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2016年12月31日

嘘の連鎖 【調査会NEWS2363】(28.12.31)

 年末も押し迫って気の滅入るような話ばかりで恐縮ですが、この件も忘れてはならないことなのであらためて。「山本美保さんDNAデータ偽装事件」です。

 もうご存じの方も多い事件ではありますが、概略は次のようなものです。

昭和59年(1984)6月4日 山梨県甲府市に住む山本美保さん(当時20歳)が図書館に行ってくると言ってバイクに乗って家を出たまま失踪。

6月8日 本人のセカンドバックが新潟県柏崎市の荒浜海岸で発見(セカンドバックの入っていた大きなバックは見つかっていない)。

6月21日 山形県遊佐町の海岸に女性の遺体が漂着。その後身元がわからないまま同町で無縁仏として埋葬。

7月19日 山梨県警の警察官だったお父さんが全国の身元不明遺体を調査、「6月から7月まで調べたが該当なし」とお母さんに電話。その後不審電話などはあるものの消息は不明。

 ここまでが失踪当時の状況です。それから18年が経過し、平成14年(2002)9月の小泉訪朝に触発され、拉致の可能性が浮上、翌15年1月特定失踪者問題調査会発足とともに山本美保さんは特定失踪者第1次リストで発表されました。

 これにあわせて地元山梨では美保さんの同級生らを中心に活発な支援活動が行われ、山梨県の人口の4分の1にあたる20万筆余りの署名が集まりました。当時特定失踪者の支援活動としては新潟の大澤孝司さんとならんで山本美保さんの支援運動は全国でも群を抜いていました。

 そこに突然起きたのが平成16年(2004)3月5日の唐突な山梨県警発表でした。当時の丸山潤・警備1課長が記者会見で「遊佐町の身元不明遺体の骨髄と美保さんの双子の妹森本美砂さんの血液のDNA型が一致した。双子だからDNAは同じである。したがって遊佐町の遺体は山本美保さんである」と発表しました。ご丁寧に「自殺の可能性がある」とまで付け加えています。

 しかしその後、警察が「DNAが一致した」と発表している以外、体格から遺体の状況からことごとく矛盾していることが分かりました。一連の流れや具体的な矛盾についてはアニメ「真実は一つーー闇に包まれた失踪事件 山本美保物語ーー」でご覧になれます。

(第一部〜第三部各約10分)
第一部 
第二部 
第三部 

 また、ご関心のある方は拙著『山本美保さん失踪の謎を追う』(草思社)もあわせてご一読いただければ幸いです。

 結論から言えばこの事件は拉致問題を終息させようとして当時の小泉政権中枢で特定失踪者の問題を潰しにかかったものです。事件に利害関係のない警察関係者の多くがでっち上げだと語っており、当然今の警察庁の幹部もそうであると認識しているはずです。しかし、一度嘘をついてしまうとその嘘を誤魔化すためにまた嘘をつかなければならなくなる。その連鎖が今日まで続いているということです。

 こういうことを放置した状態で「拉致問題を解決する」というのは、どれだけ意識しているかは別として結局「嘘」でしかないと思います。恐らく他の失踪者、あるいは政府認定拉致被害者にも色々な意味での「第2、第3の山本美保」がいるはずです。来年こそこの嘘の連鎖を断ち切らなければなりません。

 本年1年大変お世話になりました。心より御礼申し上げ年末のご挨拶にかえさせていただきます。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz(12月31日まで)
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

・1月14日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 博多」(同会主催)
・TKPガーデンシティ天神(地下鉄空港線天神駅1番出口すぐ 092-720-8003)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp 

・1月15日(日)13:30「拉致問題を考える国民の集い」(政府拉致問題対策本部・広島県・救う会広島主催)
・広島県民文化センター(広電市内線紙屋町下車徒歩3分)
・代表荒木が参加

・1月28日(土)10:30「国際講座」(拓殖大学海外事情研究所主催)
・拓殖大学文京キャンパス(丸ノ内線茗荷谷駅徒歩5分)
・代表荒木が参加
・問合せ 拓殖大学オープンカレッジ課(03-3947-7166) 

・2月26日(日)14:00「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 名古屋」(同会主催)
・桜華会館(地下鉄名城線市役所前駅徒歩10分 052-201-8076)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp
 ※曜日と時間が間違って記載されていました。お詫びして訂正します。

・4月29日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 秋田」(同会主催)
・にぎわい交流館「あう」(秋田駅前 018-853-1133)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp 

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・channel AJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。
http://ajer.jp
※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版) >
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊) >
・定価1000円(税別)
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊) >
・定価1800円(税別)
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Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
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2016年12月30日

「死亡」の日付  【調査会NEWS2362】(28.12.30)

140917

 もう14年前になってしまったため、当時のことはご存じない方も少なくないと思います。そんなことで備忘録的意味も込めて。

 平成14年(2002)9月17日、小泉総理は日帰りで平壌を訪れ、金正日総書記と会談、拉致を認めさせ謝罪を受けました。それまで全く動いていなかった拉致問題を動かし、この1月後には5人が帰国したのですから、それ自体は評価されるべきことだと思うのですが、一方小泉訪朝の最大の目的は国交正常化であり拉致被害者の救出ではありませんでした。

 その証拠に、北朝鮮側からこの日の朝伝えられた文書には「死亡」の日付が記載されていたのに、夕方家族に伝えられたときは北朝鮮に死亡は確認したがいつ死んだかは分からない、ということになっていました。そのときの北朝鮮側からの文書は私のブログとFacebookに載せておきますのでご覧いただければ幸いです。

 死亡の日付が入っていることについては朝日新聞がスクープしました。そして国会でも取り上げられるのですが、そのやりとりを下に付けておきます。衆議院外務委員会で伊藤英成議員(当時新進党)の質問と田中均・外務省アジア大洋州局長の答弁です。質問の中で伊藤議員はこの文書を出すよう求め、外務省が拒絶したと語っています。

 それはそうでしょう。死亡の日付が表に出れば北朝鮮の発表が嘘であることが分かる。「なぜ拉致の拉の字も入っていない平壌宣言を結んだのか」という批判が起きる。それを避けるために(つまり北朝鮮の嘘を真実であるとするために)あえて隠したということです。

 現政権においてもこれが過ちであったとは言っておらず、今もこのときの平壌宣言が生きていることになっているという現実(少なくとも外務省の認識では)はしっかり認識しておく必要があると思います。要は国民はそれだけ馬鹿にされているということです。

 なお宣伝で恐縮ですがこの当時のことについては拙著『日本が拉致問題を解決できない本当の理由(わけ)』(草思社刊)で詳しく書いています。ご関心のある方はご一読下さい。
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平成14年(2002)9月20日衆議院外務委員会

○伊藤(英)委員 共同宣言というのは、もともとあってやるんじゃないんですね。要するに、本来、交渉をする、議論をする、その結果、共同宣言というものはされるんです。だから、いいですか、その首脳会談が行われる前には知らなかった新しい重要なことが起こってくれば、それを反映した共同宣言にするのは当然だと思うんですよ。なぜその努力をしないんだろう。先ほどの局長なんかの話を聞いていますと、何で人間の命をこんなに軽く見るんだろうかというふうに私は思いました。

 じゃ、次に伺います。

 今、きのう、きょうも非常に大きく報道されたりしておりますが、いわゆる死亡年月日つきのリストの話なんですが、これはなぜすぐ翻訳しなかったんですか。私は、そのリストを下さいと言ったんですが、外務省は下さらない。何枚あるんですか。なぜ翻訳にそんな時間がかかったんですか。

○田中政府参考人 事実関係を申し上げさせていただきます。

 私どもが朝、事前協議をやりましたときに、これはあくまで赤十字―赤十字の行方不明者に対する安否情報として正式に伝えるものであるという前提の中で、口頭でその内容について説明がございました。その段階では、亡くなられたとされる方々の死亡の年月日はもちろん入っていなかったわけでございます。

 その会合が終了したときに、先方から、非公式なものだがという前提で、最終的には赤十字―赤十字の通知文を待ってくれということで、非公式な紙が渡された。通訳がそれを受け取って、それを翻訳に回したということでございます。

 結果的にその翻訳ができたのが遅かったということはありますが、すべての前提というのは、北朝鮮という国でございますから、そこは私ども、きちんと正式にやってくるものというものを見きわめないといけない。正式にやってきたものの中には、死亡者、死亡年、日時、年、月について記述はなかったということでございまして、それが正式なものということでございますので、その正式なものを採用した、情報としては使ったということでございます。

 ですから、翻訳に時間がかかった、そういう大部のものではございません。ですから、そういう意味では、翻訳に長い時間がかかったというのは、多少誤った言い方かもしれません。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz(12月31日まで)
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

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2016年12月29日

一点突破・全面展開 【調査会NEWS2361】(28.12.29)

 昨日は事務所でささやかに、かつ談論風発の仕事納めをやったのですが、村尾専務理事は日中病院で点滴、夕方事務所で年末年始の「しおかぜ」番組の編集をやって、夜その番組の入ったCDを車を運転してKDDI八俣送信所まで持っていきました。したがってビールには口もつけられませんでした。

 まあ忙しくても何でも、前に進みさえすれば皆構わないのですが、結局何も動かずに1年過ぎてしまったと思うと何とも情けない限りです。

 動かすためには根本的な部分に穴を空けるしかありません。昔の学生運動華やかなりし時代、来年こそよく言われた「一点突破・全面展開」を何とか実現しなければと思います。それができれば一気に変わる手前までは来ていると認識しています。その突破口がどこにあるのかはまだ分かりませんが、今の政府の体制で拉致問題に突破口ができるはずはなく、突破口を開けて政府が動かざるをえないようにしていくしかありません。

 年末年始、一点突破・全面展開に向けてすこし頭を整理しようと思います。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz(12月31日まで)
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

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2016年12月28日

仕事納め 【調査会NEWS2360】(28.12.28)

 ちょうど20年前、平成8年(1996)の年末、あのときは救う会も家族会も存在せず、私は現代コリア研究所にいましたが、確か仕事納めのころに新潟の小島晴則さん(後に救う会会長代行)からFAXが届きました。新潟日報の昭和52年11月22日付、横田めぐみさんが失踪1週間経って公開捜査になった記事のFAXでした。

 同年10月号の月刊「現代コリア」(編集長は西岡力・現救う会会長)に朝日放送の石高健次さんが書いた論文の中で「日本海側で1970年代後半に中学校1年生の少女が拉致されている」という記述があり、12月に新潟で佐藤勝巳現代コリア研究所長(後に救う会会長)が講演した折この話を出したところ、居合わせた新潟県警の人によって氏名が明らかになりました。そして当時の新聞を調べた小島さんが年末東京に送ってくれたFAXで当時の状況が明らかになった次第です。

 年明け現代コリアのホームページに横田めぐみさんの実名が掲載されました。それを見た黒坂真・大阪経済大助教授(後に救う会副会長)が旧知の兵本達吉・橋本敦参議院議員秘書(後に救う会幹事)へと連絡、兵本さんが日銀OB会に当たって横田滋さんと連絡をとりました。その後兵本さんと前述石高さん、産経新聞のこの当時社会部長で昭和55年(1980)アベック拉致をスクープした阿部雅美さんが協力してご家族に声をかけ、3月には家族会が発足しました。

 私たちの方は、国会を動かす必要があると考え西村眞悟衆議院議員(後に拉致議連幹事長)に依頼して質問主意書を国会に提出、その回答を待っているうちに西村議員の衆議院予算委員会での質問が回ってきました。「運命」とも言える平成9年(1997)2月3日、西村議員の質問に対し橋本龍太郎総理は「捜査当局において所要の捜査が厳重に進められていると思っております」と答弁しました(その後まもなく橋本総理は知人を北朝鮮に送って水面下でめぐみさんを取り返すための交渉をしたと言われています)。

 同日産経新聞本紙とAERAが実名写真入りで横田めぐみさん拉致を報道し、さらにそれを持ってソウルに行った高世仁さん(現ジンネット代表)が亡命工作員安明進氏から目撃情報を引き出して週末テレビに流れたことで事態はやっと動き始めました。ちょうど同時期に朝鮮労働党の黄ジャンヨプ書記亡命事件もあり、あのころ一気に事態が動きはじめたことに「政治的な意図がある」などと陰口をたたかれたりしたものですが、渦中にいたものとして、政治的な意図でやったらあれほどの動きにはならないと断言できます。「神のお導き」とでも言うしか理屈は付けられません。

 さて、あれから20年経ってしまいました。神様は(「天は」でも「仏様は」でも「歴史は」でも何でも良いのですが)現状をどう見ているのでしょうか。私たちにはそれこそ「人事を尽くして天命を待つ」しかありません。まだ尽くしていないことが山ほどあり、それをやっていくだけなのですが。

 そんなことを仕事納めに考えた次第です。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz(12月31日まで)
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

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2016年12月27日

「やまと新聞」北朝鮮の男は何者だったのか

12月17日付「やまと新聞」WEB掲載 【拉致問題の闇を切る】北朝鮮の男は何者だったのか

 12月11日、島根県松江市で行われた「集まれ、山陰特定失踪者集会in松江」に参加してきました。この集会でちょっと驚いたことがありました。7月に山口県長門市に上陸した北朝鮮男性について渡辺雅春・救う会山口副代表が説明した内容です。

 この事件について、当時私は電子メールで配信している調査会ニュース2251号(7月17日付)に次のように書いきました。
—————————–
 昨日16日午前11時15分頃、長門市仙崎の住民から「路上に外国人のような男性がいる」との警察への通報がありました。本人は「3日前に北朝鮮・清津市を出発し、15日午後9時ごろに知人の木造船で日本の海域に到達後、ポリタンクにつかまって海に飛び込み漂流。16日午前6時ごろに仙崎港に上陸した」と話しているとのこと。
—————————–
 しかしこのときの渡辺副代表の話は次のようなものでした。

 上陸地点は仙崎ではなく仙崎の先、橋で本土とつながっている青海島(行政区は長門市)でした。しかも上陸場所まではっきり分かっています。島の西南部、深川湾に面した牛崎の鼻という小さな岬のすぐ北のところでした。実は牛崎の鼻は昭和58年(1983)李相哲・労働党作戦部戦闘員(当時)が上陸したところです。私自身調査のためにこれまで何度も訪れています。男はそこから一旦北に行き、それから戻って仙崎の方に向かったそうです。付近の住民が何人も目撃しており、黒っぽい服装でびしょ濡れ、裸足で脇に何かを抱えていたと言います。ちなみに渡辺副代表は長門市の出身で、目撃証言の多くは直接知人から聞いたものです。

 さらに問題なのは、この男性以外に上陸した人間がいる可能性があるのだそうです。そうだとすれば他の人間は見つからずに上陸して今も日本にいるということになります。あるいはこの男性がおとりだった可能性もないとは言えません。この男性は警察が身柄を確保した後、長門署ではほとんど取り調べもせずに大村の入国管理センターに送られたそうです。彼が一体何者で、どんな目的で日本に来たのか、政府は一切明らかにしていません。

 実はこんなことは一度や二度ではないのです。例えば平成19年(2007)6月、青森県の深浦に漂着した北朝鮮の船には4人が乗っていましたが、政府は十分な聴取もせずにそのまま韓国に送り出してしまいました。長さ6メートルの木造船。エンジンも農機用でスクリューも鉄板を曲げて作ったようなものだったそうです。外海に出ることすら難しいと思われる船でどうやって北朝鮮の清津から800キロ離れた深浦までやってきたのか、いまだに疑問が解けません。

 北朝鮮から流れ着く船は年間数十隻に上るそうです。大部分は無人で、一部には死体を載せており、ごく一部には生きた人間が乗っています。おそらく大部分は漁業の最中に遭難したものでしょう。最近北朝鮮では水産業に過大なノルマをかけていますから、無理に操業して遭難しても不思議ではありません。

 しかしいずれにしてもこれらの船は、ほとんどが日本の海岸近くに来るまで誰も気付いていないのです。長門市の男性が破壊活動を目的とする工作員だったらどうでしょう。近隣住民は簡単に殺傷されたり人質にとられてしまうのではないでしょうか。

 専守防衛というのはまやかしです。海岸線で侵入を防ぐことは絶対にできません。これまで海岸線で出入りをしようとした工作員がつかまったのはほとんどが事前に情報があったときです。3万4千キロの長大な海岸を持つ日本で、水際の守りなどできるはずがなく、しかもそのことを政府は隠し続けてきました。

 国土を守り国民の安全を守るためには必要に応じて先制攻撃や報復を行わなければなりません。「日本に入ろうとすれば酷い目に遭う」と思わせないと外敵は北朝鮮に限らず平気で上陸してきます。元北朝鮮工作員だった人間が口を揃えて「日本への侵入は容易だ」というのは決して強がりではないのです。

 今の「憲法」にどう書いてあるかは二の次三の次です。国民を守ることが第一であり、そのためにどうするかを考えれば結論は簡単に出てきます。憲法の解釈などどうにでもなりますし、そもそも芦田修正の時点でかなりの部分はクリアできることになっていたはずです。しかし、その結論を出させないようにしてきたのが歴代自民党政権であり、この点は安倍政権も変わりません。

 今、世界が動いています。時代は大きな転換点にあり、日本の国防を本来あるべき姿にするのには絶好のチャンスです。動かすのは政治家でも官僚でもマスコミでもなく国民です。もう一度現実がこうなっているということを、皆で認識し、広めていきましょう。 

 それにしても長門市に上陸した男は今どうしているのでしょう。

※やまと新聞社の了解をいただいて掲載しました。

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「日本時事評論」インタビュー

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20161227151206

 山口で発行されている「日本時事評論」12月2日付に掲載されたインタビューです。

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中波放送「しおかぜ」停波【調査会NEWS2359】(28.12.27)

特定失踪者問題調査会専務理事 村尾建兒

 本年10月25日より開始した北朝鮮向け中波放送「しおかぜ」ですが、この12月31日をもって一端停波する事を決定しました。

 中波放送「しおかぜ」は、昨今の北朝鮮内部でのラジオ普及状況や脱北者からの聴き取りなどにより、中波の需要が急速に広がっていることから、その現状に対応するために、第三国を経由して放送を開始しました。

 放送開始から約1ヶ月後の11月1日、北朝鮮当局は妨害電波の発射を開始、その妨害音は、最近の短波放送「JSRしおかぜ」に対する妨害音とは異質の図太い音であり、如何に北朝鮮当局が中波放送に脅威を感じ、その内容を聴かせたくない、聴かれては困るという事の如実に表している結果です。

 しかし、その妨害電波は毎日継続される事はなく、1週間のうち、1日か2日程度に止まっており、同様に短波に対する妨害電波も日によって出たり出なかったりを繰り返しています。さらに北朝鮮から発信される平壌放送などは、出力を減力して送信されている事も分析により分かっており、もう何年も続いている北朝鮮の抱えるエネルギー・電力問題がますます深刻化している事がよく分かります。

 そんな状況の中で、外部からの情報注入は大変重要で効果を上げていると確信していますが、短波放送に比べ中波放送は同じ放送時間で8倍のコストがかかります。正直なところ当初から資金の目処も立たなかったのですが、一刻も早く北朝鮮へ放送する事を最優先にしたため、3ヶ月という短期契約を結び放送を開始しました。その間、各方面に支援要請などを行い資金調達の努力をしてきましたが、残念ながら現状では中波放送を継続することが不可能となり、停波を決定するに至った次第です。

 今後各方面に資金調達の働きかけを続け、再開の目処が立ち次第、遅くとも来年の4月からはさらに強力な中波放送を実施すべく準備を進めてまいります。

 これまで短波放送「JSRしおかぜ」には多大なるご支援を賜り、また、今回の中波放送「しおかぜ」にも多くの皆様からのご理解を頂いた事に感謝しております。そして、ラジオをという手段は北朝鮮内部に直接行動が取れる貴重なツールである事をもう一度ご認識頂き、拉致被害者並びに北朝鮮に囚われた全ての日本人の希望の光となるため、一刻も早い救出へ繋げるために、あらためて皆様のご理解とご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz(12月31日まで)
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

・1月14日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 博多」(同会主催)
・TKPガーデンシティ天神(地下鉄空港線天神駅1番出口すぐ 092-720-8003)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp 

・1月15日(日)13:30「拉致問題を考える国民の集い」(政府拉致問題対策本部・広島県・救う会広島主催)
・広島県民文化センター(広電市内線紙屋町下車徒歩3分)
・代表荒木が参加

・1月28日(土)10:30「国際講座」(拓殖大学海外事情研究所主催)
・拓殖大学文京キャンパス(丸ノ内線茗荷谷駅徒歩5分)
・代表荒木が参加
・問合せ 拓殖大学オープンカレッジ課(03-3947-7166) 

・2月26日(土)14:00「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 名古屋」(同会主催)
・桜華会館(地下鉄名城線市役所前駅徒歩10分 052-201-8076)
・代表荒木が参加
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・4月29日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 秋田」(同会主催)
・にぎわい交流館「あう」(秋田駅前 018-853-1133)
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2016年12月26日

殺人事件はなかったのか 【調査会NEWS2358】(28.12.26)

 安明進氏は拉致の途中で対象者が死んでしまったことがあると言っていました。本人が直接体験した話ではなく聞いた話としてでしたが。連れて行く途中、意識を失わせるために打撃したショックで亡くなったり、連れて行かれるストレスや疲労や恐怖感で亡くなってしまうケースもあったとのことでした。

 金正日政治軍事大学のカリキュラムの中で「拉致」というのがあったそうです。学生同士でやるのだそうです。本人もやられる側にいたことがあり、当て身を食らわせられてしばらく息ができなかったとか。訓練した工作員がそうなるのなら民間人がやられたらひとたまりもないでしょう。

 こういうことはご家族には想像したくないでしょうが、特定失踪者の場合ご家族は同時期の身元不明の水死体についてもだいたい既に照合はしているのであまりその可能性はないと思います。警察も当然そういうチェックはしているでしょうし。ちなみに山本美保さんのケースでは山梨県警の警察官だったお父さんはお母さんに電話で「6月から7月の身元不明遺体に該当無し」と伝えています。その中にはもちろん6月21日に遊佐町の海岸に漂着した女性の遺体も含まれています。

 しかし、その遺体の女性が山本美保さんでなくても、拉致被害者で移送中殺害されたという可能性がないとは言えません。それだけでなく、身元不明として処理された遺体や、身元が分かっても「ノイローゼ気味」「悩んでいた」ということで自殺で片付けられた拉致被害者もいるのではないでしょうか。

 おそらくやがてこのようなケースも明らかになるでしょう。そのとき政府としてどうするのかについては今後ただしていきたいと思います。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
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・4月29日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 秋田」(同会主催)
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・チャンネル桜【防人の道NEXT】靖国の宴〜国を問わない英霊の語らい-荒木和博氏に聞く[桜H28/8/24]
・代表荒木が出演
・YouTubeで視聴可能
https://youtu.be/oBSXH4yPqzw

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2016年12月25日

チャンネルAJER 川崎栄子さん

 チャンネルAJER「救い、守り、創る」、今回はモドゥモイジャ(皆で集まろう)代表の川崎栄子さんに北朝鮮帰還事業についてお聞きしました。ここは前半の無料部分で、後半は会員制有料です。

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2016年12月23日

壁 【調査会NEWS2357】(28.12.23)

 2355号で書いた横田めぐみさん失踪当時の新潟中央署長松本瀧雄さんは平成19年(2007)11月14日付産経新聞の「一刻も早い救出を めぐみさん拉致から30年」という記事の中で「めぐみさんは近くの海岸から拉致されたのではなく、車で遠くの海岸に運ばれたのではないか」と語っています。

 このとき松本さんは「めぐみさんの事件が北朝鮮による犯行とは当時は思いもよらなかった」と語っており、生前マスコミの誰に対してもそうであったように、当時から拉致だと思っていたことは隠しています。

 記事の中では松本さんについて「昭和45、46年に外事課長を務め、山形県境から侵入した北朝鮮工作員の逮捕に成功した」とされています。外事畑の人だったからこそ何らかの情報があって失踪直後に拉致だと直感したのでしょう。また、このとき警察はすぐに機動隊まで動員して検問などを行ったと言います。「車で遠くの海岸に運ばれたのではないか」というのもそれと重なります。その海岸がどこだったのか、非常に気になるとことです。

 それにしても、必死にめぐみさんのことに対処していた松本さんが、オフレコででもマスコミにリークできなかったのは、そこにとてつもなく大きな壁があったと思わざるをえません。多数の特定失踪者はその壁に隠れているのでしょう。

 来年どこかの時点で海上からの検証を新潟でも実施することになるかもしれません。蓮池さん夫妻の事件、曽我さんの事件も含めてもう一度見直しが必要です。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz
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<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
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12月23日付新潟日報

今日の新潟日報。
00281223_192207


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2016年12月22日

ノイローゼ気味 【調査会NEWS2356】(28.12.22)

 現在調査会の特別調査班で過去の新聞記事を調べ直しているのですが、横田めぐみさんの失踪した頃、いくつもの水死体が周辺で見つかっていることが分かりました。これらの多くの記事には「ノイローゼ気味だった」というのがついています。めぐみさんの失踪を報じる記事でも「悩んでいた」などと書かれていました。

 「ノイローゼ気味」というのはおそらく警察関係者のリークでしょうが、そう書けば「自殺なのか」と多くの人は思い込みます。この点は山本美保さんについての山梨県警発表で、わざわざ「自殺の可能性がある」と書かれていたことにも通じます。そうしてしまえば話はそれでおしまいになるからです。

 工作員の証言では拉致していく途中で死亡した被害者もいるとのこと。これはこれで殺人事件なのですから、その可能性も含め考え直す必要があると思います。やればやるほど「いったいこの国はどうなっているんだ」と、それこそノイローゼ気味になりそうですが。

 ところで、半分宣伝、半分自意識過剰ですが、前号の松本署長の話を聞いて、自分の小説『靖国の宴』のこんな部分を思い出しました。もちろんこのことは松本さんの話を全く知らないときに書いたので意識したわけではないのですが、こんな思いをもった警察関係者は少なからずいるのではないでしょうか。

(特攻隊の戦死者の霊が靖国神社で語り合う話の中で、妹の娘を拉致された兵士が語る場面)

 「いや、さっき警察が何もしなかったと言いましたが、それは言い過ぎでした。
 弓子がさらわれてしばらくしてから一人、村本という刑事が光恵のところを訪ねてきて友人関係とか色々聞いていきました。その後も一度、二度やってきたのですがいつの間にか連絡がなくなったので光恵はもう忘れているのか、あるいは担当が変わったのかと思っていたのです。

 ところが何年か経ってからその刑事の奥さんから光恵に手紙が届きました。三日前に癌で亡くなったこと、意識が亡くなる前に光恵に伝えてくれとメモを残したとのことでした。そのメモが封筒の中にありました。そこには震える字でこう書かれていたのです。

 『もうしわけありません
 かならずいきています
 うみのむこう
 なにもできなかった
 くやしい』

 その村本という刑事が何をしていたのか、妹には分からないままです。公安の刑事さんでした。彼には何が起きたか分かっていて、それでも仕事上話せなかったのでしょう。上も動かない中で自分だけ悩んで命をすり減らしたんです。

 五十前だったそうで、結婚も遅かったので彼の子供はまだ小学生でした。少なくとも村本刑事の報告は上がっているはずですが、今も政府だって北朝鮮に連れて行かれたとすら認めていない。どこかで止められているのです。あるいは一番上まで届いているのに止められたのかもしれない」

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz
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・12月22日(木)18:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・堺市産業振興センター(大阪府堺市北区長曽根町183 中百舌鳥駅から300メートル)
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平成29年

・1月14日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 博多」(同会主催)
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2016年12月21日

警察は何を隠しているのか 【調査会NEWS2355】(28.12.21)

 横田早紀江さんから聞いた話ですが、めぐみさん失踪当時の所轄新潟中央署の松本署長(故人)は亡くなる数年前、「失踪当時から拉致と思っていました」とご両親に伝えお詫びをしたそうです。

 確かにあのとき、県警は直ぐに機動隊を動員するなど、異例の捜査態勢を敷きました。当時様々な事件があったのに、めぐみさんだけそのような体制をとったのは不自然です。また最初に中央署にご両親と日銀の同僚の方々が言ったとき、案内された2階の会議室で、入ってきた松本署長は大声で「ブラインドを閉めろ!」と言ったそうです。単なる少女失踪であればそんなことはありえないでしょう。

 これは友人の記者の説でもありますが、松本署長は拉致だと分かっていて言えなかったのではないか、だから拉致以外の可能性を全て潰して拉致だと明らかにしようとしたのではなか。そしてそうせざるを得なかったのは何かどうしようもない理由があったのではないでしょうか。

 今めぐみさん失踪についてもあらためて調べ直しをしています。不審な事件が数多く上がってきています。拉致された現場も大通りから自宅に曲がる角とされてきましたが、そうではないという話もあります。それらのことはご家族には一切説明されていません。これは横田さんに限らず、政府認定の拉致被害者ですらご家族にどこでどうやって拉致されたのか、全く説明されていないのです。

 警察庁にはしばらく前から「特別指導班」とかいう組織を作って拉致問題を担当しているのだそうです。しかし、めぐみさんの事件をはじめとして政府認定者ですら何も明らかにしようとせず、いわんや特定失踪者に対しては何の説明もありません。あまつさえ山本美保さんDNA偽装事件のように、隠蔽していることについては何も変えようとしていません。まさか隠蔽しろと指導しているわけではないでしょうが。

 おそらくそれらは個々の警察官僚や警察官ではどうしようもないほど根深いことなのでしょう。しかし警察に関わる者としてそんなことを許せないというプライドはないのかと、本当に情けなく思います。

 まあ、情けなく思うだけでは仕方ありません。国会や報道機関を始め全ての手段を動員して明らかにしていきます。このニュースをご覧の警察関係の方で内心忸怩たる思いの方も、ぜひ情報を寄せていただきたく御願いする次第です。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
※事前申込み・会費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

・12月22日(木)18:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・堺市産業振興センター(大阪府堺市北区長曽根町183 中百舌鳥駅から300メートル)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp

平成29年

・1月14日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 博多」(同会主催)
・TKPガーデンシティ天神(地下鉄空港線天神駅1番出口すぐ 092-720-8003)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp 

・1月15日(日)13:30「拉致問題を考える国民の集い」(政府拉致問題対策本部・広島県・救う会広島主催)
・広島県民文化センター(広電市内線紙屋町下車徒歩3分)
・代表荒木が参加

・1月28日(土)10:30「国際講座」(拓殖大学海外事情研究所主催)
・拓殖大学文京キャンパス(丸ノ内線茗荷谷駅徒歩5分)
・代表荒木が参加
・問合せ 拓殖大学オープンカレッジ課(03-3947-7166) 

・2月26日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 名古屋」(同会主催)
・桜華会館(地下鉄名城線市役所前駅徒歩10分 052-201-8076)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp 

・4月29日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 秋田」(同会主催)
・にぎわい交流館「あう」(秋田駅前 018-853-1133)
・代表荒木が参加
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・チャンネル桜【防人の道NEXT】靖国の宴〜国を問わない英霊の語らい-荒木和博氏に聞く[桜H28/8/24]
・代表荒木が出演
・YouTubeで視聴可能
https://youtu.be/oBSXH4yPqzw

・channel AJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。
http://ajer.jp
※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版) >
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊) >
・定価1000円(税別)
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊) >
・定価1800円(税別)
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発行責任者 荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
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2016年12月18日

兄弟と友人 【調査会NEWS2354】(28.12.18)

 「日本と韓国は友人か兄弟か、答えは兄弟である。なぜなら友人は選べるが兄弟は選べないから」

 こういう話を教えてくれたのは元海自で潜水艦長をしていた中村秀樹さん。別の自衛隊の情報関係者から聞いたとのことでした。

 今このニュースは山口県宇部市の宿で書いています。今日は午後山口市で集会があり、しばらくしたらそちらに向かいます。山口は何と言っても朝鮮半島への玄関口で、私が39年前、初めて韓国に行ったときも下関からのフェリーでした。

 戦前戦後を通じて朝鮮半島からは多数の密航者がおり、朝鮮戦争のときも昭和25年(1950)6月の開戦当初は北朝鮮が圧倒的に優勢だったため、一時米国は山口県に韓国の亡命政権を立てることすら考えたと言います。当時の県知事は後に文部大臣を務めた田中龍男さん。県庁に事実上の情報機関を設けて朝鮮半島の情報収集を行ったそうですから、相当切迫した状況だったのでしょう。

 朝鮮半島と日本の位置関係は将来も変わることはありません。そして山口県はその最先端です。だからこそ7月に正体不明の北朝鮮人が長門市に上陸したのです。極めてややこしい友人であることは間違いありませんが、日本をハワイの横にでも持っていくことができない限り、永遠にお付き合いせざるを得ないという「覚悟」は必要だと思います。

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・12月18日(日)13:30「拉致被害者全員の帰国実現を訴える!12.18山口県民集会」(集会実行委員会主催)
・山口県立図書館(山口駅徒歩20分 083-924-2111)
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2016年12月16日

ヤクザの出入り 【調査会NEWS2353】(28.12.16)

 平成22年(2010)3月の韓国海軍哨戒艦「天安」の撃沈、11月の延坪島への砲撃、遡れば昭和43年(1968)の大統領官邸を狙ったゲリラの侵入(映画「シルミド」をご覧になった方はあの最初に出てくるゲリラです)など、北朝鮮が韓国にやってきた挑発行為は数知れません。

 しかし何かおかしい。素朴な疑問を感じて韓国の元情報機関員の人に聞いたことがあります。「北朝鮮の挑発はそのときだけで、例えば混乱に乗じて野戦部隊が攻め込むとかいった次の計画がない。なぜなんでしょう」

 その人の回答は「つまりヤクザの出入りみたいなものですよ。『相手の親分のタマをとってきた』というような」といったものでした。妙に納得したのですが、確かに北朝鮮には朝鮮戦争休戦後、現実的に言って韓国をすべて占領し武力統一を実現できる条件は存在していません。できることは挑発だけといっても過言ではありません。

 なにしろ朝鮮戦争のときですら作戦計画書はロシア語で書かれ、それを朝鮮語に直した後に焼却したそうです。今は韓国には米軍がいますし、やろうとしても巻き込まれるのを嫌う中国が絶対に反対するでしょう。しかも武器は1960年代頃の、博物館に入れた方が良いような代物を平気で使い、軍隊がメシも食えず漁業や建設に動員されている状態では、本気の戦争はできるはずがない。

 しかし武力統一の方針を放棄することはできません。それは金王朝の存在意義を自ら否定することだからです。そうなると適当に挑発して「やってる感」を出すことに意味があったと考えれば理屈は合います。「南朝鮮カイライの軍艦を魚雷で真っ二つにしてやりましたぜ」とか、洞窟の中のアジトで子分が金正恩にアピールしている姿を想像すれば大体間違いないように思います。現状が続く限りそうやって死んでいく人間が南北に出るのですから、やりきれない話ではありますが。

 さて、ヤクザと交渉しなければならない外務省の皆さんも大変です。やはりヤクザと渡り合うのはそれに相応しい人間がやった方が良いような気がします。場合によっては出入りも必要になるでしょうから。それとも本職(?)に業務委託するとか。

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2016年12月14日

「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録 【調査会NEWS2352】(28.12.14)

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特定失踪者問題調査会専務理事 村尾建兒

 12月10日、都内で開催された「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録は無事に終了する事が出来ました。開始時間が大幅に遅れ、ご迷惑をお掛けした事お詫び申し上げます。

 今回の共同公開収録は、「北朝鮮向けラジオ放送とは何か?」というテーマに加え、お馴染みの「チームしおかぜ」メンバーによるコンサート、そして、なんと言っても拉致問題対策本部石川事務局長のご尽力により「警視庁音楽隊・カラーガード」の皆さんをお招き出来た事など「北朝鮮人権問題啓発週間特別企画」に相応しいパワーアップした内容で開催されました。

 共同公開収録は、昨年の12月に第1回を同ホールで開催以来、博多、札幌と地方開催を経て来ましたが、その度に多数の皆様から高い評価を頂き、特に地方開催ではまだまだ浸透していないこの北朝鮮向けラジオ放送に、関心が高まり「是非もう一度開催してほしい」、あるいは「次回はうちの町へ来てほしい」との声を頂いています。

 政府との共同開催なので中々簡単には行かないのも現実ですが、こうした日本各地からの声に答えるべく、順次全国を周り、日本国民の拉致被害者救出への思いを北朝鮮へ届ける事が出来ればと思っております。

 「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録は、官民が手を取り同じ対北朝鮮向けラジオ放送として、拉致被害者への希望の光となり、一刻も早い全員の救出へ心を一つにする事を念頭に実施しています。これからも拉致問題解決へ向け、皆様のご理解を賜りたく心よりお願いする次第です。

 最後に共同公開収録開催に関わり、ご尽力頂いたすべての皆様に、この場を借りて心より感謝申し上げます。

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2016年12月13日

資産凍結 【調査会NEWS2351】(28.12.13)

 ドタバタしていて日が過ぎてしまいましたが、先週金曜9日に政府から「わが国独自の制裁」についての説明がありました。飯塚代表はじめ家族会の方々と救う会西岡会長、調査会から私と村尾専務理事が参加しました。

 この中で資産凍結について金杉外務省アジア大洋州局長から「対象者をこれまでの43団体・40個人から54団体・58個人に拡大(中国の団体・個人を含む)」との説明がありました。

 ふと疑問に思ったので「具体的にどのような資産凍結をしたのか」と聞いたところ、金杉局長からは「凍結した口座は500万円弱と聞いている」との回答がありました。43団体+40個人=83団体・個人で割ると平均4万円余り。私が4万円凍結されれば大騒ぎですが、こんなことをやっている人間や団体にとっては金のうちにはいらないでしょう。

 もっとも再質問している時間もなく、資産凍結は財務省マターで金杉局長も本来の担当ではありませんから聞いても詳しくは答えられなかったでしょう。しかし常識的なイメージからすれば国民は「資産凍結」というと関連した団体とか個人の財産を差し押さえて活動できないようにすると感じるのではないでしょうか。

 あるいは私が知らないだけでもっと別の意味があるのかも知れません。もし勘違いしているならお詫びして訂正しますが、報道関係の皆様には一度実態を調べていただければ幸いです。私たちの方でも国会などで真相を明らかにしていこうと思います。いずれにしても、「しおかぜ」への妨害電波ではありませんが、本当に効いているなら相手から反発があるはずであり、それがないというのは十分ではないということでしょう。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

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23:30〜24:00 中波1431kHz
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
※事前申込み・会費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

・12月18日(日)13:30「拉致被害者全員の帰国実現を訴える!12.18山口県民集会」(集会実行委員会主催)
・山口県立図書館(山口駅徒歩20分 083-924-2111)
・代表荒木が参加
・問合せ 渡邊さん(090-3300-9686)

・12月22日(木)18:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・堺市産業振興センター(大阪府堺市北区長曽根町183 中百舌鳥駅から300メートル)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp

平成29年

・1月14日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・TKPガーデンシティ天神(地下鉄空港線天神駅1番出口すぐ 092-720-8003)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp 

・1月15日(日)13:30「拉致問題を考える国民の集い」(政府拉致問題対策本部・広島県・救う会広島主催)
・広島県民文化センター(広電市内線紙屋町下車徒歩3分)
・代表荒木が参加

・1月28日(土)10:30「国際講座」(拓殖大学海外事情研究所主催)
・拓殖大学文京キャンパス(丸ノ内線茗荷谷駅徒歩5分)
・代表荒木が参加
・問合せ 拓殖大学オープンカレッジ課(03-3947-7166) 

・4月29日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・にぎわい交流館「あう」(秋田駅前 018-853-1133)
・代表荒木が参加
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・チャンネル桜【防人の道NEXT】靖国の宴〜国を問わない英霊の語らい-荒木和博氏に聞く[桜H28/8/24]
・代表荒木が出演
・YouTubeで視聴可能
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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版) >
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊) >
・定価1000円(税別)
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊) >
・定価1800円(税別)
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特定失踪者問題調査会ニュース
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調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/
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発行責任者 荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
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<カンパのご協力をよろしくお願いします>
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2016年12月11日

長門市の北朝鮮男性に関する新情報 【調査会NEWS2350】(28.12.11)

 今日松江で行われた「集まれ、山陰特定失踪者集会in松江」に出席しました。この集会では救う会山口の渡辺雅春副代表が山口における失踪や密入国の状況を報告したのですが、7月に長門市に上陸した北朝鮮男性について、私も知らなかった情報をお聞きしました。

 この事件については調査会ニュース2251号(7月17日付)に次のように書いています。
-----------------------------
 昨日16日午前11時15分頃、長門市仙崎の住民から「路上に外国人のような男性がいる」との警察への通報がありました。本人は「3日前に北朝鮮・清津市を出発し、15日午後9時ごろに知人の木造船で日本の海域に到達後、ポリタンクにつかまって海に飛び込み漂流。16日午前6時ごろに仙崎港に上陸した」と話しているとのこと。
-----------------------------
 しかし今回の渡辺副代表のお話では全く状況は異なります。

 上陸地点は仙崎ではなく青海島の牛崎の鼻のすぐ近くでした。牛崎の鼻は昭和58年(1983)李相哲・労働党作戦部戦闘員(当時)が上陸したところです。私自身これまで何度も訪れています。男はそこから一旦北に行き、それから戻って仙崎の方に向かったそうです。住民が何人も目撃しており、黒っぽい服装でびしょ濡れ、裸足で脇に何かを抱えていたそうです。

 さらに問題なのは、この男性以外に上陸した人間がいる可能性があること。そうだとすれば他の人間は見つからずに上陸して今も日本にいるということになります。あるいはこの男性がおとりだった可能性もないとは言えません。

 政府はこの男性について一切情報を出していません。別途に見つからず上陸した人間がいて、それがもし工作員だったらどうするのか。今からでも明らかにすべきだと思います。それとも「こんな例は山ほどあり、いちいち工作員など摘発していられない」とでも言うのでしょうか。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
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<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版) >
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2016年12月10日

金正恩を法廷に 【調査会NEWS23489】(28.12.10)

 今日は政府主催の国際シンポジウムがあり、そこに参加した特定失踪者家族と加藤大臣の面会、そして国際シンポジウムの後のコンサート、さらに「ふるさとの風」「しおかぜ」共同公開収録がありました。基本的には客席で聞く方でしたが、国際シンポジウムのテーマは「拉致問題をはじめとする北朝鮮の人権侵害の責任追及のための国際連携」で、ICC(国際刑事裁判所)へ訴えることについての議論でした。

 この中でパネラーの1人、元北朝鮮外交官の玄ソンイル氏が「実際の裁判手続き以上に、北朝鮮の中に金正恩が法廷に引っ張り出されるということを北朝鮮国民が知ることだけでも大きな意味があると発言していたのが注目されました。

 ある意味今回のシンポジウムは日本政府が主導して金正恩を国際法廷に引きずり出そうという試みとも言えます。次の「しおかぜ」の収録のときにはそこを強調しようと思います。「日本政府は何もしていないように見えて実は米国などよりはるかに狡猾に北朝鮮の体制を引きずり倒そうとしている」とか。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
※事前申込み・会費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

・12月11日(日)「集まれ、山陰特定失踪者の集会in松江」(東アジアネットワーク主催)
・松江ニューアーバンホテル(松江市西茶町40-1 一畑電車松江しんじ湖温泉駅徒歩7分0852-23-0003)
・代表荒木が参加
・問合せ 石原代表(090-9417-8363)

・12月18日(日)13:30「拉致被害者全員の帰国実現を訴える!12.18山口県民集会」(集会実行委員会主催)
・山口県立図書館(山口駅徒歩20分 083-924-2111)
・代表荒木が参加
・問合せ 渡邊さん(090-3300-9686)

・12月22日(木)18:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・堺市産業振興センター(大阪府堺市北区長曽根町183 中百舌鳥駅から300メートル)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp

平成29年

・1月14日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・TKPガーデンシティ天神(地下鉄空港線天神駅1番出口すぐ 092-720-8003)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp 

・1月15日(日)13:30「拉致問題を考える国民の集い」(政府拉致問題対策本部・広島県・救う会広島主催)
・広島県民文化センター(広電市内線紙屋町下車徒歩3分)
・代表荒木が参加

・1月28日(土)10:30「国際講座」(拓殖大学海外事情研究所主催)
・拓殖大学文京キャンパス(丸ノ内線茗荷谷駅徒歩5分)
・代表荒木が参加
・問合せ 拓殖大学オープンカレッジ課(03-3947-7166) 

・4月29日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・にぎわい交流館「あう」(秋田駅前 018-853-1133)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp 

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・チャンネル桜【防人の道NEXT】靖国の宴〜国を問わない英霊の語らい-荒木和博氏に聞く[桜H28/8/24]
・代表荒木が出演
・YouTubeで視聴可能
https://youtu.be/oBSXH4yPqzw

・channel AJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。
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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版) >
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊) >
・定価1000円(税別)
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊) >
・定価1800円(税別)
_________________________________________
特定失踪者問題調査会ニュース
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チャンネルAjer「帰国運動と拉致」

チャンネルAjerで今回は1人でお話ししました。帰国運動と拉致について、実際のところ両者の境界はかなり曖昧です。
 ここに載せた前半はYouTubeで無料視聴できます。後半部分は会員制有料です。


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2016年12月 8日

『自衛隊幻想』書評

20161208105727

保守系ミニコミ「アイデンティティ」12月1日号に『自衛隊幻想』の書評を蓮坊公爾さんが書いて下さいました。

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鹿児島特別検証報告 【調査会NEWS2348】(28.12.8)

 遅くなりましたが薩摩半島西岸の特別検証について報告します。今回ご協力いただいた皆様・報道いただいた皆様にあらためて御礼申し上げます。お気付きの点等ありましたらお知らせいただければ幸いです。
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28.12.8

特別検証4(鹿児島県薩摩半島西岸)報告

 平成28年11月25日、特定失踪者問題調査会は久多島及び吹上浜を中心とし薩摩半島西岸を海上・陸上から検証した。以下はその報告である。

1 特別検証の目的

 薩摩半島西岸の吹上浜では市川修一さん・増元るみ子さん拉致及び周辺における不審人物・不審船の目撃情報は多数寄せられており、調査会でも1万キロ現地調査の第4回(平成23年11月12日)及び地域を限定した特別現地調査(平成25年9月4日)など調査を行ってきた。

 今回は吹上浜を含む薩摩半島西岸でなぜ多数の証言が集まるのか、なぜこの地域が工作員の上陸に頻繁に使われたかを検証した。また、1万キロ現地調査などの調査結果から推定するとこの地域への上陸の際久多島が中継地点として使われたと推定され、久多島周辺も調査することとなった。

2 参加者(○印乗船)

調査会役員:○荒木(代表)・○岡田(副代表)・○村尾(専務理事)・○武藤(常務理事)・○杉野(常務理事)・○森山(理事)

家族会:○増元照明さん(増元るみ子さんの弟・前家族会事務局長) 

特定失踪者ご家族 :前山利恵子さん・○光秋さん(園田一さん・敏子さん夫妻の娘夫婦)・村岡育世さん(田中正道さんの妹)

その他:○萩原遼「拉致と真実」発行人

※今回の検証にあたっては池満渉日置市議及び迫政昭参事はじめ江口漁協のご協力をいただいた。

3 日程 平成28年(2016)11月25日(金)

4、概要
7:30 東横イン鹿児島中央駅西口(鹿児島市西田2-28-10)前出発
8:30 日置市江口漁港到着 ブリーフィング
9:00 出港・吹上浜及び久多島周辺の検証(船舶は江口漁協の協力により本隊1隻及び報道関係等3隻)

(1)久多島

 まず久多島に向かう。久多島は吹上浜から10キロ沖合に浮かぶ無人島。高さ29m、周囲1380m。切り立った岩でできている。人の住む場所はおろか平らなところがほとんどない。当初この島に拠点がある可能性も考えたが、今回の検証でその可能性が低いことが分かった。海上からの目標としては絶好なので、このあたりで工作母船と子船の離脱回収が行われたと考えられる。

 なお、前回山口県での検証の折昭和57年(1982)に青海島に上陸したことのある李相哲・元北朝鮮作戦部戦闘員(仮名)に同行してもらった際、李氏は母船子船の離脱回収地点を沖合の相島南方、つまり陸地側だったと証言した。通常考えれば陸地側に停泊すれば目視されやすくて不利なのではないかとも思えるが、実際にはその可能性は低く、それより波が静かな陸地側を選んだのだろう。久多島も周囲を回ってみて陸地側の方が波が静かで停泊させやすいことが分かった。

 久多島に来てみて陸地を展望し、ドローンを用いて上空からの撮影を行った。はっきりと分かったのは吹上浜周辺に目標物が少ないということである。一番はっきりと見えたのが金峰山であり、久多島と金峰山を結ぶ線の上に伊作川の河口がある。そして河口から2キロ程度北にいくと市川さんの自家用車やサンダルが発見された場所になる。

 これらのことから考えると工作船は久多島を目標にやってきて、久多島の周辺で子船を離脱させ、伊作川の河口など、上陸地点に向かったものと思われる。 このような位置関係は、この地域が頻繁な工作員の密出入国に使われたことを推定させるものであり、入る側としては極めて使い勝手が良かったということだろう。目撃証言などが多いことも納得がいく。

(2)吹上浜

 久多島の後、吹上浜に向かう。海上から見てここには海岸と防風林の続いているところであり、目標とできるものがほとんどないことが分かった。久多島から金峰山を目指して進み、海岸に近づいたら発光信号を目標に上陸するということかも知れない。

 それにしても市川さん・増元さんの拉致が本当にここで行われたのだろうか。富山の未遂と同じだとすれば駐車場から海岸の間で拘束され袋に詰められて防風林の中に放置され、夜になってからゴムボートで工作子船に移送されたということになる。一応それで理屈はつくのだが、しかし遺留品の写真などからすると薩摩湖で写真を撮ってから車で移動したとして、海岸に着いた時間はほとんど日没ぎりぎりである。海上から見たときもこの開けた海岸にゴムボートを着けて抵抗する2人を乗せていったのだろうかと感じた。
 ちなみに警察庁のホームページには市川さん・増元さん拉致について次のように書かれている。

「昭和53年(1978年)8月12日、鹿児島県日置郡において、市川修一 (いちかわ しゅういち) さん(当時23歳)が増元るみ子 (ますもと るみこ) さん(当時24歳)を誘って吹上浜に夕日を見に行くと言って外出したまま帰宅しなかったもので、同14日に吹上浜のキャンプ場付近で、市川さんの車両がドアロックされたまま発見されました。増元さんも、家の者に市川さんと吹上浜に夕日を見に行くと言って外出したまま消息を絶ちました。
  警察では、関係者から事情を聴取し、付近の聞き込みや類似事件との比較などを行い、さらに関係各機関との情報交換など、必要な捜査を行った結果、北朝鮮による拉致容疑事案と判断しています」

 この文章には2人がどう拉致されたのかについて書かれていない。すでに36年が経過した事件であり、北朝鮮も拉致を認めているのだから発表して不都合とは思えない。考えてみると2人に限らず、認定しているほとんどの拉致被害者について、警察が公式にその状況を発表していないのはなぜなのか。検証途中ふとそんなことが頭に浮かんだ。

(3)伊作川河口

 前述のように久多島と金峰山を結ぶ線上に伊作川の河口がある。今回も河口入口まで行ったが、乗船した船は水深の関係で河口手前までしか行けなかった。A氏が「黒っぽい鉄製の船」を見たと証言した場所までは800メートル程ある。しかし前述李相哲氏は工作子船がスクリューを跳ね上げることによって水深75センチのところまで入れると言っており、そこまでは十分入れたと思われる。変化の少ないこの周辺では伊作川河口は最も選択しやすい目標物である。
 
12:00 帰港 ブリーフィング後昼食 その後陸路吹上浜へ
14:30 地上からの検証

(4)吹上浜駐車場及び海岸

 午前中海上から見た場所を陸上から検証。海岸ではドローンも使って周囲の状況を撮影した。あらためて考えると現時点で分かっているのは駐車場にあった市川さんの車と、駐車場から海岸に向かう道の脇に放置されていた片方のサンダルだけだった。事件から1週間経った8月19日付読売新聞鹿児島版にはここから1.5キロ離れた鹿児島交通(現在は廃線)の吹上浜・薩摩湖間の線路際の松林でTシャツとジーパンが発見されているが、市川健一さんに確認したところ、現物を妹さんが確認し別人のものと判明しているとのこと。逆に言えばそのあたりまでかなり徹底した捜索が行われたということでもある。それで発見された本人の遺留品がこれだけとなると、例えば薩摩湖周辺で拉致され、別の場所に移送された後、車とサンダルは偽装のために海岸近くで遺棄されたという可能性もあるのではないか。海上から見て目標物がないことからしてもそのような疑念を感じた。

(5) 伊作川

 A氏目撃証言の現場で検証。川辺まで下りてみたが、水深75センチで走れるならここまで来ることは十分可能であると思われた。現在は「砂丘橋」という橋がかかっているが目撃当時は橋はなく、当然ここまで来る人間は少なかったと思われる。また伊作川は河口近くで大きく蛇行しており、死角になる部分が多い。その意味でも潜伏するのには適当だったのではないか。

 以上の検証が終了後ブリーフィングを行い解散した。

関連情報

 (1)市川さん・増元さん拉致当時の吹上浜関連情報

●A氏 市川さん、増元さん拉致前日の昭和53年(1978)年8月11日金曜日夕刻、国民宿舎「吹上砂丘荘」から奥の海岸に車で出たところ、黒っぽい鉄製の船を目撃した。車を反転させて戻ろうとしたとき、6〜7名の黒っぽい服装の集団が車に近づいて来たが、異様な雰囲気(殺気)を感じ車で避退した。何人かがドアに当たった感じがしたが突進してそのまま逃げた。

●B氏 市川さん、増元さん拉致当日の昭和53年(1978)年8月12日夕刻、夕日を見るために吹上浜に立ち寄った折、駐車場に停められている市川さんの車両や海岸に小型の船と伝馬船が着岸しているのを目撃するとともに同所でステテコ姿の不審な男と出会い会話したが、こちらの話す言葉をあまり理解できていないようだった。

●C氏 昭和53年8月12日、網を引くために吹上浜に行った際、車を置いて海岸に行く途中で茶色のゴム草履が片方放置されているのを見て何故片方だけ?と思いながら歩いて行く途中で上半身は白の半袖シャツ、下は黒の膝までピッタリしたパンツ姿の全員で鍛え上げられた肉体の7〜8人の集団と出会い、緊張しながら集団の中を通り抜けた。海岸に出ると、沖合に茶色の船が停泊しているように見え、海岸にはエンジン付きの黒いゴムボートがあり、傍に黒い潜水服に酸素ボンベを背負った人間が一人立っていた。

●D氏 昭和53年8月のお盆前後、吹上浜の海岸に向かう路上に駐車し食事を摂っている最中に前方からアロハシャツのような服にスニーカータイプの靴を履いた30代と思われる3,4人のヤクザ風の男たちが歩いてきて車の横を通り過ぎて行った。足音が揃っているのが印象的で、市川さん増元さん拉致事件が発覚して情報提供の呼びかけに応じ警察には話した。

●E氏 昭和53年(1978)年8月某日、会社の行事で吹上浜のキャンプ場に行った夜、吹上浜で人影と沖合にサーチライトでモールス信号を目撃。そのときは自衛隊が訓練でもしているのかと思っていた。

●F氏 吹上浜の駐車場(市川さんの車両が駐車されていた場所と同一)に車を停め、降りて浜に行こうとしたとき、助手席側、運転席側の両方向から40歳代で刈り上げた髪型の男がそれぞれ1人ずつ棒のようなものを投げながら近づいて来たため、急いで車に戻りドアにロックをかけた。

●G氏 お盆のころ、吹上浜に行くと浜辺を4人くらいの男たちが腰まで水に浸かりながら船を引き揚げていた。こちらを見つけ、向かってきたので急いで車に戻った。
 
●H氏 時期不詳、吹上浜に二人で車で行ったところ、4〜5人の背広服姿の男たちに襲われボコボコにされた。

(2) その他情報
●I氏 吹上浜の南に位置する加世田市(現・南さつま市)高橋の海岸で花火大会があり、友人と二人で大会終了後に黒い車に追いかけられたため自転車で逃げ松林に逃げ込んで難を逃れた。

●J氏 時期不詳、夜間南さつま市坊津町付近の海上を船で走行中、突然闇の中から工作船に似た小型船が現れ灯火を点けたため激突寸前で回避した。

●K氏 救う会が把握した情報ではK氏(漁師)は市川さん・増元さん拉致の前日、久多島の北方約5kmの地点で一人で漁をする地元の漁船を灯火を消したまま尾けてきたため、気味が悪くなって港に逃げ帰ったという。また当時「海上で航海灯を消した船が別の光を点滅させていた。吹上浜でも点滅する光が見え、互いに合図をしているようだった」という情報や「無灯火の不審船を見た」という複数の漁師の証言があったという。

●L氏 市川さん・増元さん拉致の前年秋口(バショウカジキ漁中)の夜8時ころ、久多島付近にて夫婦で流し網を設置後に、船上で休息していた。L氏は船の後部甲板で仮眠、奥さんは船内で仮眠。近くでザワザワと声がしたので上半身を起こして凝視すると2トンくらいの小型船がいて、船首をこちらに向け、傘付きの電灯を灯し、5・6人の男たちが船首部分に背をかがめて(匍匐前進のような態勢)並んで、こちらを物色するように見ていた。不気味に思ったが、再び仮眠した。その後、作業再開したときには、先ほどの不審船は陰も形もなかった。当時漁民間のトランシーバーでは「猛スピードで走る小型船がいるので、注意したほうが良い」との情報があった。その時は、拉致の話題もなく、無関係と思っていた。しかし、翌年「拉致事件」が発生して、もしかしたらと思った。目撃した「小型船」は、テレビで見た「大型船の内部に格納されたもの」にも思える。従って「久多島の裏側」にでも、大型船が待機していたのではないか。

(3)特別検証の報道を見てその後提供された情報

●M氏・Nさん(夫婦)市川さん増元さん拉致の頃、家族で吹上浜キャンプ場前の砂浜でジープに乗っていたら、松林の枯れ木の間から旧国鉄の紺色のような制服を着た二人組が睨んでいた。頑丈そうな体格の二人に、殺気みたいなものを感じて、怖くなり急いで帰った。

●Oさん 昭和50年(1975)夏頃3家族でに吹上浜キャンプ場でキャンプをした(当時小学生)。ロッジには大人と子供が別れて宿泊、子供のロッジは一番海側、すぐ側は竹林だった。部屋には弟と親戚の3人。大人達は別のロッジで宴会中。夜、物音がしたので窓を開けると男がいきなり覗き込み「お父さん達は向こうへ行ったから連れて行ってあげる」と日本語で話した。背後には複数の人影が見えた。最年長だったので「出てって下さい!」と大声で叫び、バスタオルで引っぱたいた。するといきなり下半身を掴まれた。さらに抵抗すると男は逃げて行く。人数は5、6人。作業服のような服装。

 以上の2件は場所も近く、(1)の国鉄の制服というのは昔機関士などが来ていた「ナッパ服」と言われる作業服だと思われる。子供への声のかけ方は藤倉姉弟(昭和55年広島で失踪)の失踪と通じる可能性がある。また「キャンプ場」というロケーションは大屋敷正行さん(昭和44年沼津で失踪)のことを思い出す。

(4)追記

 A氏からOさんまでの証言はもちろん、全て北朝鮮工作員がらみであると検証されているわけではない。中には記憶違いや別件不審者の見間違いということもあるかも知れない。しかし「5、6人」「体格が良い」「殺気」「作業服」などのキーワードは他の地域で目撃されている北朝鮮工作員と思われる人物の印象とも通じるものがある。また検証後の二つの情報もこれまで人に話していないことが検証の報道をきっかけに証言されたものであり、まだ表に出ていない情報は多数あると思われる。

 吹上浜に関する現地調査及び特別検証などで提供された情報を総合して見ると、目撃された人物たちが拉致に関与したと仮定すると人数の多さが問題となる。工作員関係については、海上から来る工作員は侵入・潜伏目的以外では通称案内人と呼ばれる2名(指揮者「組長」と船外機の操縦手)が主体。

 ゴムボートは美浜事件(平成2年10月、福井県美浜町に漂着)のゴムボートの全長は3.45mで九州南西海域工作船事件(平成13年12月、九州南西海域で自沈)の工作船に積載されていたゴムボートは全長4.6mで、移動時の乗船定員は4名から8名と考えられる。仮に陸上に拉致のために工作員が5,6人いたとするなら、その工作員と拉致被害者を乗船させるとなると全長5m以上のゴムボートでなければ身動きが取れない状態となる。

 昭和46年(1971)10月2日未明に起きた馬渡事件では指宿郡頴娃町(現南九州市)の馬渡海岸にゴムボートで工作員が侵入しようとし、2名が発見され警察の事情聴取を受けている。この事件に関して翌3日付の地元紙「鹿児島新報」はゴムボート2隻が着岸し6名の上陸が認められたとしている。記事によれば2名の在日朝鮮人が同町内で発見され任意で事情聴取されたが残りの4名は小型船で逃走したとのこと。

 一方平成23年(2011)11月12日に実施された特定失踪者問題調査会一万キロ現地調査第4回の折、当時工作員を見つけて警察に通報した男性は、「上陸しようとしたのは4人、浜には荷物を持った2人の背広姿の男がいた」と説明した。

 労働党の機関が行う場合、海上からゴムボートで着岸する工作員は作戦部所属の戦闘員2名程度で、その任務はあくまで運搬役であり、見張りや実行部隊は日本国内に居住する固定工作員や協力者を状況に応じて編成していたと思われる。

 この推論をこれまで現地調査及び特別検証で収集した情報と付き合わせるとともに、今後情報をさらに収集、公開し、政府に対しても一層の情報開示を求めていく。

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・12月10日(土)「ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録」(政府拉致問題対策本部事務局・特定失踪者問題調査会主催)
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・専務理事村尾が参加
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・12月18日(日)13:30「拉致被害者全員の帰国実現を訴える!12.18山口県民集会」(集会実行委員会主催)
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2016年12月 5日

ギャップ 【調査会NEWS2347】(28.12.5)

 昭和34年(1959)からのいわゆる「帰還事業」で北朝鮮に渡った在日朝鮮人や日本人妻、その家族の中で北朝鮮を脱出し、日本に戻って来ている人たちのことを「脱北帰国者」と言います。

 最近脱北帰国者の方々と話していてふと、北朝鮮での体験が日本とあまりにギャップがあるために、思いが伝わりにくいのではないかと感じました。例えば最近出版された木下公勝さんの著書『北の喜怒哀楽ー45年間を北朝鮮で暮らしてー』(高木書房)には公開処刑のシーンが出てきます。何年か前、秋田での集会で木下さんとご一緒したとき、公開処刑のことを聞いたら木下さんは、なんでそんな当たり前のことを聞くのかという反応をしました。

 その反応自体がショックだったのですが、北朝鮮にいたときの飢餓も人権侵害も、日本では考えられないものです。確かに何も知らない人がいきなり聞かされても実感を伴わないでしょう。だからもちろん私も含めてですが、彼らの話を聞き、書物を読んだ人間があらためて解釈して普通の日本人に分かるように伝えていくのも大事なことだと思った次第です。このニュースを読んで下さっている方は予備知識をお持ちだと思います。1対1でかまわいません(逆にその方が効果があります)、これまで以上に伝えていく努力をして頂ければ幸いです。

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2016年12月 3日

「日本死ね」 【調査会NEWS2346】(28.12.3)

 「保育所落ちた日本死ね」というのが流行語大賞を授賞したそうです。正直なところ保育所落ちたくらいで「日本死ね」なんぞというのはどんなアホかと思いますし、それを流行語大賞に選ぶ皆さんも皆さんだし喜んで授賞式に出てくる国会議員も国会議員です。皆自分の国に何を言っているんだと、正直思います。

 しかし、拉致被害者から「救い出してくれない日本死ね」言われたらどうするでしょう。「いや憲法の制約があって」とか「拉致認定されていなかったので」とか答えるのでしょうか。

 拉致被害者の皆さんが今どう思っているかは、もちろん分かりませんが、何もしてこなかった祖国に対して怒りを持っていても不思議ではありません。ひょっとしたらその怒りで対日工作に協力した人もいるかも知れません。

 「保育所落ちた日本死ね」くらいならジョークでも済みます。「救い出してくれない日本死ね」だったら私たちはどう答えたら良いのでしょう。

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2016年12月 2日

吹上浜周辺に関する新情報 【調査会NEWS2345】(28.12.2)

 特別検証で赴いた吹上浜周辺について、その後2件の情報提供がありました。

(1)市川さん増元さん拉致の頃、家族で吹上浜キャンプ場前の砂浜でジープに乗っていたら、松林の枯れ木の間から旧国鉄の紺色のような制服を着た二人組が睨んでいた。頑丈そうな体格の二人に、殺気みたいなものを感じて、怖くなり急いで帰った。

(2)昭和50年(1975)夏頃3家族でに吹上浜キャンプ場でキャンプをした(当時小学生の女性)。ロッジには大人と子供が別れて宿泊、子供のロッジは一番海側、すぐ側は竹林だった。部屋には弟と親戚の3人。大人達は別のロッジで宴会中。夜、物音がしたので窓を開けると男がいきなり覗き込み「お父さん達は向こうへ行ったから連れて行ってあげる」と日本語で話した。背後には複数の人影が見えた。最年長だったので「出てって下さい!」と大声で叫び、バスタオルで引っぱたいた。するといきなり下半身を掴まれた。さらに抵抗すると男は逃げて行く。人数は5、6人。作業服のような服装。

 以上の2件は場所も近く、(1)の国鉄の制服というのは昔機関士などが来ていた「ナッパ服」と言われる作業服だと思います。注目すべき情報ですが、子供への声のかけ方は藤倉姉弟(昭和55年広島で失踪)の失踪と通じる可能性がありますし、「キャンプ場」というロケーションは大屋敷正行さん(昭和44年沼津で失踪)のことを思い出します。

 このような経験を持った方は全国におられると思います。「怖くて誰にも話せなかった」「警察に話したがとりあってもらえなかった」など、何十年も表に出てこなかった情報が山ほどあるはずです。吹上浜に限らず全国で同様の情報がありましたらぜひお知らせ下さい。

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〒112-0004東京都文京区後楽2-3-8第6松屋ビル301
Tel03-5684-5058Fax03-5684-5059
email:comjansite2003■chosa-kai.jp
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調査会ホームぺージ:http://www.chosa-kai.jp/
YouTube https://www.youtube.com/channel/UCECjVKicFLLut5-qCvIna9A
発行責任者 荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい)
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<カンパのご協力をよろしくお願いします>
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はご連絡下さい)
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2016年12月 1日

特定失踪者リスト人数の訂正 【調査会NEWS2344】(28.12.1)

 午前中流したニュースで香月正則さんの国内での所在確認により公開の調査会独自リストは270名としていましたが、6月に花田昭博さんを公開したときに人数を追加していなかったようで、正しくは下記のようになります。お詫びして訂正します。

 公開の調査会独自リスト 271名。うち拉致濃厚(通称1000番台リスト)が77名、拉致疑惑(通称0番台リスト)が194名です(非公開を含めた数は約470名のまま)。公開の失踪者のうち国内で消息が確認された方は25名から26名になります。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
23:30〜24:00 中波1431kHz
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
※事前申込み・会費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

・12月10日(土)「ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録」(政府拉致問題対策本部事務局・特定失踪者問題調査会主催)
・イイノホール(千代田区内幸町2-1-1 地下鉄霞ヶ関駅C4出口直結)
・専務理事村尾が参加
・問合せ 調査会

・12月11日(日)集まれ、山陰特定失踪者の集会in松江(東アジアネットワーク主催)
・松江ニューアーバンホテル(松江市西茶町40-1 一畑電車松江しんじ湖温泉駅徒歩7分0852-23-0003)
・代表荒木が参加
・問合せ 石原代表(090-9417-8363)

・12月18日(日)13:30「拉致被害者全員の帰国実現を訴える!12.18山口県民集会」(集会実行委員会主催)
・山口県立図書館(山口駅徒歩20分 083-924-2111)
・代表荒木が参加
・問合せ 渡邊さん(090-3300-9686)

・12月22日(木)18:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・堺市産業振興センター(大阪府堺市北区長曽根町183 中百舌鳥駅から300メートル)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp

・平成29年

・1月14日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・TKPガーデンシティ天神(地下鉄空港線天神駅1番出口すぐ 092-720-8003)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp 

・1月15日(日)13:30「拉致問題を考える国民の集い」(政府拉致問題対策本部・広島県・救う会広島主催)
・広島県民文化センター(広電市内線紙屋町下車徒歩3分)
・代表荒木が参加

・1月28日(土)10:30「国際講座」(拓殖大学海外事情研究所主催)
・拓殖大学文京キャンパス(丸ノ内線茗荷谷駅徒歩5分)
・代表荒木が参加
・問合せ 拓殖大学オープンカレッジ課(03-3947-7166) 

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・チャンネル桜【防人の道NEXT】靖国の宴〜国を問わない英霊の語らい-荒木和博氏に聞く[桜H28/8/24]
・代表荒木が出演
・YouTubeで視聴可能
https://youtu.be/oBSXH4yPqzw

・channel AJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。
http://ajer.jp
※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版) >
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊) >
・定価1000円(税別)
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊) >
・定価1800円(税別)
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特定失踪者問題調査会ニュース
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香月さん、そして金田さん【調査会NEWS2343】(28.12.1)

 今日警察は昭和60年(1985)に失踪した香月正則さんについて国内で所在を確認し、北朝鮮による拉致の可能性はないと発表しました。

 ご家族に連絡をとったところ、正則さんに会うことはおろか、警察から所在確認の連絡すら受けていなかったとのこと。これまで国内での所在が確認された人の警察発表においては事前にご家族が会うか、最低限電話で話す等のことをしていたのですが、ご家族にも伝えずに公表するというのは聞いたことがありません。警察はプライバシーの問題があるとしてマスコミにもそれ以上のことは明らかにしていないようですが、ご家族に伝える前に公表した理由くらいは説明しても良いのではないでしょうか。

 ところで昨日一通の喪中葉書が届きました。誰かと思ったら平成8年(1996)に失踪した金田祐司さんのご家族からで、私たちの連絡先になっていたお母さん、金田和子さんが先月90歳で亡くなられたとのことでした。大阪の堺にお住まいで家族懇談会などでたびたびお会いしていました。ご高齢で、近年は癌を患っていたそうですがお元気な方で、息子さんに会いたい一心でがんばっておられました。遅ればせながらご冥福をお祈り申し上げます。

 しばらく前ですが、国内で所在確認された方で、何十年ぶりにご自宅に帰ったとき、駅まで迎えに出たお母さんと途中ですれ違ってお互い気付かなかったということがありました。それほど時間は厳しいもので、国内にいると分かっているなら一刻も早くご家族に会えるようにすべきですし、いうまでもなく拉致でなければ一刻も早く救出しなければなりません。そのことを総理以下もっと真面目に考えていただきたいと思う次第です。

 なお、香月さんの国内での所在確認により公開の調査会独自リストは270名になります。うち拉致濃厚(通称1000番台リスト)が77名、拉致疑惑(通称0番台リスト)が193名です(非公開を含めた数は約470名のまま)。

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
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23:30〜24:00 中波1431kHz
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
※事前申込み・会費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

・12月10日(土)「ふるさとの風・しおかぜ共同公開収録」(政府拉致問題対策本部事務局・特定失踪者問題調査会主催)
・イイノホール(千代田区内幸町2-1-1 地下鉄霞ヶ関駅C4出口直結)
・専務理事村尾が参加
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・12月11日(日)集まれ、山陰特定失踪者の集会in松江(東アジアネットワーク主催)
・松江ニューアーバンホテル(松江市西茶町40-1 一畑電車松江しんじ湖温泉駅徒歩7分0852-23-0003)
・代表荒木が参加
・問合せ 石原代表(090-9417-8363)

・12月18日(日)13:30「拉致被害者全員の帰国実現を訴える!12.18山口県民集会」(集会実行委員会主催)
・山口県立図書館(山口駅徒歩20分 083-924-2111)
・代表荒木が参加
・問合せ 渡邊さん(090-3300-9686)

・12月22日(木)18:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・堺市産業振興センター(大阪府堺市北区長曽根町183 中百舌鳥駅から300メートル)
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・平成29年

・1月14日(土)17:30「予備役ブルーリボンの会シンポジウム」(同会主催)
・TKPガーデンシティ天神(地下鉄空港線天神駅1番出口すぐ 092-720-8003)
・代表荒木が参加
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・1月15日(日)13:30「拉致問題を考える国民の集い」(政府拉致問題対策本部・広島県・救う会広島主催)
・広島県民文化センター(広電市内線紙屋町下車徒歩3分)
・代表荒木が参加

・1月28日(土)10:30「国際講座」(拓殖大学海外事情研究所主催)
・拓殖大学文京キャンパス(丸ノ内線茗荷谷駅徒歩5分)
・代表荒木が参加
・問合せ 拓殖大学オープンカレッジ課(03-3947-7166) 

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