労働新聞4月23日付
説明員「皆さん、米帝こそ侵略の元凶、民族分断の張本人です。米帝を打倒しなければ統一は訪れません」
左端の男の子「説明員同志、でも祖国解放戦争で米帝は打倒したのではなかったんですか?」
説明員「米帝というのは打倒しても打倒してもやってくる、ターミネータのような奴なのです」
一同「(なるほど、そう言えばあのDVDは面白かったな)」
と、言っているかどうか分かりませんが、4月23日付労働新聞「不倶戴天の仇敵米帝に対する沸き上がる憤怒で胸をたぎらせているー順川市階級教養館にてー」という記事。顔つきを見るとあまり憤怒で胸をたぎらせているようには見えません。ヤラセで良いからもう少し雰囲気を作った方が良いかと思うのですが、労働新聞には昔からときどきこういう写真が平気で載ります。
一つ面白いのは展示に「6.25」と書いてあること。6.25は朝鮮戦争開戦の1950年6月25日を意味します。韓国では朝鮮戦争のことをユギオ(6.25)と通称しますが北朝鮮でもこれを使うことを初めて知りました。
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