« 署名提出 【調査会NEWS2166】(28.4.7) | トップページ | 「何をスパイしてるんだろう?」 【調査会NEWS2167】(28.4.8) »

2016年4月 8日

大森勝久さんのことについて

 去る3月28日、北海道庁爆破事件(昭和51年)の犯人として逮捕され、死刑判決を受けて札幌拘置所に収監されている大森勝久さんの再審請求を札幌地裁が棄却しました。引き続き札幌高裁に抗告を行うことと思いますが、この事件、どう考えても冤罪としか思えません(そもそもなんで起訴できたのか不思議な位)。死刑囚で外部交通権が制限されているため親族以外で面会できるのは3人しかいませんが私はご縁があって大森さんとはお付き合いが続いており、その3人のうちの1人です。

大森さんは「道庁爆破事件と逮捕から40年を経て思うこと」と題してご自分のブログに書かれています。

 ご本人はもともとはセクトに属さない左翼でしたが獄中で転向し、今は独特の視点から論文を発表しています。

http://1st.geocities.jp/anpo1945/index.html

 私とは意見の異なる点もあるのですが、全く別の環境で冷静にものごとを見ているため参考になる点も少なくありません。
 ご本人は直接お会いするととても素朴で温厚な方です。現在腰痛でご苦労されていますが、こちらからは何もできないのが残念です。40年が経過して多くの人の記憶から遠ざかっていますが多くの方に関心を持って戴けると幸いです。

|

« 署名提出 【調査会NEWS2166】(28.4.7) | トップページ | 「何をスパイしてるんだろう?」 【調査会NEWS2167】(28.4.8) »