専守防衛の虚像 【調査会NEWS2205】(28.5.23)
何度かこのメールニュースでも書いていますが、今あらためて色々調べていることがあり、「専守防衛」という戦後日本の国防方針がいかに虚構に満ちたものかを痛感しています。
平成8年(1996)韓国で日本海側の江陵の海岸に北朝鮮潜水艦が座礁した事件がありました。第一発見者は海岸沿いの道路を走っていたタクシーの運転手でした。2年後の平成10年(1998)には北朝鮮潜水艇が漁網に引っかかって鹵獲(ろかく)されるという事件がありました。どちらも韓国軍ではなく民間人が見つけたので、当時韓国軍は警戒を怠っていたのではないかと批判されています。
しかし現実には日本より遥かに短い韓国の海岸線で、しかも自衛隊の倍以上いる韓国軍が警備しても浸透を完璧に防ぐのは不可能です。いわんや日本においておや。米国の海岸線の約2倍ある日本の海岸線が水際で守れるわけがありません。
その前提で考えると専守防衛というのは、要は敵が攻めてきたら国土を戦場にして民間人を巻き添えにして戦う、つまり沖縄戦のような戦い方をするということです。それがとりあえず成り立ってきたのは、実は専守防衛ではなく、米軍という、こちらが手を汚さなくても威嚇をしたり報復してくれる(はずの)存在があったからです。
その虚構の中では北朝鮮工作員の浸透、そして拉致を防ぐことなど、どんなに警察や海保、自衛隊が頑張ったとしても物理的にできるはずはありません。国民を守るためには憲法にどう書いてあろうと威嚇や報復が必要です。そうしなければこれからも拉致の被害は続く可能性があります。拉致でなくても、あるいは北朝鮮でなくても主権と国民の人権は侵されるでしょう。何十年続いてきたものであったもごまかしは正さなければならないと思います。
▲現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです
22:00〜23:00 5935kHz,5965kHz(300kW) 5985kHz(100kW)のいずれか
23:05〜23:35 5935kHz,7325kHz(300kW) 5985kHz(100kW)のいずれか
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■調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等
★6月16日(木) 18:30第2回調査会セミナー「なぜ北朝鮮は拉致を行ったのか」(調査会主催)
●UAゼンセン会館 (JR・地下鉄市ケ谷駅下車3分 03-3288-3549)
●代表荒木和博他役員が参加
●問合せ:調査会
★7月24日(日)「みんなで考えよう 拉致と特定失踪者の問題」(真の平和と人権を考える市民の会主催)
●岡山市
●代表荒木が参加
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★荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊)
●定価1800円(税別)
●問合せ 展転社(03-5314-9470)
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富山県のJNN(TBS)系テレビ局であるチューリップテレビで次の特集番組が放送の予定です。
「暗潮ー北の工作と失踪−」
5月29日(日)15:00〜16:00
※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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