水)21:30〜 スカパー!528ch チャンネル桜・防人の道
●代表荒木が出演
★2月26日(木)14:00 シンポジウム『拉致被害者救出と自衛隊(3)』邦人救出のシミュレーション-憲法改正と絡めた二つのシナリオを考える(予備役ブルーリボンの会主催)
●衆議院第1議員会館(国会議事堂前駅徒歩3分)
●代表荒木が参加
●問合せ:info@yobieki-br.jp(事前申込制)
★3月15日(木)13:00 大澤孝司さんと再会を果たす会総会(同会主催)
●巻公民館(JR越後線巻駅8分 0256-72-3329)
●代表荒木が参加
※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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特定失踪者問題調査会ニュース
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発行責任 者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
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●カンパのご協力をよろしくお願いします。
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