投石被害【調査会NEWS2849】(30.10.25)
昨日紹介した北國新聞の記事について、Facebookではシェアが800件を越え、Twitterのリツィートは2000件を越えました。それだけの方々が別の方々に伝えてくれたということであり、正直面食らっています。それだけ800隻という数のインパクトが強かったということでしょうか。
今日付の読売新聞の記事では漁場に押し寄せる北朝鮮の違法操業船は1500隻とされており、さらに日本の漁船に対して投石による被害が出ていることも書かれています。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181025-OYT1T50006.html
「海上で投石か?」と思う人もいるでしょうが、平成14年(2002)6月29日に黄海で越境した北朝鮮海軍の艦艇が韓国海軍の高速艇を攻撃した「第2延坪海戦」を描いた韓国映画「ノーザン・リミット・ライン(原題『延坪海戦』」でも、越境した北朝鮮の漁船(実際に載っていたのは偵察目的で漁民を装った北朝鮮海軍の人間)が、退去を求める韓国軍の高速艇に投石をして乗組員が負傷するというシーンがありました。とりあえずの「武器」として積んでいるのかも知れません。
操業のシーンはNHKの10月20日のニュースで流れていてインターネットでも動画で見ることができます(画像は全国イカ釣り漁業協会提供)。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181020/k10011678741000.html?fbclid=IwAR1FLWBhKg6Nuc_JL0mDvI54xIMrFu0NofbN1HQ9Xkc3kj0RivurNaJVwbM
これへの対処、水産庁も海上保安庁も大変だとは思いますが、違法操業している大和堆周辺に対応が集中すれば周囲はがら空きになるわけで、その間を縫って工作員を入れたりしてもほとんど気付かれないでしょう。
元北朝鮮工作員の李相哲(仮名)氏は昭和57年(1982)6月19日に山口県の青海島に侵入しています。彼は相島沖に停泊した工作母船から工作子船で上陸地点近くまで行き、そこからゴムボートで青海島に行って待っていた人間を連れて帰国しています。工作子船で向かう途中漁をしている漁船の間を通っていったそうですが、誰も気がついた様子はなかったとのこと。
青海島の李相哲が上陸した場所のすぐ近くでは一昨年7月、北朝鮮の男性が上陸し、端を渡って本土側に行って身柄を確保されました。その男性は数日前に友人の船でやってきてポリタンクを浮き輪代わりに海に飛び込んでたどり着いたと言っていたそうです。海流から考えても絶対にあり得ない話で、海上保安庁は航空機まで出して「友人の船」を探したそうですが見つからなかったとのこと。ついでに言えば上陸したのは複数ではないかとの情報もあるそうです。
日本はともかく簡単に来られるということです。そして海岸で防ぐこともほとんどできません。今は投石で済んでいますが(それでも当事者は大変だと思います)、そのうちそれが銃弾になり、やがては人命被害が起きるのではないか。もっと事態を深刻に考える必要があると思います。
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最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/08/30816-64b3.html
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◎氏名:川満 敏弘
◎よみかた:かわみつ としひろ
◎生年月日:昭和13(1938)年11月3日
◎当時の年齢:33歳
◎失踪年月日:昭和47(1972)年5月
◎特徴:世話付きの性格だった
◎当時の身分:車両メーカーの荷役。その前は神奈川県座間市で自動車メーカーの季節工。
◎最終失踪関連地点:大阪府寝屋川市の妹宅を出て
◎当時の居住地:愛知県名古屋市
◎失踪の状況:妹の出産見舞いで大阪府寝屋川市に来た時は明るかったが、それを最後に失踪した。名古屋に帰ったかは不明。沖縄出身で地元の仲間とともに季節工として名古屋に勤務。季節が終わったので仲間は沖縄に帰ったが、本人のみは残ったという。
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「力ずくでも拉致解決」覚悟なき安倍総理も河野洋平と大差なし
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