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2018年9月30日

恋に落ちる 【調査会NEWS2830】(30.9.30)

※お気付きになった方もおられると思いますが号数を1号飛ばしてしまいました。前号(2829号・9月30日付)が本来2828号(日付は29日付)なのですが、混乱を避けるためそのままにして2828号は欠番にします。ご迷惑をおかけしてすみません。
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 トランプ大統領が金正恩と「恋に落ちた。彼は私に美しい手紙を書いた」とかスピーチしたそうです。まあ、ジョークはジョークですが、恋人相手に日本人の拉致被害者を返せと言ってもらうのは無理ではないでしょうか。あるいは政府は恋人から言ってもらえば効き目があると思っているのか。

 さて、全く関係ない話ですが、平成7年(1995)3月30日に国松孝次警察庁長官が自宅前で狙撃され重傷を負うという事件は記憶しておられる方も多いと思います。この事件を捜査した元警視庁の元刑事さんが書いた『宿命 警察庁長官狙撃事件 捜査一課元刑事の23年』(原雄一著・講談社)という本を読みました。国松長官狙撃犯の取り調べに長年従事し、中村泰という別件で服役中の人物が犯人であるという確証を得、証拠も揃えたのに結局警察内部の問題で起訴できなかったという話です。

 この中で興味があったのは中村がもともと拉致被害者救出を目指していたという話でした。本書によれば中村は並外れた銃の知識や取扱能力、射撃の技量があり、確かに、だからこそ国松長官を狙撃できたことは分かります。そして武装組織を作って朝鮮総聯の幹部を拉致し、交換条件として拉致被害者を取り返すことを考えていたとのことでした。

 中村がどこまで本気だったのか、また拉致に関する情報をどうやって得たのかは分かりません。時期的には昭和55年(1980)1月に産経新聞の阿部雅美記者の記事が出た前後ですが、この記事だけでそこまで考えるとは思えません。機会があったら調べてみたいと思います。この人物については先日NHKが特集番組をやったと聞いていますが残念ながら見過ごしてしまいました。もしDVDとか録画されていた方がありましたらお借りできると幸いです。

 自分自身には残念ながらそのようなことをやる能力も技量も大胆さもありませんが、そこまで極端ではないにしても色々なことが考えられるのだなとは思いました。当時にしても総聯の幹部に「あんたを狙っている凄腕のスナイパーがいるよ」と声をかけたら彼らは動揺するでしょうから色々な動きが見えてきたはずです。

 本書は「東京から恋人が来てはるで」という言葉から始まります。大阪府警に著者が赴いて取り調べをする下りで、中村に府警の刑事がかけた言葉です。繰り返し取り調べに赴いていたのでそう言われました。その努力があったからこそ、起訴はできませんでしたが本になって真実を後世に残すことはできました。

 トランプは「恋に落ちた」相手とまだ一度しか会っていません。また会うそうですが、こういう恋は成就されても困りますし、破局に至るならそれに期待をかけていた方が誤りだったと言えるでしょう。いや、政府の批判だけではすまず、私たちにしても結果は出せていないわけで「中村泰の方が本気だった」と言われないようにしなければなりません。

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最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/08/30816-64b3.html
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◎氏名:別役 佳子
◎よみかた:べっちゃく けいこ
◎生年月日:昭和16(1941)年8月1日
◎当時の年齢:27歳
◎失踪年月日:昭和44(1969)年2月15日
◎特徴:身長155〜6センチ。体重55キロ。色白。タバコ吸う、酒は飲む。スポーツは何でもやる。
◎当時の身分:飲食店勤務。
◎最終失踪関連地点:京都市
◎当時の居住地:京都市
◎失踪の状況:電話で高知県香我美町(現香南市)の実家に「(一時帰省で)帰る」と連絡したが、そのまま行方不明。日時は不明だが、当時北海道に居住していた弟に家賃とミシンの支払いを依頼する手紙が送られてきた。実家に子どもを預けていた。

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<調査会・特定失踪者家族会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等>
※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

・10月4日(木)10:00「人権啓発講座」(入間市主催)
・入間市市民活動センター(入間市豊岡4-2-2)
 西武池袋線入間市駅から徒歩約15分・入間市駅から武蔵藤沢駅行きバスで入間市市民会館前バス停下車徒歩約2分
・特定失踪者家族会藤田隆司副代表が参加
・問合せ 入間市教育委員会社会教育課(04-2964-1111 内線4122)
※事前申込みが必要です。

・10月27日(土)14:00「『ふるさとの風』『しおかぜ』共同公開収録in愛媛」
・愛媛生涯学習センター(松山市上野町甲650)
 JRバス・伊予鉄バス下原町バス停下車(松山自動車道松山インターから10分)
・調査会村尾建兒副代表が参加
・問合せ 調査会

・11月10日(土)「拉致問題講演会」(群馬県・救う会群馬他主催)
・松井田文化会館( 信越線西松井田駅徒歩7分 027-393-4400)
・調査会荒木代表が参加
・問合せ 群馬県地域福祉推進室(027-226-2518)
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・産経オピニオンサイト「iRONNA」 荒木論文
「力ずくでも拉致解決」覚悟なき安倍総理も河野洋平と大差なし
https://ironna.jp/article/10763
 ※産経新聞本紙にも転載されました。

・channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。
http://ajer.jp
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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版)>
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊)>
・定価1000円(税別)
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊)>
・定価1800円(税別)
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