大本営発表【調査会NEWS2890】(30.12.27)
先日ニュースでも書いた海保巡視船への北朝鮮漁船接触のニュースに続いて今度は水産庁の漁業取締船の事件が報道されました。日本の排他的経済水域内で違法操業していた中国漁船を取り締まろうとして立入検査に乗り込んだ水産庁の職員12人を載せたままその漁船は反日以上逃げ回り、さらに逃げ回りながら漁を続けたとのことです。
12人も乗っていたなら強制的に止めることも可能だったのではないかと思います(元海上保安官の一色正春さんも「物理的に停船させることができたはず」と言っています)。ぶつけられた海保の巡視船もそうですが、事なかれ主義で事を荒立てたくない上からの指示だったのではないでしょうか。尖閣で日本の漁船の接近は絶対に阻止するのに中国船が近づくのは大目に見るているのと同じです。
この事件が起きたのは11月5日とのことで、つまり2か月近く隠していたことになります。もういい加減にしてくれと言いたい。こうなると北朝鮮漁船の関係でも政府の発表は信じられません。実は海上でもっとひどいことがおきていたり、すでに相当数の人間が上陸していることが分かっていて、それを隠しているのではないでしょうか。昔風に言えば「大本営発表」です。
かつての「大本営発表」も、最初の頃は戦果も損害もそう大きく間違ってはいなかったそうですが、ミッドウェー海戦で敗北し、それを海軍が天皇にも政府にも陸軍にも隠したために事実とかけはなれた発表になり、嘘をごまかすためにまた嘘をつくという連鎖が続きました。その結果日本がどうなったのか、すでに歴史が証明しています。
それぞれの役所の担当者の方にもお願いしたいのですが、組織の論理で隠していれば、やがて国家の屋台骨が傾くかも知れません。政府の方針として隠すなら、個人の良識としてそれを明らかにするというのも、より国家に報いる道ではないかと思う次第です。ご協力を心よりお願い申し上げます。
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<官房長官への要請文書と政府からの回答及びそれに対する見解>
4、対北放送について
<要請文書>
総務大臣時代の大臣のご尽力もあり、短波放送「しおかぜ」は順調に送信を行っており、緊急時には24時間放送もできる体制になっています。また、北朝鮮当局の妨害電波対策と、さらなる短波放送強化のために、同一時間、別周波数の二重放送を今後の検討課題にしたく、お力添えをお願いします。
一方、第三国から送信している中波放送については当該国の事情により送信が中止された状態です。つきましては外交ルートも使い送信再開を促して戴くとともに、NHK中波第二放送の空き時間利用へのご協力をよろしくお願いします。>
<政府からの回答>
「しおかぜ」の短波放送については、現行の無線局の免許において、同一時間帯に周波数を3波指定しており、これらのうち2波を同時に使用して放送することは可能です。一方で、「しおかぜ」の設備使用の変更に当たっては、設備の所有者及び設備を共用する放送事業者との調整が必要になるものと承知しています。政府としては、このような要望があることを関係者にお伝えし、必要に応じ、検討を促してまいります。
第三国から送信している北朝鮮向け中波放送の送信が中止している状況については、事実関係の把握に努めるなど適切に対応しているところであり、今後とも関連状況を注視してまいります。なお、NHK中波第二放送は、あくまで国内向けの放送として、国内をカバーするために必要な出力により実施しており、北朝鮮において受信することは困難と考えております。
<回答に対する見解>
2波同時使用については既に総務省と交渉を進めており来年3月末から開始を前提に調整を行っている。それにともなう費用の増加については格段の対応を求めたい。
また中波については国内の啓発に資することを大前提として、第二放送の空き時間に行うことを求めたい。
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最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(更新に伴い場所を移動しました)
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/301220-96bd.html
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<特定失踪者データ>
◎氏名:後藤 久二
◎よみかた:ごとう ひさじ
◎生年月日:大正3(1914)年2月8日
◎当時の年齢:63歳
◎失踪年月日:昭和52(1977)年10月30日
◎特徴:顎のえらが張っている。生真面目な性格
◎当時の身分:元国鉄職員
◎最終失踪関連地点:新潟県上越市の自宅近く
◎当時の居住地:新潟県上越市
◎失踪の状況:夕刻、身体の具合が悪かった奥さんに代わり、醤油を買いに出たまま消息不明となる。埼玉県の長女は、勤務先に毎日同じ道を通い、寄り道もしない、生真面目な姿をよく覚えていたので、後藤さんの妻から失踪の電話を受け、すぐに疑問を感じたという。
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<調査会・特定失踪者家族会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等>
※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。
・1月12日(土)13:30「拉致問題を考える川口の集い」(川口市主催)
・川口駅前市民ホール フレンディア(川口駅東口前、キュポラ4階)
・特定失踪者家族会藤田副代表・調査会代表荒木が参加
・問合せ先 川口市福祉部福祉総務課(048-259-7929)
・2月9日(土)14:00「『北朝鮮拉致問題解結を願う都民の集い』コンサート」(東京都・政府拉致問題対策本部主催)
・なかのZERO小ホール(中野駅南口徒歩7分 中野区中野9-7)
・特定失踪者家族会生島幹事・調査会副代表村尾が参加
・問合せ先 東京都総務局人権部人権施策推進課(03-5388-2588)
※事前申込みが必要です。
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・FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」
毎週木曜日21:00~、「RADIO TXT FM Dramacity 776.fm」(札幌)
副代表村尾がパーソナリティー
インターネット「ListenRadio」で札幌以外でもパソコン・スマホから聴取できます。
http://listenradio.jp
・channelAJER(チャンネル アジャ)では代表荒木の担当する番組『救い、守り、創る』を送信しています。会員制ですが1回30分の番組の前半は無料で視聴していただけます。
http://ajer.jp
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※特定失踪者に関わる報道は地域限定であってもできるだけ多くの方に知らせたいと思います。報道関係の皆様で特集記事掲載や特集番組放送などについて、可能であればメール(代表荒木アドレス宛)にてお知らせ下さい。
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・定価1600円(税別)
<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版)>
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊)>
・定価1000円(税別)
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊)>
・定価1800円(税別)
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特定失踪者問題調査会ニュース
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