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2018年10月 2日

大臣 【調査会NEWS2831】(30.10.2)

 内閣改造で菅官房長官が拉致問題担当大臣を兼務することになったそうです。

 これには二つのことが考えられます。

(1)他に押しつけようがないから官房長官が引き受けた、
(2)本当にものを進めるために官房長官が担当することになった

 誤解している人が多いのですが、拉致問題担当大臣というポストには実際に被害者を救出することについて何の権限もありません。拉致問題担当大臣は外務省にも警察にも、そして自衛隊にも指示を出すことはできません。ご家族の対応と広報活動、あと一部の情報収集程度が任務です。

 ですから内閣全体を動かす官房長官の兼務というのは、もし総理が本気でやった人事なら意味があります。まあ今回入閣した人の中でも拉致問題について分かっていると思える人はほとんどいないので、(2)であることを切に希望するものです。

 本気かどうかは拉致問題をメインに担当する副大臣が置けるかどうかでしょう。そしてその人がこれまでの副大臣・政務官のような挨拶要員ではなく、具体的に拉致問題を進める意志を持っているかで分かります。経験はなくても良いですが意志は絶対に必要です。そういう副大臣が担当大臣たる官房長官と密接に連携して具体的にものを進めれば今のシステムの中では一番適当な形になると思います。

 金正恩と「恋に落ちた」なんぞと言っている大統領に期待をしても仕方ありません。手伝ってくれれば良し、根本的には日本が自力でやらなければなりません。

 そんなことを月刊「正論」11月号に「日本は自力で『拉致』被害者を奪還できるか」と題して寄稿しました。よろしかったら御一読いただけると幸いです。
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最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/08/30816-64b3.html
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◎氏名:長谷川 文子
◎よみかた:はせがわ ふみこ
◎生年月日:昭和27(1952)年2月22日
◎当時の年齢:
◎失踪年月日:昭和44(1969)年3月
◎特徴:血液型A型。中学生の時扁桃腺の手術をしている
◎当時の身分:看護師(病院で働きながら看護学校を卒業)
◎最終失踪関連地点:北海道美唄市
◎当時の居住地:北海道美唄市
◎失踪の状況:仕事、学校の帰りにバスから降りるところまでは目撃されている。警察や近所の人も捜索したがバス停から家へ向かうまでの足取りが全くない。看護免許お金も何も持たないで行方不明になった。


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<調査会・特定失踪者家族会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等>
※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。

・10月4日(木)10:00「人権啓発講座」(入間市主催)
・入間市市民活動センター(入間市豊岡4-2-2)
 西武池袋線入間市駅から徒歩約15分・入間市駅から武蔵藤沢駅行きバスで入間市市民会館前バス停下車徒歩約2分
・特定失踪者家族会藤田隆司副代表が参加
・問合せ 入間市教育委員会社会教育課(04-2964-1111 内線4122)
※事前申込みが必要です。

・10月27日(土)14:00「『ふるさとの風』『しおかぜ』共同公開収録in愛媛」
・愛媛生涯学習センター(松山市上野町甲650)
 JRバス・伊予鉄バス下原町バス停下車(松山自動車道松山インターから10分)
・調査会村尾建兒副代表が参加
・問合せ 調査会

・11月10日(土)「拉致問題講演会」(群馬県・救う会群馬他主催)
・松井田文化会館( 信越線西松井田駅徒歩7分 027-393-4400)
・調査会荒木代表が参加
・問合せ 群馬県地域福祉推進室(027-226-2518)
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・産経オピニオンサイト「iRONNA」 荒木論文
「力ずくでも拉致解決」覚悟なき安倍総理も河野洋平と大差なし
https://ironna.jp/article/10763
 ※産経新聞本紙にも転載されました。

・channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。
http://ajer.jp
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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版)>
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊)>
・定価1000円(税別)
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊)>
・定価1800円(税別)
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