加藤大臣「しおかぜ」メッセージ収録 【調査会NEWS2030】(27.11.2)
特定失踪者問題調査会専務理事 村尾建兒
11月2日、加藤勝信拉致問題担当大臣のメッセージ収録が内閣府大臣室にて実施されました。
加藤大臣は「しおかぜに出演したのも、一日も早く拉致被害者の方々に母国の土を踏み、愛するご家族と再会してもらうため」とし、改めて安倍総理の強いリーダーシップの下、認定未認定に関わらず全ての拉致被害者救出を力強く訴えて頂きました。
また、政府の取り組みとして、国連総会での北朝鮮人権侵害を非難する決議が採択された事や、11月1日に実施された日中韓首脳会談において、安倍総理が拉致問題解決へ向け協力を求めた事などを伝え、最後にこれから厳しい冬を迎える北朝鮮でまた過ごさなければならない拉致被害者の方々を労い、改めて帰国に向け全力で取り組むと訴えました。
このメッセージは11月14日22:00〜を初回放送とし15、16日と繰り返しお伝えします。その後は歴代拉致問題担当大臣や国会議員、首長などの方々を集めて特集番組へ再編集し、ランダムで北朝鮮へ向け放送させて頂きます。加藤大臣を始め、収録にご協力頂いた関係者皆様へ感謝申し上げます。
<大臣メッセージ原稿>
北朝鮮の地で「しおかぜ」をお聴きの皆様、こんばんは。
拉致問題担当大臣の加藤勝信です。本日は、先月30日に放送開始から10周年を迎えた、ラジオ番組「しおかぜ」にのせて、北朝鮮に拉致され、長きにわたり、つらい日々を過ごされている被害者の皆様にメッセージをお伝えいたします。
拉致問題の解決は、安倍内閣の最重要かつ最優先の課題です。
北朝鮮による日本人拉致問題は、我が国の主権及び国民の生命と安全に関わる重大な問題です。そして、家族の時間を引き裂き、被害者それぞれの未来を奪う人権・人道上の由々しき問題でもあります。
安倍総理の強いリーダーシップの下、政府の責任において、全ての拉致被害者の早期帰国を実現する。拉致認定の有無にかかわらず、全ての被害者を救出するために必要なあらゆる取組を強力に推進する。それが、拉致問題担当大臣に就任した私の決意です。
今回、特定失踪者問題調査会が運営する「しおかぜ」に出演させて頂くのも、拉致被害者の皆様に一日も早く母国の土を踏み、愛するご家族との再会を実現させたいという、日本政府の決意を、国民の総意を伝えさせて頂きたいと考えたからです。
拉致問題担当大臣就任直後、拉致被害者の御家族の皆様とお会いしました。それぞれに抱いておられる、愛する肉親を奪われた怒りや、肉親の帰還を願う、切なる思いを聞かせて頂きました。こうしたお気持ちを直接に聞かせて頂くにつれ、これまでにも増して、拉致被害者の皆様と御家族の皆様が再会できる日を、一刻も早く実現しなければならない、拉致問題の解決には一刻の猶予もならない、という思いを新たにしました。
安倍総理からは、この機会に改めて「拉致問題はこの安倍内閣において解決させる。被害者と御家族が抱き合う日が来るまで私の使命は終わらない。」との決意を皆様に伝えてほしいと言われました。
拉致問題を最優先・最重要の課題と位置づける安倍政権の担当大臣として、「対話と圧力」「行動対行動」の基本姿勢を貫き、全ての拉致被害
者が一日も早く帰国を果たし、御家族と再会できるよう、日本政府一体となって全力で取り組んでまいります。
また、国連をはじめ国際社会は、拉致問題を含む北朝鮮の人権状況について高い関心を持つようになり、被害者の皆さんの救出に向けた国際的な機運はこれまでになく高まっています。
昨年12月の国連総会では、賛成116、反対20という圧倒的な多数で、拉致問題を含む北朝鮮の人権侵害を非難する決議が採択されました。また、国連安全保障理事会では、「北朝鮮の状況」について初めて会合が開催され、拉致問題についても議論されました。
また、11月1日にソウルで行われた日中韓首脳会談では、安倍総理は、朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領と李克強(り・こくきょう)中国国務院総理に対して、拉致問題の早期解決に向けて理解と協力を求めました。約3年半ぶりに開催された日中韓首脳会談の成果文書である、「北東アジアの平和と協力のための共同宣言」では、朝鮮半島における核兵器の開発に関連する国連安保理決議や、六者会合共同声明が忠実に実施されるべきとの認識が共有され、朝鮮半島において緊張を引き起こし、関連する国連安保理に違反するいかなる行動にも反対するとの、三首脳による強い決意も盛り込まれました。
北朝鮮は、世界の各国との融和を達成しようとするのであれば、人道的・大局的見地に立ち、拉致問題を始めとする人権問題の解決に向けた真剣かつ具体的な行動をとらねばなりません。
安倍総理は、「何よりも大切なことは、拉致問題を解決しなければ、北朝鮮がその未来を描くことは困難であると北朝鮮の最高指導者に認識させることである。」と明言されています。この場を借りて、北朝鮮に対しては、「拉致問題を解決しなければ北朝鮮がその未来を描くことは困難である」と改めて強調するとともに、拉致問題の解決に向けた具
体的な行動をとることを強く要請します。
日本も間もなく冬を迎えますが、北朝鮮の寒さは日本よりも一層厳しいのではないかと思います。拉致被害者の皆様におかれましては、日本への帰国を決してあきらめず、また骨身にしみるような冬の厳しい寒さの中でも、どうぞ健康に留意されてお過ごしください。日本政府は、皆様の1日も早いご帰国に向け、あらゆる努力を行ってまいります。
皆様が祖国の土を踏み、愛する皆様の1日も早い帰国を待ちわびる御家族と抱きしめ合う日が来るその時まで、我々も全力で頑張ります。皆様も頑張ってください!
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▲現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです
22:00〜23:00 5910kHz 5985kHz 6135kHz 7400kHz(300kW)のいずれか
1:00〜2:00 5910kHz 5955kHz 5985kHz(300kW) 5990kHz(300kW)のいずれか
■調査会役員の参加する講演会(一般公開の拉致問題に関係するイベント)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等
★11月14日(土)14:00 拉致問題講演会(群馬県主催)
●北橘公民館(渋川市北橘町真壁2354 0279-52-2300)
●代表荒木が参加
●問合せ:群馬県健康福祉部健康福祉課総合政策係(027-226-2516)
★11月15日(日)15:00 日本会議世田谷・目黒支部秋期時事講演会(同支部主催)
●目黒区青少年プラザ(中目黒駅徒歩10分 03-5721-8575)
●代表荒木が参加
●問合せ:伊藤さん(090-1204-9291)
★11月21日(土) 13:00「拉致問題から見える日本の姿」(国際ロータリー第2660地区主催)
●コングレコンベンションセンター(大阪駅徒歩3分)
●代表荒木が参加
●問合せ:大阪天満橋ロータリークラブ(06-6344-0120)
★11月27日(金)民社人権会議講演会(同会主催)
●UAゼンセン会館(東京都千代田区九段南4-8-16 Tel03-3288-3549)
※JR・地下鉄市ケ谷駅下車3分 日本棋院斜向い
●代表荒木が参加
●問合せ:武藤事務局長(090-8941-8677)
★11月28日(土)14:30 「すべての拉致被害者を救出するぞ!国民の集い in いばらき」(政府拉致問題対策本部・茨城県・水戸市主催)
●県民文化センター(水戸駅からバス10分 文化センター前下車)
●代表荒木が参加
●問合せ:茨城県保健福祉部福祉指導課人権施策推進室(019-301-9169)※要事前申込み
★11月29日(日) 12:30 「特定失踪者中国地区大会・In 岩国集会」(同集会実行委員会主催)
●岩国市役所
●代表荒木が参加
●問合せ 加治さん(090-3377-0980)
★11月29日(日)18:00「サイコー!JAPAN!Vol.5」(ライブ)
Open:17:30 Start
●西荻ターニング(西荻窪駅徒歩3分 0422-70-6030)
●専務理事村尾が参加
●前売り予約・問合せ チーム継承(teamkeisho@saneyoshi.net)
★12月11日(金) 14:00 「人権講演会」(福岡市主催)
●アクロス福岡(福岡市中央区天神1-1-1)
●代表荒木が参加
★12月12日(土) 17:05 「トークショー 日本人拉致問題は解決するのか?」(シネマ・ノベチェント主催)
●シネマノヴェチェント(京浜急行戸部駅徒歩8分 045-548-8712)
●代表荒木が参加
●前売り予約・問合せ 同館(電話ないしメール info@cinema1900.yokohama)
★12月16日(水) 18:30 「平成の大演説会」(同会実行委員会主催)
●牛込箪笥区民ホール(新宿区箪笥町15 都営地下鉄大江戸線牛込神楽坂A1出口すぐ)
●代表荒木が参加
●問合せ 展伝社(03-5314-9470)
※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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