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2017年2月18日

緊急セミナーご参加・視聴ありがとうございました 【調査会NEWS2397】(29.2.18)

 昨日は緊急セミナーへの参加・ネットでの視聴、また告知の拡散等ご協力ありがとうございました。

 ここで議論された内容はまとめて各方面に要請していきます。今後ともご協力よろしくお願い申し上げます。

 以下は配布した資料の中で私が予備役ブルーリボンの会代表として書いたものです。ご参考まで。
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● 話し合いだけでは拉致被害者は取り返せません

 北朝鮮では昭和20年(1945)日本の敗戦による解放直後から血なまぐさい権力闘争が続いてきました。金日成、そして息子の金正日、その息子の金正恩と、三代にわたって次々と自らの邪魔になると思った人間を粛清し、排除してきました。金日成も事実上金正日によって死に至らしめられ、さらに金正恩の時代になってからは叔父張成沢が、そして兄金正男さえも命を奪われました。
 北朝鮮は昭和25年(1950)武力統一をめざして韓国に奇襲南侵し、その後もたび重なる挑発を行っています。昭和43年(1968)には韓国大統領官邸を狙い特殊部隊を送り込み、昭和58年(1983)にはビルマ(現在のミャンマー)を訪問した韓国大統領を暗殺しようとしました。この事件で大統領は難を逃れましたが多数の閣僚が亡くなっています。さらに昭和62年(1987)には工作員が中東から韓国に戻る大韓航空の旅客機に爆薬をしかけ乗員乗客115名を殺害しています。そしてそのような中で多数の日本人も拉致をされてきました。
 このような国が、話し合いだけで拉致被害者を全て返すはずはありません。「被害者を返さない限り国交正常化には応じない」という政府の方針は誘拐犯に対して「人質を解放しないと仲良くしてあげないぞ」というのと大差ないのです。

● 「情報がない」「準備ができていない」
…ならば、情報を集め、準備をすればよいのです

 「拉致被害者がどこにいるか、情報がないからできない」「準備ができていないからできない」という声があります。まったくもっともです。そして私たち自衛隊OB、予備自衛官は少なくとも、そう語る一般の人たちより、はるかにそれを理解しているつもりです。
 しかし例えば国内で人質事件があったとき、警察は「部屋の中の状況が分からないから救えません」というでしょうか。そんなことが許されるはずはありません。あらゆる方法を使って情報を収集し、準備をして人質の救出を図るはずです。
 当然ながら拉致被害者救出のためにも、今からでも全力で情報を収集して、準備をすべきです。危険な状態であればあるほどその任務が遂行できるのは自衛隊しかありません。準備をして、結果的にそれを使わないで済めばそれに越したことはない。それだけのことです。準備すらしない理由はどこにもありません。m
 拉致被害者は最高指導者の兄でも叔父でも殺されるような、そしてかつて何百万人もの国民が餓死し、何十万人もの罪無き人々が政治犯収容所に送られてきた国にいるのです。

 私たちは話し合いを排除するものではありません。しかしその話し合いにも、あのような国相手なら力による威圧は必要です。もちろん、全ての被害者を取り返すためには体制を変えるしかなく、それは逆に軍事力でできるものではありません。いずれにしても国民の「取り返す」という意志のもとに政治の「取り返す」という決断が必要です。

 あなたは拉致被害者を救いますか、それとも見捨てますか

予備役ブルーリボンの会代表  荒木和博

<現在「しおかぜ」の放送時間と周波数は以下の通りです>

22:00〜23:00 短波7410kHz 6145kHz 5935kHzのいずれか
23:05〜23:35 短波7325kHz 5935kHz 5910kHz(100kW)のいずれか
01:00〜02:00 短波6180kHz 6110kHz 6085kHzのいずれか

<調査会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等 >
※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

・2月26日(日)14:00「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 名古屋」(同会主催)
・桜華会館(地下鉄名城線市役所前駅徒歩10分 052-201-8076)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp

・3月24日(金)17:30「しおかぜ公開収録in新潟」(調査会主催)
・新潟県民会館(市役所前バス停徒歩5分 025-228-4481)
・代表荒木・専務理事村尾が参加
・問合せ 調査会 

・4月29日(土)14:00「予備役ブルーリボンの会シンポジウム in 秋田」(同会主催)
・にぎわい交流館「あう」(秋田駅前 018-853-1133)
・代表荒木が参加
・問合せ info@yobieki-br.jp
※前の告知で時間が違っておりました。14:00スタートです。お詫びして訂正します。

・5月7日(日)14:00「西村真悟政局講演会 SIMULATE自衛隊による拉致被害者奪還」(真悟の会・堺主催)
・堺市産業振興センター(大阪府堺市北区長曽根町183 中百舌鳥駅から300メートル)
・代表荒木が参加
・問合せ 真悟の会・堺(072-277-4140)
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・channel AJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。
http://ajer.jp
※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版) >
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊) >
・定価1000円(税別)
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊) >
・定価1800円(税別)
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特定失踪者問題調査会ニュース
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発行責任者 荒木和博(送信を希望されない方、宛先の変更は
kumoha551■mac.com宛メールをお送り下さい)
※■を半角の@に置き換えて下さい。
<カンパのご協力をよろしくお願いします>
郵便振替口座00160-9-583587口座名義:特定失踪者問題調査会
銀行口座 みずほ銀行 飯田橋支店 普通預金 2520933 名義 特定失踪者問題調査会
(銀行口座をご利用で領収書のご入用な場合はご連絡下さい)
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