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2016年3月12日

鹿児島の事件と山本美保さんDNAデータ偽装事件 【調査会NEWS2145】(28.3.12)

 ニュースの2131号でもお知らせしたように鹿児島の冤罪事件は「山本美保さんDNAデータ偽装事件」と極めて良く似ています。この事件は鹿児島放送が綿密に取材しテレビ朝日の系列で報道されました。「山本美保さんDNAデータ偽装事件を究明する会」では全役員がこの録画を見ていますが、これについて山本美保さんの妹さん、森本美砂さんは「警察は、裁判所に持ち込まれた証拠を裁判所、弁護側に黙って持ち出してはいけないことは承知しているが、それ以上に誤認逮捕の不名誉なことだけは、さけなければならず、証拠隠蔽、鑑定試料の工作偽造に及んだ。被告人の不利(他のアリバイを立証できない)を利用して、犯人にでっち上げた警察の隠蔽、証拠偽造事件といえる。警察は、様々な事件を扱うので、シナリオを作るのは容易なんだと思いました。シナリオに基づいて、証拠を組み立てていくプロですね。姉の一連のことでも、昨年からの丁寧な対応は、私達家族から警察が訴えられないためのシナリオは出来上がっているのかもしれません」と言っています。

 本件について「究明する会」の井上泉幹事が以下のようにまとめましたのでご参考までお知らせしておきます。

=事件概要=
 2012年10月7日 深夜2時頃 鹿児島最大の繁華街にて17歳の少女が男の声をかけられ、路地裏に引き込まれ路上で強姦された。

 事件発生から約12分後に少女がアルバイト先店長にメールをし、その8分後に現場に到着した店長が警察に通報。二日後に繁華街で岩元健吾さんを見かけ、「犯人をみつけた」と少女が警察に通報し、岩元さんは一か月後に逮捕される。岩元さんは当時記憶が無いほどの酩酊状態ではあったが、犯行におよんだのであれば、それなりの痕跡が残っているはずであり、強姦したという自覚が無いと無罪を主張し続けた。

=逮捕の決め手=
 ◎少女が岩元さんを犯人だと言っている
 ◎少女の胸に付着していたDNAが岩元さんの唾液のDNAと一致
 (※1:鹿児島県警科捜研A氏の鑑定による)
 ◎嫌がる少女を岩元さんが引っ張って歩く姿が防犯カメラに映っている

=逮捕を躊躇すべき事柄=
 ◎見せられた防犯カメラの映像は不鮮明で二人の様子が確認できない。その上、警察の話では少女と
  岩元さんを映しているはずの他の防犯カメラ4台が全て壊れているため確認は出来ないとの事。
 ◎少女の供述によると「犯人に馬乗りになられ、右手で首を抑えつけられていた。その時、男性が通り、
  『助けて!』と叫び、助けを求めた。」  しかし、その通りかかった男性の供述では「カップルが
  いちゃついていると思った。立っていた。服は着ていた。」
  男性の供述が少女の話と全く食い違い、少女の狂言である可能性も考えられた。
  (にも関わらず、警察は「目撃証言は無い」と言い張る)
 ◎少女の体内から検出された精液は微量のため鑑定不能とのこと
  (※2:鹿児島県警科捜研A氏の鑑定による)
 ◎少女の衣類のショートパンツからは岩元さんとは別人の精液のDNAが検出されていた
  (にも関わらず、警察側から検証結果として出されていなかった)

 以上の内容を考えると、岩元さんを犯人と判断するのは、※1の少女の胸に付着していたとされる唾液のDNAのみである

2015年3月16日 「2年4カ月ぶりに岩元さん保釈される」

 警察側が鑑定不能と報告した少女の体内に残された精液のDNA鑑定は、いとも簡単に再鑑定が出来、岩元さんとは別人のDNAが検出された。鑑定を行った日大・押田茂實教授は「科捜研が困難だと言っている鑑定なのに、ごく普通のやり方で簡単に結果が出たので驚いた」と言っている。既に最初の科捜研でのDNA鑑定で少女の衣服のショートパンツから検出されたDNAと同じものであるという事も判明する。

2015年5月12日 裁判所や被告側に黙って行われたDNA鑑定

 押田教授のもとに鹿児島県警より「体液の試料を早く返してほしい」と執拗に連絡が入る。鹿児島県警警察官が押田教授から試料を受け取り、鹿児島の科捜研へ渡す。それから6日後、大阪医科大学・鈴木廣一教授に渡り再々鑑定が行われる(※3:鈴木教授に鑑定依頼をしたのは科捜研A氏)
 
≪再々鑑定結果≫
 ショートパンツに付着していた体液のDNAと皮膚細胞からは岩元さんのDNA、二人分のDNAが検出された。
  
2016年2月12日 「岩元さん 無罪判決」
 「最初に科捜研で行われた鑑定は著しく稚拙な鑑定技術、又不適切な操作により鑑定できなかった可能性がある。また、被告人のDNAが検出できなかった事で、捜査官の意向で鑑定不能という結果を出したことも否めない」と裁判官は検察側を痛烈に批判した。
 
DNA偽造の疑い
前述※1〜3に関与しているのが、科捜研A氏である

※1…少女の胸に付着している唾液のDNAが岩元さんの口腔粘膜のDNAと一致
(疑)・胸に唾液が付着していたのであれば、ブラジャーに付着していても然るべきだがそれは無かった。

※2…少女の体内に残っていた精液は微量であるため鑑定不能と報告
(疑)・まさに普通の鑑定技術で検出できるものであり、結果的には岩元さんとは別人のものであった
   ・そのDNAはショートパンツから検出されたものと同一人物だった

※3…大阪医大、鈴木教授に再々鑑定の依頼をした
(疑)・鈴木教授に渡す前に6日間科捜研に鑑定試料を保管していた。
   ※1で用いた口腔粘膜を試料に付着させる事が出来る場所である

 正当な手続きを取らず、裁判所や被告側に黙って再々鑑定を行っていた上に、押田教授のもとにある試料を鹿児島の科捜研で6日間保管し、そののち大阪医大の鈴木教授のもとへ渡している。

 元科捜研・藤田氏の話では、「科捜研の技術は稚拙ではなく正確な判定が出来る技術はあるはず。しかしながら、捜査官の意図とする結果を求められる場合もある。」とのこと。

 藤田氏の話と上記の疑いを合わせると、鹿児島県警・検察からの指示・意向により、科捜研において意向に沿わない結果は無視し、意向に沿うよう試料に操作を加えたと疑われても仕方がない。

(1) 路上で押し倒されて強姦されたにも関わらず、少女の衣類、身体には全く傷がなかった。
(2) 不鮮明な防犯カメラの映像を証拠として提出し、他にも映っているはずの防犯カメラ4台は全て壊れて
  いるという理由で提出されない
(3) 目撃証言が少女の証言とは大きく食い違っていたが、警察は目撃証言自体を無いと言い張る
(4) ショートパンツから岩元さんとは別人のDNAが検出されたのも関わらず、公表しなかった
(5) 少女の体内に残っていた精液は微量でDNA鑑定は不可能であるとしたが、実際は簡単に鑑定できた。
  結果は岩元さんとは別人のものであり、しかもショートパンツに付着した精液と同一人物だった。

*以上①〜⑤を見ても、岩元さんを犯人とする方向に結果を持っていこうとしている意図が明らかである。これらの事から、再々鑑定で大阪医大・鈴木教授の元に持ち込むまでの6日間に、押田教授から引きあげた試料に対して、岩元さんの口腔粘膜・唾液をなすりつけるという操作をしたのではないかと疑われる結果になった。
 元東京高裁裁判長 木谷明氏は黙って行われた再々鑑定について「このような検察のやり方では不正な取り扱いをしたと疑われても仕方ない。証拠能力がないと割り切るべき。」と話す。
 
美保さんDNA事件を振り返って

美保さん問題の流れをみると、鹿児島強姦事件と似ているところが多々ある。山形のご遺体Yさんと美保さんを結びつけるため、両者を別人と判断できるものに対しては無視をし、唯一DNA鑑定の一致を主張された。しかもそのDNA鑑定は家族に黙って行われたもので、その試料の保管状況等からも証拠能力は無い。

科警研で明確な結果が出なかったとし、名古屋大学にて再鑑定を行うまで、山梨県警のもとに約4カ月保管された。20年も前の試料(骨髄の粉)にフレッシュな血液を付着させるのは、鑑定結果に矛盾が生じるような気もしていたが、充分操作を加える時間があったものと思われる。

勿論もっとこの強姦事件の問題点は放送しきれないボリュームでまだまだあるのかもしれない。しかし今、美保さん問題の時系列表の問題点を見ながら思うのは、美保さん問題にはそれどころではないほどの矛盾点が盛りだくさんだ・・・とつくづく思う。

欲しい結果の体液等を元々の試料に付着させれば、期待する結果が得られるものなんだ・・・と今回再確認出来た。

▲現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです
22:00〜23:00 5910kHz 5985kHz 6135kHz 7400kHz(300kW)のいずれか
1:00〜2:00 5910kHz 5955kHz 5985kHz(300kW) 5990kHz(300kW)のいずれか

■「ふるさとの風」・「しおかぜ」共同公開収録
3月18日(金)19:30〜21:00 開場19:00
西鉄ホール 福岡市中央区天神2-11-3ソラリアステージビル6F(西鉄福岡天神駅北口)
入場無料(事前登録不要)
主催 内閣官房拉致問題対策本部事務局 特定失踪者問題調査会

■神奈川特別検証「軍事施設と失踪」(スケジュールは変更の可能性があります)
3月30日(水)
8:30 神奈川県庁出発
9:00 戸塚区汲沢「深谷通信施設」近辺着(寺島佐津子さん・森武史さん最終失踪関連地点調査)
11:20 金沢区「小柴貯油施設」近辺着(河嶋功一さん最終失踪関連地点調査)
14:00 東京電力横須賀火力発電所周辺(岡元幸弘さん最終失踪関連地点調査)
15:00すぎ 総括(ぶら下がり取材)後解散

■調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等

★チャンネル桜【防人の道NEXT】日本は北朝鮮に何をされてきたのか
●代表荒木が出演
●YouTubeで視聴可能
https://youtu.be/i1I1KIXXV78
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★4月2日(土)16:00「関西防衛を支える会歴史勉強会」(同会主催)
●錦城閣(地下鉄・京阪天満橋駅直上)
●代表荒木が参加
●問合せ:奥さん(090-3929-5267)
●参加費:5000円(飲食代を含む)
※要事前申込

★4月3日(日)13:30 「救国の闘い講演会」(三宅博事務所主催)
●三宅博事務所(大阪市営地下鉄谷町線・八尾南駅前 072-949-1388)
●代表荒木・常務理事三宅が参加
●問合せ:三宅博事務所(上記)

★4月29日(金)14:30 講演会(英霊の栄誉を守り顕彰する会主催)
●文京シビックセンター(地下鉄後楽園・春日駅前 03-3812-7111)
●代表荒木宅が参加
●問合せ:佐藤さん(090-6709-9380)

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★荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊)
●定価1800円(税別)
●問合せ 展転社(03-5314-9470)

※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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特定失踪者問題調査会ニュース
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発行責任 者荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
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●カンパのご協力をよろしくお願いします。
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はご連絡下さい)
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