サムボン号【調査会NEWS2897】(31.1.3)
例のレーダー照射事件で韓国側は日本に謝罪を要求するとのこと。まあ昨日のニュースの小野次郎さんのような日本人もいますからそう言っても大丈夫と思っているのかも知れませんが、駆逐艦「広開土大王」の影に隠れてあまり注目されていないのが海洋警察の警備艦「サムボン号(三峰?艦番号5001)」です。海洋警察最大の5000トン級の船で、海自の公開した画像を見ると北朝鮮の木造船への対処は「広開土大王」ではなく「サムボン」がやっているようです。
そうなると広開土大王の任務はサムボンのオペレーションが邪魔されないように護衛するということが考えられます。海軍と海洋警察が一緒に救助しようとしてもそれぞれの手順などが異なりかえってうまくいかないでしょうから。
問題はそのオペレーションが何だったのかなのですが、韓国では北朝鮮船とその乗組員についての情報が全く報じられていません。やはり何か後ろめたいオペレーションだったのではないでしょうか。それがP-1に見られたので慌ててレーダーを照射し、「何がしたいんですか?」と聞かれて答えられなかった、という感じではないかと。画像ではP-1のクルーが「韓国の5はあんまり見ないですね」と言っているのであまりこのあたりに来ない船なのでしょう。ですからなおのこと気になります。
ともかくどんな状況の北朝鮮船に対して何をしていたのかは韓国政府が明らかにすべきですが、この調子だと「逆ギレ」的状況が続きそうです。日本側は通信情報も取っているのでしょうし、哨戒は毎日やっているのですからもっと色々なことが分かっているはずです。場所がどこだったのかも含めて情報公開をすべきです。
レーダー照射の問題がメインになっていますが、実はこちらの方がもっと奥が深いように思います。もし何か新たな情報がある方、私の見方に間違いがあると思われた方はご連絡いただければ幸いです。
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<官房長官への要請文書と政府からの回答及びそれに対する見解>
8、拉致途中及び北朝鮮での死亡者について
<要請文書>
拉致被害者は全員が無事に帰ってくることがもちろん最も望ましいものの、寺越昭二さんがそうであるとされるように、拉致の途中で殺害された人もいることが想像されます。また寺越外雄さんのように北朝鮮で亡くなった人は年齢等から考えて相当数いると思われます。拉致問題は生存者の帰国のみで終わるものではありません。家族もすでに高齢のケースが多く、拉致被害者が日本国民として存在としていた事実が永久に失われてしまう可能性もないとは言えません。政府はすでに亡くなった方々についても情報を収集し、拉致については北朝鮮側に厳しくその責任をただされるよう希望します。
<政府からの回答>
政府としては、全ての拉致被害者の方々の生存を前提に、関係省庁が緊密に連携し、米国、韓国を始めとする関係国とも協力を図りつつ、様々な情報収集を行っております。引き続き、認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の安全確保及び即時帰国のために全力を尽くすとともに、拉致に関する真相究明及び拉致実行犯の引渡しを追求してまいります。
<回答への見解>
全く答えになっていない。この回答は死亡した拉致被害者の問題について政府が考慮していないことを明らかにしたものであり、あるいは死亡者は被害者として扱われないという意味ともとれる。この点は今後あらためて追求していきたい。なお、拉致に関わった人間は被害者の生存死亡に関わらず逮捕し罪に問うべきである。警察にもあらためてその視点からの捜査を求めたい。
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最新の北朝鮮船・遺体着岸漂流一覧(更新に伴い場所を移動しました)
http://araki.way-nifty.com/araki/2018/12/301220-96bd.html
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<特定失踪者データ>
◎氏名:金田 竜光
◎よみかた:かねだ たつみつ
◎生年月日:昭和27(1952)年12月16日
◎当時の年齢:26〜27歳
◎失踪年月日:昭和54(1979)年
◎特徴:身長180センチ。非常に痩せていた。右小鼻から右目にかけて薄いあざがあった。明るく、社交的で友人多かった。
◎当時の身分:中華料理店店員
◎最終失踪関連地点:兵庫県神戸市
◎当時の居住地:兵庫県神戸市
◎失踪の状況:幼少の折に両親が離婚し、神戸市の児童養護施設に姉と共に預けられる。昭和43年に同施設を卒園(田中実さんも同年卒園、ただし田中実さんは高卒で3歳年上)。昭和52年頃、田中実さん拉致実行犯、韓竜大が経営する中華料理店「来大」に勤務。昭和53年には田中実さんを「来大」に紹介し、共に働く。1978年6月6日、韓竜大の誘いにより、田中実さんがオーストリア・ウィーンに出国後半年程して、田中実さん投函によるオーストリアからの国際郵便を受け取る。その内容は「オーストリアはいいところであり、仕事もあるのでこちらに来ないか」との誘いであった。田中実さんの誘いを受け入れ、打ち合わせと言って東京に向かったが、以後一切連絡がなく、行方不明となる。
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<調査会・特定失踪者家族会役員の参加するイベント(一般公開の拉致問題に関係するもの)・メディア出演・寄稿・特定失踪者問題に関する報道(突発事案などで、変更される可能性もあります)等>
※事前申込み・参加費等についてはお問い合わせ先にご連絡下さい。
・1月12日(土)13:30「拉致問題を考える川口の集い」(川口市主催)
・川口駅前市民ホール フレンディア(川口駅東口前、キュポラ4階)
・特定失踪者家族会藤田副代表・調査会代表荒木が参加
・問合せ先 川口市福祉部福祉総務課(048-259-7929)
・2月9日(土)14:00「『北朝鮮拉致問題解結を願う都民の集い』コンサート」(東京都・政府拉致問題対策本部主催)
・なかのZERO小ホール(中野駅南口徒歩7分 中野区中野9-7)
・特定失踪者家族会生島幹事・調査会副代表村尾が参加
・問合せ先 東京都総務局人権部人権施策推進課(03-5388-2588)
※事前申込みが必要です。
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・FM「オレがやらなきゃ誰がやる!」
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・定価1600円(税別)
<荒木共著『自衛隊幻想」』(産経新聞出版)>
・定価1200円(税別)
<荒木著『靖国の宴」』(高木書房刊)>
・定価1000円(税別)
<荒木著『北朝鮮拉致と「特定失踪者」』(展転社刊)>
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